ランニングタイツの必要性と効果とは？後悔しない選び方！

2017年2月2日

これからマラソンを始めたいという方には、ランニングタイツの使用をおすすめします。

なぜならランニングタイツには様々な効果があり、特にフルマラソンをする方には上手く活用することで非常に高いパフォーマンスを発揮することが出来るからです。

ではマラソンタイツの効果にはどのようなものがあるのでしょうか。

また後悔しない選び方などあるのでしょうか。



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ランニングタイツとは

今では多くのランナーが愛用しているランニングタイツ。

昔は冬の寒さ対策として活用されていましたが、今は機能性タイツとも言われ冬のマラソンレースだけでなく、気温の高い夏のレースでもランニングタイツを装着している人が多いです。

そして足首から腰までのタイプのものや、膝下から腰までのタイプ、そしてふくらはぎのみをカバーするタイプのものなど様々な種類が出ています。

ではランニングタイツを使用する人達は、いったいどんな効果を得るために使用しているのでしょうか。



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ランニングタイツの効果

ランニングタイツには様々な種類があり、それぞれ持っている機能がまったく違います。

自分の目的に合ったランニングタイツを選ばないと、期待にあった効果は得ることが出来ません。

ではランニングタイツにはどのような効果があるのでしょうか。

疲労回復・疲労軽減効果

ランニングタイツによって適度に圧力をかけると、運動時の筋肉の揺れを押さえることができます。

それによりエネルギーロスを減らすことが可能で、長時間ランニングしても脚の筋肉が疲れにくいという効果が得られます。

この機能はたいていのランニングタイツに付いていますが、更に効果のある、足首からふくらはぎ、そして太ももへと段階的に圧迫力を変えて血流を良くする着圧ランニングタイツもあります。

関節のサポート効果

骨盤をしめることにより体幹を安定させることができます。

それにより長時間ランニングしてもランニングフォームが崩れにくい効果が得られるランニングタイツがあります。

また伸びにくい生地をテーピングのように配置させることで膝を安定させ、膝の痛みの予防や軽減という効果が得られるランニングタイツもあります。

今ではその両方の機能が付いているものが多いのですが、各メーカーによって締め付けの強さとテーピング部分の強度が若干違います。

皮膚の保護効果

全てのランニングタイツで得られるのは、UVカットによる日焼け防止効果です。

夏は紫外線が強く、長時間外で走っていると日焼けをしてしまいます。

そのランニングタイツにはその防止効果もあるのです。

また冬は気温が低いため、保湿効果が期待できます。

夏用と冬用で生地の分厚さや生地の特性・質が変わりますので走る時期に合わせて選ぶことが大切です。

ランニングタイツの選び方

様々な機能があるランニングタイツ。

しかしそれでも各メーカーから多くの種類が出ており、それでもどう選んで良いかわからないと思います。

ランニングタイツを選ぶ上で大切なことをご紹介します。

通気性があること

ランニングタイツで非常に重要なのが通気性です。

ランニングにおいては、どれだけ効率よく風を通してくれるのかという点ではなく、どれだけ効率よく熱を逃せるかということになります。

また通気性の高いランニングタイツは一般的に軽い素材で出来ているため、フルマラソンのような長距離の場合には重さも大きな違いとなってきます。

そのためランニングタイツを選ぶ際は、通気性があるかどうかを確認してから購入することをおすすめします。

吸水性があること

ランニングをすると、もちろん汗をかきます。

この時にいかに汗を吸収してくれるかが実は大切なのです。

吸水性の悪いものだと上半身でかいた汗が吸収をされず、下半身に流れていってしまいます。

マラソンなどの長時間のレースだと汗がなかなか吸収されないというのは、違和感やイライラにつながり、レースに集中できないことも出てきてしまいます。

気持ちよく走るためにも、吸水性のあるランニングタイツを選ぶことが大切です。

速乾性があること

ランニングタイツにおいて、もっとも重要な機能は速乾性です。

いくら吸水性がよく汗を吸収してくれるといっても、なかなか汗が乾かないと重たくなり、気持ち悪い状態が続いてしまいます。

ランニングタイツの素材は、大きく綿とポリエステルの２つで出来ています。

どちらの素材であっても今は機能性がいいですが、速乾性という点ではポリエステルが優っています。

そのため選ぶのであればポリエステルで作られているランニングタイツがおすすめです。

ランニングタイツの注意点

そんなランニングタイツにも実は注意しなければならないことがあります。

サイズに注意する

ランニングタイツにもサイズがあります。

自分に合ったものを着用しないと効果は十分に発揮できません。

特に小さすぎるものを選んでしまうと締めつけ感に馴染めなかったり、息苦しく感じてしまったりします。

最悪、血流が悪くなり足先が冷たくなることもあります。

こうなると長時間走るのは難しくなりますので、自分のサイズに合ったランニングタイツを選ぶことが大切なのです。

寿命に注意する

実はランニングタイツは消耗品です。

寿命は1週間の内3回、ランニングタイツを履いて走った場合に約2年と言われています。

そのため一度買ったものを何年も使い続けるのではなく、必要に応じて買い換えることが大切です。

おすすめのランニングタイツ

それでは各メーカーから出ているおすすめのランニングタイツをご紹介します。

ワコールのCW-X

これはイチロー選手や田中将大投手が履いていることでお馴染みのランニングタイツです。

ロングタイプのランニングタイツでも、用途ごとにいくつかのタイプに分かれています。

例えば、とまる・ねじれるから守るジェネレーターモデルや長時間しっかりと守ってくれるスタビライクスモデル。

また膝を集中的に守るエキスパートモデルなど関節の安定性を重視した作りが特徴です。

特に膝に不安感がある方や初心者には優しいランニングタイツになっています。

またレディースは地味な色だけでなく、かわいい派手な色もあるので女性にもおすすめです。

ミズノのバイオゲア

ミズノは日本を代表するブランドで、今陸上競技やランニングに力を入れています。

下半身の各筋肉や関節をしっかりサポートしたい方向けのBG 8000Ⅱや、軽量感も重視したBG 9000がおすすめです。

下腹部と背中側からしっかりとサポートしてくれるため、安定した姿勢で走ることが出来ます。

また膝のサポート機能や着圧効果、UVカットなども抑えている初心者にはおすすめのものになっています。

ナイキのFITエッセンシャルタイツ

こちらは足首にジッパーが付いているのでシューズを履いたままでも着脱できるのが特徴です。

他にも小物を入れられるポケットがあるので、小銭やハンカチなど入れることが出来ます。

更に速乾性に優れた素材と、通気性のあるメッシュを使っているため心地よい走りをキープしてくれます。

ランニングだけでなく、ジョギングやジムでのトレーニングなど幅広く使うことが出来るのでおすすめのランニングタイツです。

まとめ

このようにランニングタイツを使用することで、様々な効果を得ることが出来るのです。

特に初心者の方はまずは走ることを楽しむという意味でも、ランニングタイツはとても大切です。

その際は自分に合ったランニングタイツを選びましょう。

そしてランニングタイツの効果で最高のパフォーマンスを発揮し、自分の限界に挑戦したり、はたまたフルマラソンで上位を狙いましょう。