長いと値段が跳ね上がる!? エアロバイクの連続使用時間って守らないといけないの?

エアロバイク

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大抵のエアロバイクには連続使用時間という制限が付けられています。

「この時間内なら安全にエアロバイクを使えますよ」という目安なのですが、これって結構煩わしくありませんか?

途中で休憩を挟むと集中が切れてしまいますし、1日数回に分けて運動を行うのは面倒臭かったりしますよね。

そもそも何故このような制限が付いているのでしょうか。

今回はそんなエアロバイクの連続使用時間についてまとめてみました。



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連続使用時間の必要性について

エアロバイクは熱に弱い

連続使用時間が設けられているのは機械トラブルを防ぐためです。

エアロバイクは構造上ペダルを回せば回すほど負荷が掛かって熱が発生するため、一定時間使用したら休憩を入れて機械を冷ます時間を作らなくてはいけません。

これは負荷方式に関係なく家庭用エアロバイクに共通している一般的なルールです。

発熱したまま使用するとフライホイールから熱が伝わり、ベアリングというパーツ共々損傷する危険があります。

また、これらのパーツは消耗品のベルトと違って交換が難しいため、損傷した場合はメーカーにお金を払って修理してもらうしかありません。

ベルト方式と連続使用時間

ホイールとベルトが摩擦することによって発熱する構造です。

使用しているベルトはゴム製のため熱に弱く、大抵のベルト式エアロバイクには連続使用時間30分という制限が付けられています。

ベルトは消耗品ですが連続使用時間を守らないと早い段階で交換することになるので注意しましょう。

マグネット方式と連続使用時間

マグネット方式は永久磁石や電磁石を使って負荷を調節するため、摩擦はしないものの磁界が発生するのでそこから熱が広がります。

また、負荷調節は磁力で行いますが、フライホイールやペダルに力を伝えるためにベルトを使っているので、やはり本体やパーツを冷やす時間は必要です。



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連続使用時間を無視して使ったらどうなるのか

体験談によると…

やはり連続使用時間を守っていない人はいるみたいですね。

「30分の制限を無視して1回につき90分回していたら2年で故障した」「使用時間を10分延長して乗っていたところ8か月でダメになった」という体験談が上がっていました。

エアロバイクは数年程度で故障するような物ではないのですが、これはルールを無視しているので仕方がありませんね。

しかしその一方で「週4~5日、1日45~60分回しているけど5年以上使えている」「毎日60分以上漕いでいるが1年半経過しても壊れない」という方もいるわけです。

壊れるかどうかは運次第!?

型番やメーカーによってエアロバイクの耐久性は違います。

また、同じ工場で作られた同じ商品でもアタリ・ハズレがありますから、故障するかどうかは運次第です。

ただし、メーカーが定めた連続使用時間を無視しているので何が起こっても自己責任ということをお忘れなく。

当然メーカー保証も受けられません、故障した際には買い替えか有償修理かを選ぶことになります。

あえて無視するという人もいる

目標さえ達成できればエアロバイクが壊れても構わないという考えの方もいるみたいです。

短期間で集中してダイエットに励みたい、飽き性なので一気に使った方が成功するという意見も上がっていました。

日頃から運動を行っていない人がこういった傾向になりやすいみたいですね。

また、壊れたら後継機を買うので連続使用時間は守らないという、ある意味潔い考えを持っている人も。

ダイエットや運動は人それぞれ適したプランがありますから、時間制限よりそういったことを優先するのも一種のコツなのかもしれませんね。

連続使用時間の長さは価格によって違う

基本は30分

安価で初心者にもおすすめなアルインコ社のエアロバイクをはじめ、一般的な家庭用エアロバイクには大抵30分という連続使用時間が設けられています。

安価と言ってもベルト方式だけではなくマグネット方式もありますし、折り畳みできるコンパクト設計や軽量タイプの物が多いのも特徴です。

値段は1万7千~4万円程度でちょっとした高級品までありますから、機能やデザインなどで選んでもいいでしょう。

連続使用時間は短いですが個人用としては十分と言える製品が揃っています。

連続使用時間が長いほど高価になる

一般的に連続使用時間が長いエアロバイクは高価だとされています。

安価な物と比べて本体や部品の耐久性が上がっているため時間制限が伸びるということですね。

負荷方式はマグネット方式です。

60分の連続使用時間が欲しいなら値段は2万2千~10万円程度とちょっぴりお高めになります。

100分になると安くても6万円代、高い物だと30万を超えることもありますからアスリートのトレーニング用としてならともかく、個人や家族用としては少し贅沢かもしれません。

業務用は無制限

スポーツクラブで使われている業務用のエアロバイクは家庭用と違い連続使用時間がありません。

複数の人間が順番に使うこともあるので耐久性がかなり高くなっていますし、物によっては発電機が内蔵されていて電源も必要ないという高性能マシンがこのタイプです。

ただし、価格は10万円を軽く超えますし、スペックに合わせて重量や設置するスペースが大きくなるので家庭用としては向いていません。

連続使用時間は30分で十分!?

30分漕ぎ続けるのは大変

30分なんて楽勝!

と思うかもしれませんが、それを毎日続けるのは意外と難しいことです。

自宅で好きな時間に使えるというメリットも着眼点を変えれば、今じゃなくてもできる・忙しいから明日まとめて運動するなどといった甘えに繋がる可能性があります。

また、ジョギングやウォーキングのように景色も変わりませんし、技術がなくてもできる運動なので途中で飽きてしまうことも…結果、早い段階で挫折する人も多いので連続使用時間は長くもなく短くもない30分で十分と言えます。

太ももやお尻が痛くなる

エアロバイクを30分漕ぎ続けると当然太ももが疲れます、エアロバイクと一緒に下半身の筋肉も休ませることができるので休憩を挟むのは決して悪いことではありません。

無理して続けても運動効率的には良くないですし、その時間で他の運動を行ったり用事を済ませておけばいいのです。

また、エアロバイクのサドルは固い物が多いため30分以上続けると確実にお尻が痛くなります。

どの製品のレビューを見ても「サドルが固い」という意見が上がっているくらいですから、慢性的な症状になる前に切り上げておいた方が安心かもしれません。

お尻が黒くなったという話もあります…、女性の方は特に気を付けておきたいですね。

すぐに効果が出るとは限らない

どの運動に関してもそうですが始めてすぐに効果が出るとは限りません。

3ヶ月程度までは体重減少が緩やかだったり筋肉痛が起きたりするといった話もありますから、1日1時間など最初から高すぎるハードルを設定してしまうと継続が難しくなります。

6ヶ月程度経てば体重変化も大きくなるみたいなので、時間よりモチベーションの維持を優先した方が結果に繋がるのではないでしょうか。

まとめ

連続使用時間はエアロバイクの故障を防ぐために必要なのです。

家庭用の製品は本体や部品の耐久性が低いので、発熱によって損傷する恐れがあります。

また、同時に消耗品であるゴムの寿命も短くなるため機械を冷ます時間は絶対になくてはなりません。

運動は続けてこそ結果に繋がるもの!

それに使うエアロバイクが途中で壊れてしまっては意味がないですよね。

連続使用時間を守って大切に扱うように心掛けましょう。







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