辛い腰痛を軽減するために日常生活の中で骨盤を正常な位置に保つ方法

腰痛用骨盤ベルト

座る

現在、老若男女問わず多くの人が日々の生活で生じる腰痛に関する悩みを抱えています。

慢性的な痛みを感じている方や、スポーツ等をしていて腰痛が発生しやすい生活をしている方、ある日突然腰痛が悪化して仕事を休まなければいけなくなってしまったような経験があるような方に今回は普段の生活の中で骨盤を正常な位置に保ち、腰痛を軽減するために普段の生活で見直すべきポイントをご紹介します。

普段から骨盤の位置に気を配ることによって突然の腰のトラブルに対処することができるでしょう。



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腰痛が起こりやすい生活をしていないかを見直す

腰痛には様々な原因が存在しますが、その主な原因と腰痛が発生するまでのメカニズムを知っておくことで腰痛が発生しやすい生活習慣を回避しやすくなります。

現在の自分の生活を見直して腰痛を起こしやすい行動があったら一つずつ直していきましょう。

まず腰痛の大きな原因として腰周りの筋肉の疲労やそれに伴う骨盤の歪みが挙げられます。

仕事やスポーツをしていて同じ動作を繰り返すことや、同じ体勢で長時間過ごすことをしているとある特定の筋肉ばかりを使うことになり、その筋肉に負荷が集中して掛かります。

そして、使われた筋肉は疲労し柔軟性が無くなっていきますが、逆にその他のあまり使われなかった筋肉は弛緩した状態を保っています。

この筋肉の状態が体の不均衡を生み出し、骨盤が歪んでいきます。

同じ姿勢で長時間作業をしていないか、同じ動作を何度も続けることがないか等普段の生活を見直してみましょう。

次の項目ではそうした不均衡な体のバランスを正常な状態に近づけるおすすめの方法をご紹介いたします。



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座っているときの姿勢を見直す

デスクワークをしていて座っているとき、食事をしたりテレビを見たりして座っているときその座っている時間の長さに関わらず、どんな姿勢で座っているかは骨盤の位置を正常に保つためにとても重要なことです。

いつも同じ形で足を組んで座っていたり、横座りをしていたりするのは使われる筋肉の位置を偏らせ骨盤を歪ませてしまう原因となるでしょう。

普段の生活で気をつけることのできるおすすめの座り方として、

1.背もたれに寄りかかるときも背骨がS字になっていることを意識する
2.足の裏を床にしっかりとつけるようにして座る
3.少し顎を引いて脊椎が真上に引っ張られている感覚をイメージして座る
4.お尻(肛門あたり)を引き締めるように軽く力を入れて座るようにする

などが挙げられます。

どれも少し意識するだけで一つの部分の筋肉にかかる負担は大幅に軽減されるのでぜひ試してみてください。

体に負荷を掛けない歩き方ができているかを見直す

骨盤を正常な位置に保ち腰痛を回避するために気をつけるべきことで日常生活と密接に関わってくる事柄の中に、”歩く”ということがあります。

同じ姿勢、運動を繰り返している人にとって歩く瞬間というのは骨盤やその周りの筋肉を動かす重要なチャンスであると言えます。

まず自分の普段の歩き方を思い出してみましょう。

極端な内股やがに股で歩いている、猫背で背中が丸めて歩いている、足を十分に上げて歩けていない等あてはまることはないでしょうか。

このような歩き方は膝や筋肉の負担をもたらし骨盤の歪みに繋がります。

骨盤を正しい位置に保ったまま歩く方法として

1.肩甲骨を寄らせる姿勢になるように意識する
2.体の重心の位置は”かかと寄り”を意識する
3.蹴りだす際は足の指をしっかり使うようにする
4.手をいつもより少し後ろまで振って歩くようにする

などできるだけ多くの筋肉を使い負担を分散させるための方法が挙げられます。

これらは骨盤への負担を減らし腰痛を回避するだけでなく、多くの筋肉を動かすようになるためダイエット効果も期待できます。

まとめ

今回ご紹介した腰痛緩和のための座り方などについては、これまでの生活で使っていなかった筋肉を使うようになることもあるので、始めのうちは慣れない体勢で疲れてしまうこともあるかもしれませんが正しい姿勢を心がけて生活していくうちに骨盤を正常な位置に保つために必要な筋肉が鍛えられ矯正されていくことでしょう。

今回は腰痛の改善、回避に繋がる日常生活の中での見直すべきポイントをご紹介しましたが、日々の生活の中で気づかないうちに体に負担をかけてしまっている可能性のある習慣は他にもいくつか挙げることができます。

例えば眠っているときの体制や寝具との相性による体への負荷のかかり方などです。

そのような気になる点を見つけたら、”どうしたら骨盤を正常な位置に保つことができるのか”を意識しながら改善に取り組んでみてください。

きっと自分の体のどこに腰痛の原因があるのかを見つける近道になることでしょう。






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