腰痛の原因とマットレス選びについて

マットレス・敷き布団

三つ折り 高反発マットレス シングル 10cm 密度25D 140N ブラウン 13810084 BR

今お使いの寝具に、マットレスは導入されているでしょうか。

昨今は布団の上に敷くタイプのマットレスも増え、睡眠時の快適さを希求した製品が多く出ています。

また、眠りと腰痛との関係も強く指摘されるようになっており、慢性的な腰痛に悩まされている方・椎間板ヘルニアなどの既往歴のあるかたには、寝具へこだわることを強くおすすめします。

以下には、腰痛の原因やいくつかのマットレスのご紹介などをさせていただきます。



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よく眠れていますか?

腰痛にはいくつかの原因があります。

・姿勢が前に傾いている
・太りすぎ、お腹まわりに脂肪がついている
・冷え性
・デスクワークが多めで、慢性的に運動不足

女性の場合はこういった原因も。

・下着がきつい
・冷え性

原因は枚挙にいとまがありませんが、睡眠中のしっかりとした疲労回復で改善できる場合が多くあります。

寝相の悪い人は注意

同居しているご家族がいらっしゃる方は、寝相を指摘されたことはないでしょうか。

寝相の悪さの原因としては、

・寝返りが多い:眠りが浅い
・マットレスが体重を支え切れていない:眠っているときの姿勢が崩れている

代表的にはこれらが考えられます。

寝相が悪すぎて、朝になると寝床から出てしまっているなどという人に至っては、マットレスのサイズも硬さも身体に合っていないという可能性が十分に考えられます。

こういった状態が続くと、全身に残る慢性的な疲労が、立ち姿の中心を支える腰を直撃することも。

慢性腰痛の改善のために、眠りを見直してみてはいかがでしょうか。



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今のマットレスは大丈夫?

