自宅でエアロバイク！エアコンは使った方が良い？使わない方が良い？
エアロバイクは、室内で手軽に有酸素運動を行えることが大きなメリットになっています。
また、エアコンを使えば快適な環境でペダルを漕ぐことができるのも大きなメリットです。
しかし、エアロバイクを使っている方の中には、「エアロバイクを使っている時にエアコンを使っても良いの？」などと思う方もいることでしょう。
そのような疑問を解決するために、ここではエアロバクを使っている時にエアコンを使用しても良いのか解説していきます。
目次
エアコンの使用を迷う理由とは
夏は暑く、冬は寒いのが当たり前で、夏に多くの汗をかくのも当たり前です。
しかし、今の夏は昔と違いとても暑く、猛暑日になる日数は年々増えています。
真夏日に運動するのは危険ですが、猛暑日に運動するのはもっと危険です。
そのため、夏にエアロバイクで運動する場合、エアコンを使って快適な室温にした方が良いですが、エアコンの設定温度が低すぎると部屋の中は冷えすぎてしまい、汗をかきにくくなります。
「運動している時に汗を多くかかないと、なんだかサッパリしない」という方や、「運動している時はたくさん汗をかきたい」という方もいることでしょう。
そのようなことからエアコンの設定温度を高めにする方もいますが、設定温度が高すぎると熱中症になるリスクは高まってしまいます。
汗をかきにくくなることや熱中症のリスクなどを考えると、エアロバイクを行う時にエアコンを使った方が良いのか、使わない方が良いのか迷ってしまう場合があります。
エアロバイクは風の影響を受けにくく空気抵抗がない
外で自転車に乗っている時は風の影響を受けやすく、前へ進むことから空気抵抗も受けます。
そのことにより体温の上昇を抑えることができ、汗による体温を下げる効果も高まります。
一方、エアロバイクの場合は室内で行うため、風の影響を受けにくく、窓を全開にしていても外よりは風の影響を受けません。
また、エアロバイクはその場でペダルを漕ぎ続けるので前に進まず、前に進まなければ空気抵抗を受けることはありません。
それらのことから、外で自転車に乗るよりも、エアロバイクを行う方が暑さを感じやすくなると言えます。
気温がそれほど高くなければ特に問題ありませんが、気温が高い時は問題になってしまいます。
何が問題なのかというと、熱中症になる危険性が高まることや、パフォーマンスが低下する原因になることです。
暑い日にエアロバイクを行う時はエアコンは必要なのか
年々夏の平均気温は高くなっていますが、エアコンを使えば室内を快適な温度にすることができます。
一般的に、35℃以上の猛暑日に運動するのは非常に危険といわれており、猛暑日に運動すると命を失う危険性が少なからずあります。
また、暑さにより心拍数は上がりやすくなるため、パフォーマンスは低下し、運動することがいつもよりも辛く感じてしまいます。
そのことにより、エアロバイクを長い時間行うことは困難になります。
エアロバイクでのパフォーマンスが低下したり、運動時間が短くなったりしてしまうと、運動効果は低下してしまいます。
運動効果が低下すれば、ダイエットのためにエアロバイクを行っている場合はダイエット効果は低下し、体力作りのために行っている場合は、体力がつく効果は低下してしまいます。
つまり、エアロバイクの効果を十分に得たいのなら、暑い日はエアコンを使用して運動した方が良いのです。
エアコンを使って室内を快適に感じる温度にすることにより、暑さによるパフォーマンスの低下を防ぐことができ、長い時間運動しやすくなり、運動の質を高めることができます。
暑い時のエアコンの設定温度
暑い日にエアロバイクを行う場合、熱中症を防ぐためにエアコンを使うことは大切ですが、冷房が効きすぎると汗をかきにくくなります。
また、汗を多くかいた状態でエアコンの設定温度を低くしすぎると、汗がかなり冷たくなってしまい、そのことによって身体が冷えすぎて体調を崩してしまう場合があります。
では、設定温度は具体的にどのくらいが良いのかというと、26度～28度くらいがおすすめです。
しかし、人によって快適に感じる温度は違ってくるので、26度～28度がベストとは一概に言うことはできません。
そのため、寒くなく暑すぎない、長い時間運動することができる温度に設定することが大切です。
気温が30℃以上の日にエアロバイクを行う時は、迷わずにエアコンを使用することをおすすめします。
寒い日にエアロバイクを行う時はエアコンは必要なのか
前述した通り、夏のような暑い時期にエアロバイクを行う場合、熱中症やパフォーマンスの低下を防ぐためにもエアコンを使うことは大切です。
では、寒い日にエアロバイクを行う時はどうなのでしょうか。
寒いと身体は動きにくくなりますが、ペダルを漕いでいるうちに身体は温まっていき、身体は動くようになってきます。
そのため、寒い日にエアロバイクを行う時は、エアコンの暖房を使う必要はありませんが、エアロバイクで一生懸命ペダルを漕いでいるのに身体が温まらないくらい寒い場合はエアコンを使った方が良いでしょう。
動いているのに身体が温まってこないと身体は動きにくく、パフォーマンスが低下する原因になります。
パフォーマンスが低下すれば当然運動効果は低下してしまうので、エアロバイクの効果をしっかり得るためにも寒すぎる日はエアコンの暖房を使用した方が良いでしょう。
寒すぎるとモチベーションの低下にも繋がる
寒い日は、外に出るのが億劫になるという方もいるかと思います。
また、「温かい部屋から出たくない」「コタツに入ってじっとしていたい」という方もいることでしょう。
そのように、寒いことは活動する量が少なくなる原因にもなり、寒いことで外で運動するのを嫌がる人は多くいます。
ですから、寒い日の外での運動ではモチベーションが低下してしまう場合があり、モチベーションが低下が低下するとサボる原因になります。
しかし、エアロバイクは室内で行うトレーニング器具です。
室内で行うため外よりも寒くなく、エアコンやストーブなどの暖房器具を使用することにより、寒くない環境で行うことができます。
寒くない場所で行えることにより、寒さによるモチベーションの低下を防ぐことができます。
寒い時のエアコンの設定温度
では、寒い日にエアロバイクを行う場合、エアコンの暖房の設定温度はどのくらいにすれば良いのでしょうか。
エアコンの設定温度が高いと汗をたくさんかくことができますが、暑すぎることで熱中症になるリスクは高まってしまいます。
また、パフォーマンスの低下にも繋がってしまうため、寒いからといって設定温度を高くしすぎないことが大切で、ちょっとだけ寒く感じる設定温度にすることをおすすめします。
ちょっとだけ寒く感じる程度の温度なら、エアロバイクのペダルを漕いでいれば比較的すぐに身体は温まってきて丁度よくなります。
快適な環境でも水分補給は大切
室内の快適な環境でも、水分補給をしっかり行うことは大切です。
エアロバイクで運動すれば汗をかき、汗をかけば身体の水分を失ってしまいます。
身体の水分を失い、身体の水分が不足すると脱水症状に陥ってしまい、喉の渇きを感じたり、ふらつきや倦怠感などの症状が現れやすくなり、パフォーマンスが低下するだけでなくとても危険です。
そのため、快適な室内で運動する場合でも、油断しないでこまめに水分補給を行うようにしましょう。
まとめ
以上のように、エアロバイクを行う場合、状況に応じてエアコンを使うことは大切です。
すごく暑いのに我慢してエアコンを使用しないと、熱中症や脱水症状になるリスクは高まりとても危険です。
しかし、室内の冷やし過ぎには十分注意しましょう。
それでは、エアコンを上手に使い、快適な環境でエアロバイクを使ってください。