エアロバイクがダイエットに向いている?その理由や注意点をまとめてみた
エアロバイクは最近になって、スポーツジムなどで使うものとしてだけでなく、家庭用で購入されるようになってきました。
そのことから、エアロバイクを使用したダイエットに注目が集まっています。
室内で運動を完結させることができるので、続けやすいと人気になっています。
ですが、いくつか意識することでそのダイエットを効果的に出来ることはあまり知られていません。
エアロバイクがダイエットに向いている点
家で手軽に運動することができるエアロバイク。
実は運動不足の解消だけでなく、ダイエットにも効果的なのを知っていますか。
では、エアロバイクのどういった点がダイエットに向いていておすすめとされているのでしょうか。
エアロバイクがダイエットに向いている点を紹介していきます。
気軽に運動することができる
本来サイクリングは屋外で行う運動です。
屋外で運動を行う場合、天気などによって左右されてしまいがちです。
晴れや曇りなら運動することができますが、雨が降っているときには運動できなくなってしまいます。
中には雨が降っていてもレインコートなどを着て運動するという人もいますが、濡れてしまうことで体も冷えてしまい、体調不良になってしまうと余計に運動ができなくなってしまう危険性もあります。
また、外で運動する場合には、周囲の目もあるので、服装や女性なら化粧などに気を使わなければいけないこともあります。
ですが、エアロバイクではそういったわずらわしい事は一切ありません。
それは、自宅の室内で運動ができるからです。
エアロバイクは自宅で運動ができるので、思い立った時にすぐにその場で行動に移ることができます。
晴れでも曇りでも雨でも構わず運動することができます。
外に出る準備などもなく、気軽に運動ができることは、エアロバイクがダイエットに向いている理由の1つです。
場所をあまり取らない
エアロバイクは、畳1畳ほどのスペースがあれば設置することができます。
そのため、それほど場所を取らずに設置することができます。
負荷が弱いものも多いですが、折り畳みのエアロバイクも販売されています。
テレビなどを見ながら運動できる
エアロバイクは家で気軽に運動できることは紹介しました。
それに加え、漕ぐだけでそれ以外に特別な動きは必要ないので、テレビを見ながらや音楽を聴きながらでも運動することができます。
屋外で自転車を漕ぐ場合には、周囲の状況も気にしなければならず、道路交通法などもあるので音楽を聴きながらやスマホをいじりながらの運転は禁止されています。
ですがエアロバイクは室内なので、それらをしながらでも事故等が起こる心配はありません。
何かをしながら運動できるので、長時間の運動になっても苦にならないことが多いです。
中には、デスク付きのエアロバイクも販売されています。
ハンドル部分にデスクを取り付けることができ、エアロバイクを漕ぎながらパソコンなどをすることができるようになっています。
時間を問わない
運動をスポーツジムで行う場合、営業時間が決まっています。
そのため、毎日継続して運動をしようと思っても、仕事などの都合で時間が取れないということもあります。
ですがエアロバイクを自分で購入した場合、自分の都合に合わせて好きなタイミングで運動することができます。
アパートなどの場合には、周囲への音の問題があることもありますが、自由度はスポーツジムなどに通うよりも高いです。
消費カロリーや心拍数がわかるものも
エアロバイクの種類にもよりますが、体重などのデータを入力することで消費カロリーなどを計測してくれるものもあります。
自分で運動していると、どれだけカロリーを消費したのかわかりにくいですが、大まかにわかるようになります。
また、ダイエットをする上では心拍数も大切な要素です。
これらが数値で目に見えて分かるようになるので、運動の目安がわかりやすく、継続もしやすくなります。
エアロバイクでの効果的なダイエット方法
ここからは、エアロバイクでダイエットを行う場合の効果的な方法を紹介します。
自分で購入した場合でなくても、スポーツジムなどでもできることなので参考にしてみてください。
消費カロリーを意識する
脂肪を1kg落とすためには、7,000kcal消費しなければいけません。
そのため、食事などによる摂取カロリーや、運動での消費カロリーを考えることが大切です。
エアロバイクでの消費カロリーは簡単な計算式で求めることができます。
消費カロリー=体重×(体重1kgが1分間に消費するカロリー)×時間(分)×補正係数となります。
体重1kgが1分間に消費するカロリーは、速度や負荷によって変わってきます。
平地を走行する程度の負荷だとすると、時速10kmでは0.0800、時速15kmでは0.1207となります。
また補正係数は、性別や年齢によって変わってきます。
男性の場合、20~29歳なら1.00、30~39歳なら0.96、40~49歳なら0.94となります。
女性の場合、20~29歳なら0.95、30~39歳なら0.87、40~49歳なら0.85となります。
例えば30代で体重50kgの女性が1時間、時速10kmでエアロバイクを漕いだとすると、消費カロリー=50×0.0800kcal/kg・分×60分×0.87=208.8kcalとなります。
