最も快眠できる世界で一つだけのまくらが欲しい!そんな人のためのオーダーメイドまくらとは?
まくらの中には高反発性や低反発性のものをはじめ、まくらに入れる詰め物にこだわったものまで実にさまざまな種類の商品が販売されています。
ところが自分に合ったまくらを見つけるのは、なかなか難しいものです。
まくらが合わないと肩や首のコリ、頭痛だけでなく、腰痛など下半身への悪影響も懸念されます。
またよく眠ったつもりでも朝の目覚めが悪く、疲れが取れないで身体に不調をきたしてしまうことだってあるのです。
そんな人におすすめなのがオーダーメイドまくら。
世界に一つだけのまくらが欲しいと思っている人のために、今回はオーダーメイドまくらのサイズの測り方や種類など、いろいろな内容を紹介していきたいと思います。
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オーダーメイドまくらは何のサイズを測定するの?
服をオーダーメイドで仕立ててもらうのと同様、まくらもオーダーメイドの場合は身体のいろいろな部分のサイズを測って作ります。
オーダーメイドまくらは頭と首、肩のサイズだけを把握しても、快適な眠りを約束するまくらにはなりません。
まず立っている姿から身体のサイズを測定していきます。
その理由はその人の立っている姿勢が、その人にとって一番快眠できる寝姿になるからです。
つまり一番快眠できる姿勢から測定することで、最も自分に合ったオーダーメイドまくらができるのです。
立った姿勢でサイズを測定し終えたら、首や頭、肩のサイズを正確に測っていきます。
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オーダーメイドまくらにおすすめの詰め物とは?
最近ではオーダーメイドまくらの詰め物にこだわる専門店も増えてきています。
従来のものは高反発か低反発のウレタン製のものや、綿、パイプなど今ほど素材の種類は多くありませんでしたが、まくらの寝心地をより追求した結果、詰め物により寝心地が左右されるということがより認識されるようになりました。
詰め物はオーダーする人の好みで選ぶほか、専門店のスタッフがより寝心地が良いものをすすめる場合があります。
ちなみに蒸し暑い季節に頭が蒸れる、清潔に使いたいという人の場合は、昔ながらのそば殻のほか、ソフトパイプに銅や備長炭の粉末を練り込んだものがおすすめです。
一方、まくらの柔らかな感触が好きな人には、粒綿やパフタッチの詰め物がおすすめです。
寝返りが打ちやすいか、高さや弾力性を測定
まくらを作るうえで重要なことは、正常な寝返りが打てるかどうかということです。
人は熟睡している間も無意識に寝返りを打っています。
いくらまくらの正面に頭を置いて仰向けに寝る姿勢が楽でも、寝返りが打ちにくいと安眠できるまくらにはなりません。
そこでオーダーメイドまくらを作る場合は、横向きになったり寝返りを実際に打ってみたりして、肩や首、腰に違和感がないかどうかを入念にチェックしていきます。
もし少しでも違和感があれば、高さや弾力性を詰め物などで調整していきます。
いつまでも快適な眠りが続けられるようにするには
オーダーメイドまくらは一度作ればそれでおしまい、というものではありません。
人は加齢とともに体型もサイズも変わってきます。
従って自分に合わせたオーダーメイドでも長年同じまくらを使い続けると、だんだん自分に合わなくなってしまうのです。
オーダーメイドまくらはおよそ3年位が寿命と言われていますが、もし少しでも違和感があるのならば再度メンテナンスを受ける必要がありますし、今のままでも十分に快眠が得られると思っても、3年経てば一度はメンテナンスを受けることをおすすめします。
メンテナンスを受けることで再び快適な睡眠が取れるようになり、身体のコリや疲れに悩まされて治療費や薬代がかかるなんてこともなく、日々健康で快適な生活を送ることができるようになります。
まとめ
オーダーメイドのまくらは値段が高いと思われがちですし、市販のものよりは確かに高級素材のものが多いのは事実です。
しかし1日の約3分の1の大切な眠りの時間を過ごすためには、世界に一つだけの自分に合ったまくらを持っておくことは大切なことだと思います。
合わないまくらで長い間睡眠を取っていると快眠できないばかりでなく、身体にゆがみが生じて体調も崩しやすくなります。
自分への健康のための投資として、オーダーメイドのまくらでしっかりと眠ることは、長い目で見れば医療費を節約することにもなるのです。