エアロバイクをしっかりと使うためにちょっとだけ最初に気を配ってみましょう
家で簡単にできる運動があれば、天気などに煩わされずに毎日出来るのに、と考えている方は多いでしょう。
加えて面倒がなくて続けやすい、飽きずに部屋のオブジェにならないようなそんな運動器具が無いだろうか、そう考えている方におすすめなのがエアロバイクです。
ちょっと工夫するだけで、必死にやらなくちゃいけない運動が、生活延長線上で出来るようになるのも、エアロバイクならではの特徴です。
目次
室内用の運動器具はオブジェになってしまう傾向が
室内で出来る運動器具と言うのは、結構お手頃価格の物も多く、ついテレビなどのコマーシャルを見て購入した挙句、気が付いたら部屋のオブジェもしくはただの家具と化していることが多いと思われます。
しかもそれらが多くなってくると、今度は完全に粗大ごみになってしまいます。
運動のために購入したのに、どうして使えなくなってしまうのでしょう。
つまりは、生活の中に取り入れられなくて、と言うのが大きな原因なのです。
生活の延長上で使用できる室内運動器具とは
例えば腹筋用の器具を使う場合、何かしていたことを中断して気持ちも新たに取り掛かることが必要になります。
これがつまりは、面倒でつい後にしよう、と言う結果になっていくのです。
1回そういうことがあれば、後はなし崩しに使われなくなっていくのが、運動器具の多くではないでしょうか。
生活の延長上で使える運動器具とは、いったいどのような物でしょうか。
ひと言で言うと、「ながら」の出来る運動器具と言う事になります。
ながら運動が出来るマシーンは?
ながら運動が出来る運動器具の代表が、ランニングマシーンとエアロバイクの2つです。
この2つの運動器具の場合、走りながらテレビを見たり音楽を聴いたり、場合によっては読書まで可能になります。
何かをしながらできると言う運動器具は、飽きずに続けられるという意味では最も有効な器具ですので、この2つは室内運動器具としては非常に有効なものだと言えるでしょう。
サイズもそこそこの物が多いので、家の中でも場所を取らないと言うのも、この2つの器具の大きなメリットですね。
怠け者さんにはエアロバイクを
ながら運動と言うところですでに、かなり運動は好きではないし出来れば率先してやりたくない、と言う空気がありありと感じられるわけですが、その中でももっと楽にやりたいと言う方にはエアロバイクの方がおすすめです。
何しろランニングマシーンの場合は、立って走ると言う行動がまず必要になってきますので、そこまでして運動したくないと言う人には向きません。
エアロバイクなら座った状態で出来ますので、椅子に座って脚だけ動かすと言う、「運動したくないけどしなくちゃいけない」と言う方には使い勝手のいい器具であると言えますね。
勿論自転車と違って、外に出る必要も無く雨の日でも楽々できる運動器具なのです。
エアロバイクを部屋のオブジェにしない方法
とは言え設置場所を間違えると、ながら運動の出来るエアロバイクでさえオブジェになりかねません。
どういった場所に置くのが、最も自然に抵抗なく使える状態になるのでしょうか。
一番最高の場所はテレビ前
何と言ってもここが一番最高の場所、テレビ前です。
置いてあるソファとかクッションやこたつを片付けて、エアロバイクを設置してしまいましょう。
テレビを見るのに嫌でも、エアロバイクに腰掛けることになります。
腰掛けてしまえば後は、きわめて自然に漕ぎ出してしまいますので、テレビやビデオを見ている間中、運動できることになりますね。
しかもこの場所だと、サドルの位置の調節もいくらでも出来ます。
最初のうちは楽々漕げる程度に、その後エアロバイク大好きになったら段々と設定を変えていくのも、この場所でのエアロバイクならいくらでも可能です。
PC前
これは少々大胆ですが、PC前の設置もありです。
特にネットを長くやる方などは、PC前に置いておけば運動しながらネットも楽しめます。
PCのデスクとの高さの調節が少々面倒ですが、一旦調節してしまえば今度はエアロバイクを外す時に逆に調節しなくてはいけないので、それが面倒で続けることが出来ると言う、ちょっとおかしなメリットも無いではありません。
問題は、デスクの高さによってはエアロバイクのペダルへの荷重が大きくなることもありますので、デスクの方を調節するのもありですね。
食卓前
うちは狭いのでテーブル前でテレビもPCも、と言う方はもう椅子の代わりにエアロバイクを置いてしまいましょう。
最もこの場合の設置方向は勿論、テーブルと平行にと言う感じになります。
さすがにお食事中は普通の椅子として使う方がいいでしょうが、他の時間も例えば読書とかでそこで過ごす場合も、簡単に運動することが出来ます。
こちらもやはり、テーブルの高さでエアロバイクの負荷が大きくなったりすることがありますので、ちょっと注意してください。
リラックスしたい家の中での運動にはエアロバイク
このようにまず、オブジェ化しない状況を整えてしまって、エアロバイクが生活の中に入ってくるようにしてしまえばしめたものです。
正直な話、腰掛けてできる運動器具と言うのは非常に少ないのです。
そして人間と言うものは、家の中では出来るだけリラックスして体力回復に努めたい生き物です。
つまり家の中でまで、立って運動すると言うのはやはりちょっと面倒で当たり前と言う事です。
エアロバイクはその貴重な、座ってできる運動器具の一つです。
生活の中に取り入れるのに、一番向いている運動器具とも言えるでしょう。
生活の中に入れてしまえばエアロバイクで運動は楽々
こうして家の中の一員としてしっかりと組み込んでしまえば、エアロバイクはもう特別な運動器具ではなく、生活必需品になってくれます。
しかも雨の日でも台風が来ても、滞ること無く出来るダイエットにも筋トレにも役立ってくれる、大変にありがたい家具になってくれます。
自転車を走らせるのに使う筋肉は、きちんとした姿勢で乗っていれば全身の筋肉を使用することになるわけです。
昼夜天候にも関係なく、テレビを見ながらでも出来る全身運動です。
怠け者さんにも運動大好きさんにも、しっかりと筋トレもダイエットも出来る運動器具なのです。
慣れてきたら本物の運動にしましょう
もう生活の中に入ってきて、家に居る時はエアロバイクを使うのが当たり前になってきたら、今度は本当の運動にしていきましょう。
サドルの高さや負荷のかかり方の調節は勿論ですが、漕ぐときの力の入れ方や乗っている時の姿勢にも注意を配っていきましょう。
ちなみに、サドルは高く設定したほうが運動量は大きくなります。
最初のうちの、楽々運動の時はあまり高くしないほうがよろしいですね。
姿勢は軽い前傾姿勢で大丈夫ですが、背中が完全に丸くなってしまうようなお尻の後ろ側に体重が行ってしまうような、そう言った姿勢は避けましょう。
また、漕ぐときのひざの向きはほぼ並行状態にする方が、膝や足首への負担が減ります。
男性に多く見られますが、膝を外向き(がに股状態)にした漕ぎ方は関節への負担が大きくなりますので、おすすめ出来ません。
まとめ
こうして家族の一員にしてしまうと、エアロバイクでの運動は本当に生活の中で当たり前に行える運動になります。
そしてそうなれば今度は決して、オブジェや粗大ごみにはならずに生活必需品として活躍してくれると言う事になります。
何より、美容と健康に大きく貢献してくれるパートナーとなってくれますので、長く付き合っていっては如何でしょうか。