漕ぐ速さを変えるとその分消費カロリーも多くなっていきます。
時間を意識する
運動したらすぐに脂肪が燃焼してくれるというわけではありません。
運動を始めてからおよそ20分ほど経つと、脂肪が燃焼しだすと言われています。
つまり、最低でもそれまでは運動を続けなければいけません。
それ以前でやめてしまうと、筋肉はつくかもしれませんが、運動による脂肪の燃焼はほとんどありません。
ですが、とにかく長い時間運動するというのも、あまりよくありません。
それは、次回以降続かなくなってしまう恐れがあるためです。
ダイエットで最も大切なことは、毎日運動を継続することです。
毎日続けられて、かつ脂肪も燃焼してくれる時間を考えて続けていくようにしてください。
タイミングを意識する
ダイエット目的でエアロバイクを使う場合は、食後よりも食前に行った方が効率が良くなります。
食前は体内に糖質が少ない状態になっています。
そのため、糖質をエネルギーにすることができないので、脂肪をエネルギーとして消費してくれます。
ですが食後に運動すると、脂肪よりも先に糖質をエネルギーにしてしまうので、脂肪を消費するまでに時間がかかります。
心拍数を意識する
脂肪燃焼を意識した場合、心拍数を最大値の70%程度まで抑える必要があります。
この心拍数の最大値も計算で求めることができます。
それは、220-年齢です。
その値に0.7をかけた程度の心拍数までで抑えるように負荷を調整する必要があります。
30歳の人なら、(220-30)×0.7=133となります。
体質などによって多少差は出るので、目安としてください。
頻度を意識する
ダイエットの運動は、まれに行うのでは効果がありません。
定期的に行う必要があります。
ですが、いきなり無理をして毎日行う必要もありません。
慣れないうちは、筋肉痛になってしまうこともあります。
そういった場合には筋肉を一度休ませる必要があります。
そのため、慣れるまでは一日おきなどで行い、慣れてきたら毎日行うように変えていってください。
エアロバイクでのダイエットの注意点
エアロバイクはダイエットに向いていると紹介してきました。
ですがいくつか注意しなければいけない点もあります。
それらを知っておかないと、ダイエットの失敗に繋がったり、エアロバイクが壊れてしまうなどの危険性があります。
エアロバイクの連続使用可能時間
エアロバイクには、連続で使用できる時間が決まっています。
それ以上の時間連続して使ってしまうと、壊れやすくなる恐れがあります。
エアロバイクは安い買い物ではないので、長く使えるようにしなければなりません。
特に安いエアロバイクを購入した場合には、長時間使えないことも多いので注意が必要です。
筋肉量が増える
エアロバイクだけでなく、運動をした場合には筋肉がつきます。
そのため、消費したカロリーの分だけ必ず体重が減るというわけではありません。
筋肉がついている間は、なかなか体重が減らなくなってしまうので、そこであきらめてしまうという人も多いです。
ですが筋肉がつくことによって代謝が上がり、体重が落ちやすい身体になります。
そのため、体重がなかなか減らなくても、運動は続ける必要があります。
ダイエットにおすすめなエアロバイクのポイント
ダイエット向けのエアロバイクを購入する場合にはいくつかポイントがあります。
それらを踏まえた上でエアロバイクを選んでみてください。
心拍数がわかる
より効率的に脂肪を燃焼させようとする場合、心拍数を意識することが大切です。
自分で測定することはできないので、心拍数を測定できるエアロバイクを購入すると、より効率よくダイエットをすることができます。
連続使用時間が長いもの
ダイエット目的でエアロバイクを漕ぐ場合、最低でも20分経ってからでないと脂肪が燃焼してくれません。
そのため、ダイエット目的の場合は20分経ってからが本番となります。
使用時間が短いものでは、漕ぎ続けることができず、十分に脂肪を燃焼させられないまま使用時間となってしまう場合があります。
そのため、自分がどの程度運動に慣れているのかなどを踏まえた上で選ぶ必要があります。
まとめ
エアロバイクでのダイエットは、場所や天気などに左右されず、家だけで完結することができるので非常にやりやすいです。
ですがいくつかの点を意識することでより効果を高めたり、失敗を無くすことができます。
ぜひエアロバイクを生活の中に取り入れて、ダイエットに臨んでみてください。
そして、理想の体を手に入れる助けとしてください。
参考URL・参考文献・根拠など
https://matome.naver.jp/odai/2150330625236740301
https://matome.naver.jp/odai/2139961870796288301
https://matome.naver.jp/odai/2140273194614417701
https://recreation.pintoru.com/exercise-bike/effect-of-exercise-bike/
https://recreation.pintoru.com/exercise-bike/exercise-bike-diet/