生理中にエアロバイクしても大丈夫!?生理中に軽く運動する効果や注意点も解説!
エアロバイクでダイエットや体力作りをする場合、継続することが大切です。
しかし、女性には生理があり、生理の時はエアロバイクで運動して良いのか悩む方もいることでしょう。
そこでここでは、「生理中にエアロバイクで運動しても良いのか」について解説していきます。
また、生理中にエアロバイクを行う効果や注意点も解説していきます。
基本生理中にエアロバイクで運動しても大丈夫
「生理中は運動しても問題ない」という方がいれば、「生理中は運動は控えた方が良い」という方もいます。
そのため、生理中もエアロバイクで運動して良いのか悩む方もいます。
では、生理中にエアロバイクで運動しても良いのでしょうか?
結論から言うと、生理中にエアロバイクで運動しても基本問題ありません。
問題ないどころか、生理中や生理の前に運動することで、良い効果を期待することができます。
そのため、体調に問題ない場合は、生理中でもエアロバイクで運動しましょう。
しかし、体調が悪い場合は、無理してエアロバイクを行うことは良くないため、体調が悪い場合はトレーニングは休みましょう。
生理中にエアロバイクをするなら軽めにしよう
先程話したように、基本、生理中でも体調に問題なければエアロバイクで運動しても問題ありません。
ですが、軽めに運動することが大切です。
エアロバイクで頑張ってトレーニングしすぎると、生理による貧血が悪化したり、ホルモンバランスが乱れたりする原因になります。
身体のことを考えるなら、生理中は軽めに運動することが大切で、通常よりもゆっくりペダルを漕ぐと良いでしょう。
また、いつもよりも短い時間で終わらせることも大切です。
とにかく無理をしないことが大切なため、「生理中でも頑張る」などと思わないで、「今日は気楽に軽くやろう」などと思って運動することが大切です。
生理中に軽く運動する効果
生理中に無理をしないで軽く運動することで、嬉しい効果を期待することができます。
その期待できる嬉しい効果とは、生理痛を緩和する効果や、PMS(生理前症候群)の改善効果です。
では、それぞれの効果を詳しく説明していきます。
生理痛の緩和効果が期待できる
エアロバイクでの軽い運動には、生理痛を緩和するという嬉しい効果を期待することができます。
生理によって痛みが起きるのは、「プロスタグランジン」というホルモンが関わっているからです。
プロスタグランジンというホルモンには、子宮を収縮させる働きがあり、生理によってプロスタグランジンが多く分泌されると、子宮内にある神経に痛みが敏感に反応されやすくなります。
また、生理により骨盤内の血流が悪くなることも生理痛の原因になってしまいます。
生理中は骨盤内の血流が悪くなりやすく、血流が悪くなれば身体は冷えやすくなります。
つまり、プロスタグランジンというホルモンや、骨盤内の血流が悪くなることで生理痛が起きてしまうのです。
そのため、血流を良くすることで、生理痛の緩和効果を期待することができます。
エアロバイクは下半身を主に使用するため、下半身の血流を良くするには効果的です。
骨盤周りの血流も良くなるため、エアロバイクで軽く身体を動かすことで、生理痛を緩和する効果を期待することができます。
PMS(生理前症候群)の改善効果が期待できる
あなたは生理前に、怒りやすくなる・イラつきやすく・憂鬱になる・泣きたくなる、などといったこと症状が現れたことはありませんか?
そのように生理前に精神が不安定になることを「PMS(生理前症候群)」といいます。
精神が不安定になる以外に、疲れやすくなる・肌が荒れやすくなる・乳房が張ったり痛みが出たりする・頭痛・眠気、などの症状も、PMSによって起きる場合があります。
PMSは女性にとって辛い症状になりますが、軽い運動にはPMSを改善する効果を期待することができます。
そのため、エアロバイクで軽く運動することにも、PMSを改善する効果を期待することができます。
エアロバイクでの軽い運動にはPMS改善効果だけでなく、精神をリフレッシュする効果も期待することができます。
生理中は精神的に不安定になりやすく辛いですが、エアロバイクで軽く運動することで精神面を楽にしてくれることでしょう。
生理中の激しい運動には注意
生理中にエアロバイクで軽く運動することにはメリットがありますが、生理中に激しい運動をすることはおすすめできません。
それは、生理中に激しい運動をすることで貧血を起こしやすく、ホルモンバランスが乱れやすくなるからです。
そのため、生理中の激しい運動には注意が必要です。
生理中は貧血になりやすい
生理中は貧血を起こしやすいため、きつい運動やハードな運動など、身体にかかる負担が大きい運動には注意が必要です。
生理前や生理中は、子宮への血流量が増えやすくなり、その影響で脳への血流量が減りやすくなります。
脳への血流量が減ることで、立ちくらみやふらつき、めまいや頭痛、吐き気などの症状が現れやすくなります。
また、生理により出血が多くなると、鉄欠乏性貧血が起こりやすくなります。
そのため、生理中は貧血を起こしやすくなり、激しい運動をすることで貧血が悪化するリスクは高くなります。
運動によって汗をかけば体内の水分は失われますが、体内の鉄も失ってしまうため、激しい運動によって大量に汗をかけば貧血が酷くなってしまう場合があります。
ですから、生理中はエアロバイクによる激しい運動には注意が必要で、貧血が酷い場合は心臓に負担がかかりやすくなります。
生理中の激しい運動は良いことがないので、激しい運動は避けるようにしましょう。
激しい運動は女性ホルモンのバランスが乱れる原因になる
生理中に激しい運動は、女性ホルモンのバランスが乱れる原因になります。
適度な運動には、女性ホルモンのバランスを整える効果がありますが、激しい運動を行うと身体には大きな負担がかかるため、ホルモンバランスが乱れやすくなります。
生理後から排卵前は女性ホルモンの「エストロゲン」の分泌量が多くなり、女性ホルモンの「プロゲステロン」は排卵後から生理まで多く分泌されるようになります。
健康を維持するには、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンがバランスよく分泌されることが大切です。
バランス良く分泌されずアンバランスになると、生理痛や生理不順、不正出血や肌荒れといった症状が現れやすくなります。
ですから、女性ホルモンのバランスはなるべく乱さないようにすることが大切で、女性ホルモンのバランスが乱れる原因になる激しい運動は避けることが大切です。
生理中はストレッチなどの運動もおすすめ
生理中は、体調が悪くなければ軽く運動しても問題なく、エクササイズやストレッチを行っても問題ありません。
ストレッチでおすすめなのが内転筋をほぐすようなストレッチで、内転筋のストレッチをすることによって脚への血流を良くすることができ、生理痛の緩和に役立ちます。
ストレッチをすることで筋肉をほぐれ血行は良くなり、生理痛を緩和する効果を期待することができ、ストレッチは比較的穏やかな運動になるため、生理中の運動としておすすめです。
まとめ
生理中にエアロバイクで運動しても基本問題なく、エアロバイクで軽く運動することで生理痛が緩和する効果や精神がリフレッシュする効果を期待することができます。
しかし、生理中のキツイ運動は身体に良くないため、軽めに適度に運動することが大切です。
生理中の激しい運動は、生理による貧血を酷くしたり、女性ホルモンのバランスが乱れたりする原因になるため、生理中の激しい運動は控えるようにしましょう。