運動経験があまりない初心者におすすめのマラソンシューズの選び方

ナイキ(NIKE) ダウンシフター 6 MSL(ブラック/ユニバーシティレッド/アンスラサイト/ホワイト) 684658-031 031 ブラック/Uレッド 26.5cm

マラソンやランニングは短時間でも始められ、手軽さが人気でいまやマラソン人口はとても増えていると言われています。

軽い有酸素運動は気分転換にも有効で始めようかな?

と思っている人で、運動経験があまりないけれどどんなマラソンシューズがいいか、悩んでいませんか?

運動経験があまりない人にぴったりのマラソンシューズの選び方をご紹介します!





運動経験があまりない人のマラソンシューズの選び方

早さよりも足腰の負担軽減をする

マラソンを始める時、何回か走って慣れてくると早く走りたい、タイムをもっと上げたいという思いが出てきます。

しかしマラソンで使う大腿四頭筋やふくらはぎにある腓腹筋、アキレス腱は運動経験があまりない人は筋肉自体に伸縮性がなく、無理な運動で負荷をかけ続けていると筋肉痛になったり鈍痛を伴ってしまいます。

そこで最初のマラソンシューズには、タイムアップを目的としたマラソンシューズは選ばずに、足の筋肉の伸縮を助けるタイプが良いといえます。

自分の足腰を守り、無理のない力をキープして走るという意識でマラソンシューズを探しましょう。

軽いマラソンシューズで体力維持をする

マラソンは持久力が大切になってくる運動です。

平坦な道は勿論の事、軽い上り坂や下り坂、カーブや信号機などでの一旦停止など、走っている間にも様々なアクションを行うので徐々に体力の維持が低下して行きます。

体力が低下するとランニングの適正な姿勢や呼吸がうまく維持できなくなり、長くマラソンが続けられなくなりがちです。

そこで運動経験があまりない人におすすめするのが、出来るだけ軽いマラソンシューズを選ぶ事です。

現在はメーカーから様々なタイプの軽いマラソンシューズが発売されていますが、どれもマラソンシューズの概念を変えるように軽いシューズが多く、足を前に出す、足を引き上げるといったアクションを無理なく支えてくれます。

厚底部分だけ軽量化したものもありますので、試着してその場でアクションを行って確かめてみてください。





甲高・横幅が広い人の選び方

横幅と足の形を知ろう

足の形といっても、同じ日本人であっても年齢や性別によって千差万別です。

また家族全員が違ったタイプの足の形の場合もあります。

日本人に一番多いと言われているのが、親指が一番長いエジプト型です。

エジプト型の場合、靴下の親指が一番先に穴が空く時が多いタイプで、マラソンシューズは窮屈だと親指が曲がりつまづき易くなるので充分に親指の位置が確保できるマラソンシューズを選びましょう。

人差し指が一番長い人は、ギリシャ型と言われます。

ギリシャ型は指が長い部分が地面に対して踏ん張り易くなりますが、指先の疲労も伴うのでこれも指の位置が充分確保できるマラソンシューズが必要です。

足の指の長さがすべて一定であるスクエア型は、中々ぴったりのマラソンシューズがない場合があるので、特注で作る事も視野に入れましょう。

甲高の人は靴紐も重要

甲高の人は、足を横から見ると足先から足首までの角度が高く、三角形になっています。

骨格が太めの人も足の形は甲高も多いと言えます。

甲高の人の場合、足の長さや横幅がぴったりのマラソンシューズを選んだとしても、マラソンシューズに足を入れて靴紐をしめた時に違和感を感じる場合があります。

甲高の人用に作られていないマラソンシューズは、多少は靴紐で調整できたとしても甲の部分だけ飛び出たようになり、走っている時は足のおさまりが不安定になります。

自分の甲の長さを知りたい時は、親指から小指までメジャーを一周させて足囲の部分も計っておきましょう。

シューズメーカーや靴屋では、足囲にそったベストサイズのシューズを提案してくれるところもあります。

初心者におすすめのマラソンシューズメーカー

NIKEのマラソンシューズ

おしゃれなデザインや組み合わせ自由なカラーが充実しているNIKEのマラソンシューズは、実際に履いてみると横幅が少し狭く感じるかもしれません。

これはNIKEのシューズの設計上、横の部分がラウンドして包み込むような形に設計されている理由が一つにあります。

NIKEのおすすめマラソンシューズは、ランニングシューズのダウンシフターです。

ダウンシフターは、しっかりした厚底が足底全体を支える形をしており、アスファルトや固い道でも足裏に対するストレスを軽減します。

また柔らかい素材が使用され全体的に軽量化されており、長距離走っても底が重いマラソンシューズに比べて体力への負担も軽くなるように設計されています。

MIZUNOのマラソンシューズ

マラソンをしている人でMIZUNOのマラソンシューズを着用している人を、見かける機会が多いかもしれません。

MIZUNOはマラソン選手や陸上競技選手のスポンサーである事が多く、ミズノトラッククラブも企業としてサポートしています。

常に選手の為に考えて創り出されるマラソンシューズが多いので、様々なシーンや人に対応したシューズが多いのが特徴です。

初心者におすすめのMIZUNOのマラソンシューズでは、ウエーブシリーズが適当と言えるでしょう。

20年以上マラソン愛好者に使われ続けているウエーブシリーズでは足運びがスムーズで風を切るようなウエーブライダー、Smooth Rideを搭載したウエーブユナイタス、夜間でも光があたると虹色に反射するウエーブプロフェシーがおすすめです。

特にナイトランや早朝ランでは、走っているランナーを車や周囲に伝える必要があるので、ウエーブプロフェシーのような反射加工がされたマラソンシューズが大事となってきます。

アシックスのマラソンシューズ

アシックスのマラソンシューズは、横幅が広い人、甲高の人でもマラソンが楽しめるサイズ豊富な所が魅力です。

アシックスのマラソンシューズで運動経験があまりない人、初心者におすすめのタイプは足の屈曲のスムーズな動きを助けるラバーソールが特徴のGEL-INFINIです。

GEL-INFINIはデザインによっては男女兼用なので、自分が気に入ったシューズをピックアップする事が出来ます。

走る時は蹴り上げる力をサポートしたソール、そして着地の時も地面とのずれを軽減した安定性が抜群にあります。

デザイン、サイズとも豊富なので小学生や中学生向けのサイズ展開もあり、親子揃って同じアシックスのマラソンシューズを揃えて、家族みんなで一緒にマラソンを楽しむことも出来ます。

逆に甲にすき間が出来る人は、足のすき間にぴったりとはまる目的としたインナーソールも取り換え可能なので、足の空間を埋めて走り心地の良いインナーソールを求めることが出来ます。

インナーソールの種類で迷った時には、靴屋の店員やランニングシューズ担当者に問い合わせをすると、マラソンシューズと相性の良いインナーソールを探してくれるので、初心者の方は自分で選ばずにランニングシューズ担当者にお願いしてみましょう。

もし夏場などで暑い時期も、足の蒸れを軽減するインナーソールもアシックス製で揃っています。

まとめ

運動経験があまりない人でおちいりやすいポイントが、デザインなどの見た目で買ってしまい、サイズや履き心地が慣れなくて中々マラソンが長続きしない点です。

マラソンシューズは最初でもあまり安価なもので決めてしまわず、長く使うので耐久性も考えてスタンダードなモデルと値段のものを購入する事をおすすめします!

また足の長さ、横幅、甲のサイズ、足囲すべてを計り、長時間マラソンしても体に負担が少ないものを最優先で探して見ましょう。