マットレスには寿命があります。

一般的には高価なものほど丈夫な作りで高寿命ではありますが、数年のサイクルで買い替えるのを推奨いたします。

衛生面を加味すると、5~6年での買い替えが適切と言えるでしょう。

マットレスがへたっているとどうなるのか

すでに寿命を迎えつつあるマットレスは、使用者の体重を支持・分散することができなくなり、眠っているときの姿勢を崩してしまいます。

そうすると、知らず知らずのうちに就寝中の自重が身体の中心…お腹、腰回りへと集まり、翌朝の腰痛の原因になりかねません。

体重と体格に合ったマットレスを

腰痛改善のために肝要なのは、眠っているときの姿勢を立ち姿のまま維持することです。

そのためには、体重と体格に合ったマットレス選びは欠かせません。

スリム型のかた

寝心地が柔らかめで、寝返りがスムーズにうてるマットレスをおすすめします。

高反発樹脂タイプ・線の細いコイルタイプのものが該当します。

標準体型のかた

お好みで選ぶことが出来ますが、長時間眠ること・ベッドにいることが多い方は、低反発マットレスがおすすめです。

寝起きが悪いかた、すっきりと起きる事の出来ない方は、高反発ウレタンタイプのものから、お好みの硬さを選ぶとよいでしょう。

ぽっちゃり型のかた

自重をしっかりと支えてくれる、内材の優れたマットレスがよいでしょう。

柔らかいものであれば高反発ウレタンタイプ、コイルでお探しであれば線の太いものを使ったタイプがおすすめです。

スポーツマンが愛用するマットレスの傾向とは

故障が命取りとなるスポーツマンたちのマットレスですが、選び方には一定の基準があります。

体圧を分散する

腰痛は運動不足のかただけでなく、スポーツの疲労からも起こることがあります。

眠るときに腰にかかる負担は、個人差はありますが体重全体の44~45%とも。

この重さを分散し、腰から頭にかけてのカーブを維持できるような最先端の製品・技術などが好まれます。

通気性

人は眠っている間に、コップ1.5杯もの汗をかくと言われています。

当然これはマットレスにも蓄積されていき、就寝時・就寝中のじめじめとした感触に繋がります。

腰痛の原因の一つには「ストレス」もあり、こういった状態で眠ることもまた精神衛生上よくありません。

そこで、マットレスのもつ「通気性」にも着目されます。

よく空気を含むマットレスは、夏はさらさらと涼しく・冬はあたたかな空気を含み身体を冷やさずに眠ることが出来ます。

スポーツマンに限らず、マットレス選びに欠かせない要素の一つと言えるでしょう。

以下には、多くのスポーツマンから支持を得ているマットレスを中心に、腰痛改善にも通じる商品の紹介をいたします。

西川「Air」ブランドのマットレス紹介

東京西川 [エアー01] マットレス シングル ハード ネイビー

独自に開発されたウレタン製のマットレスです。

たいらに均された一般的な製品とは異なり、表面には多数の凹凸が存在する特殊立体構造となっています。

これは「点で身体を支える」という紹介の通り、凸部分が就寝中にかかる重みを支えて分散し、腰や頭などの重い部分の沈み込みを極限まで減らす構造となっています。

また、ウレタン自体の性質も特別なものとなっており、空気をよく含み湿気を排出しやすい材質を使用しています。

ラインナップも豊富で、持ち運びタイプ・ベッドマットレスと布団の上に敷くタイプのもの・ピローまで、ほぼ寝具の一式を展開しています。

寝具に強い西川からの提案ブランドということもあり、各所で試すことが出来ますし、耐久性についても折り紙付きです。

一度ご検討されてはいかがでしょうか。

マニフレックスのマットレス紹介

Magniflex(マニフレックス) マットレス メッシュ・ウィング ミッドブルー シングル

イタリア発のブランドで、多くのサッカー・野球選手に支持されている製品です。

世界特許を取得した、高反発・高密度のウレタンフォーム「エリオセル」を使用しています。

この素材の特徴としては、一度沈み込んだ重い部分…頭・背中・腰の部分を反発で押し上げてマットレス全体に分散、長時間の使用でもまったく型崩れを起こさないという点にあります。

また、金属を一切使用していないため、寝返り時のきしむ音もありません。

「エリオセル」の吸湿・放湿性は極めて高く、いわゆる万年床という状態でも衛生上の問題が起こりにくいのもポイントです。

こういった特徴から、腰痛だけではなく頭痛や肩こりなどといった、ストレス・デスクワークなどから起こる慢性的な症状の改善も期待できる製品となっています。

腰痛のための、寝る前の一工夫

すぐにマットレスを買い替えられない、今お使いの寝具で改善したいというかたは、下記の工夫をすることでも改善の期待が得られます。

眠るときの姿勢は常に仰向け

腰痛に限らず、痛い部分を上にして寝てしまうと、その部分にかかる負担を寝具に分散しきれません。

今お使いの寝具・マットレスの機能を最大限に発揮するため、基本的には「痛い部分を寝具に触れさせるように」就寝しましょう。

クッションを挟む

マットレスの劣化や沈み込みを防ぐ一つの方法として、クッションを挟むという簡単な提案ができます。

挟む箇所としては、

・背中の下…背骨~腰部分にかかる自重を支える
・太ももの間…下半身の姿勢を正し、腰の歪みを抑える
・膝の下…腰痛が軽い人におすすめ。

敢えて足の高さを引き上げることによって、腰への負担を減らす

以上のようにするとよいでしょう。

マットレスを長持ちさせるために

腰痛にお悩みのかたで、もしもお気に入りのマットレスを発見・購入なさった場合は、できれば長持ちさせたいとお考えだと思います。

毎日の熟睡のためにも、定期的なお手入れは欠かさないようにしましょう。

ベッド表面を清潔に保つ

日々の就寝で溜まる皮膚片や髪などは、マットレス自体の衛生状態までをも悪化させ、ダニやカビの元となります。

シーツは何種類か用意して、できるだけ常に肌ざわりのよい感触で眠れるように工夫しましょう。

ストレスのない睡眠生活の為にも、欠かせないことです。

布団乾燥機を使う

マットレス劣化の大きな原因のひとつに、湿気の蓄積があります。

お部屋の環境等の問題で定期的な天日干しが難しい人は、布団乾燥機を常備してみましょう。

衛生という観点からも非常によく、眠る直前に使用すれば、柔らかで包まれるような睡眠を得る事もできます。

まとめ

マットレスの役目の中心は、睡眠中の姿勢を維持しつづけることです。

眠っている間の姿勢や身体への負担は、自覚できないもの。

腰痛をお持ちのかたで、初めてマットレスをお試しになる方や、今ご使用になっている方も、一度寝具の見直しをされてはいかがでしょうか。

医師への相談も有効ですが、眠りは腰痛に限らず日々の生活のリズムを守るものでもありますので、ご検討・ご再考を提案いたします。