運動不足の人がエアロバイクをやり過ぎるのは良くない理由
エアロバイクは体力作りやダイエットなど様々なことに使うことができます。
エアロバイクがあれば室内で手軽に運動することができるため、ついついやりすぎてしまうという方もいるかと思います。
しかし、運動を始めたばかりの方がやりすぎるのは良くなく、やりすぎることでデメリットが生まれてしまう場合があります。
ここでは、運動を始めたばかりの方がエアロバイクをやりすぎるのは良くない理由を解説していくので、エアロバイクで運動し過ぎてしまう方や興味のある方は、ぜひご覧ください。
目次
やればやるほどカロリーを消費するが
エアロバイクで運動すればするほど、カロリーをたくさん消費することができます。
また、脂肪を燃焼して筋肉をつけることができ、基礎代謝を上げることができます。
更に持久力をつけることができるため、エアロバイクで運動する時間が長く、行う頻度が多いほど体力作りやダイエットには効果的です。
しかし、いままで全く運動していなかった方が、突然、毎日長時間エアロバイクで運動すると、継続することが困難になることがあり、挫折してしまうこともあります。
では、なぜ続けることができなくなったり、挫折してしまったりするのでしょうか？
それは、エアロバイクでの運動が嫌になる・怪我をする・オーバーワーク症候群に陥る・ストレスになる・楽しめなくなるなどの可能性があるからです。
エアロバイクでの運動が嫌になってしまう
エアロバイクを続けて習慣化するには、楽しんでペダルを漕ぐことが大切です。
楽しんでペダルを漕ぐといっても、「ペダルを漕ぐだけだから、楽しむことなんてできない」という方もいることでしょう。
ですが、マイペースでペダルを漕いだり、痩せた姿を想像しながらペダルを漕いだりすることによって、楽しく感じることもあります。
また、音楽を聴きながらペダルを漕ぐことで、エアロバイクの運動が楽しくなることもあり、できるだけ楽しんで行うことによってエアロバイクが習慣化しやすくなります。
一方、エアロバイクでの運動を全く楽しまずにやり過ぎてしまうと、ペダルを漕ぎ続けることが辛く感じ、エアロバイクでの運動が嫌になってしまいます。
ペダルを漕ぐことが嫌になれば、せっかく始めたエアロバイクが続かなくなってしまうので、やり過ぎるのは良くありません。
怪我をしやすくなる
今まであまり運動をしていなく、エアロバイクでの運動を始めたばかりの方は、ペダルを長く漕ぎ続けるだけの筋力や体力はありません。
そのため、運動を始めたばかりの方がいきなりエアロバイクで長時間、毎日トレーニングすると怪我をしやすくなります。
毎日運動している方でも、休養日を設けないで毎日一生懸命トレーニングしていると、怪我をするリスクは高まってしまいます。
運動に慣れていない方は、なおさら怪我をしやすくなります。
一生懸命エアロバイクでトレーニングすることは良いことですが、休養日を設けず毎日長時間ペダルを漕いでいると、疲れはどんどん溜まっていき、筋肉を痛めてしまうことでしょう。
膝に優しいといわれているエアロバイクでも、やりすぎることで怪我をする可能性があるので、やりすぎには注意しましょう。
怪我をしたら運動することができなくなる
怪我をしても運動することができる場合がありますが、運動することができなくなることもあります。
運動することができないくらいの怪我をすると、エアロバイクをしばらく休まなければいけなくなります。
ダイエットをしている方は、しばらく休むことで、ダイエットが中断してしまうことがあります。
体力作りでエアロバイクをしている方は、しばらく休むことで、せっかくつけた体力が元に戻ってしまうことがあります。
そして、休んでいるうちにモチベーションが低下し、怪我が治った頃には「エアロバイクで運動するのは面倒くさい」などと思い、挫折してしまうこともあります。
ですから、怪我をするほどやるのは良くなく、やる気がある時でもほどほどにすることが大切です。
オーバートレーニング症候群になることも
今まで運動をしていなかった方が、エアロバイクでの運動をやり過ぎると、オーバーワークになってしまうことがあります。
オーバーワークになると身体は悲鳴をあげてしまい、筋肉を痛めてしまうこともあります。
そして、オーバーワーク症候群に陥ると、少し休養した程度では疲れは回復しなくなり、体調を崩しやすくなります。
また、モチベーションが低下したり、ストレスが蓄積したりすることもあり、エアロバイクでの運動を継続することができなくなる場合があります。
オーバーワーク症候群に陥ると効率的に運動することは困難になるので、エアロバイクでの運動はやり過ぎないようにし、定期的に休養するようにしましょう。
身体を強くするには休みが必要
エアロバイクで身体を強くしたり、持久力を高めたりする場合、ペダルを漕ぐことによって疲労した身体を回復させる必要があります。
疲労した身体を回復させるためには栄養素が必要ですが、休養することも必要です。
栄養バランスの良い食事をし、休養することによって疲労した身体を回復させることができ、以前よりも身体を強くすることができます。
休養しないで毎日トレーニングをやり過ぎていると、身体が回復する暇がなくなってしまい、オーバーワーク症候群に陥りやすくなります。
前述した通り、オーバーワーク症候群に陥ると、効率的に運動することができなくなります。
効率的に運動することができなくなると、効率的にダイエットや体力作りを行うこともできなくなるので、休むことも必要です。
エアロバイクを行うことがストレスになる
エアロバイクでの運動が日常生活の一部になっていたり、エアロバイクでの運動が楽しく感じていたりすれば、ペダルを漕ぎ続けることがそれほど苦にならないことでしょう。
しかし、今まであまり運動していなかった方が、いきなりエアロバイクでの運動をやり過ぎてしまうと、どうしても辛く感じてしまいます。
毎日やりすぎることで、更に辛く感じてしまい、エアロバイクでの運動がストレスになってしまいます。
適度な運動はストレス解消に効果的ですが、毎日やりすぎることで逆にストレスは溜まってしまうため、運動をあまりしていない方がいきなり運動をやり過ぎるのはよくありません。
ストレスは身体に良くないので、エアロバイクはやり過ぎないようにし、適度に行うことをおすすめします。
しかし、ダイエットが目的の場合は、時には適度ではなく頑張って長時間行うことも大切です。
楽しめなくなって挫折してしまう
エアロバイクを始めたばかりの方は、習慣化するためにも楽しんでペダルを漕ぐことが大切です。
全く楽しくないと、エアロバイクを続けることが嫌になり、続けることは困難になります。
エアロバイクを始めた時から、毎日辛く感じる程やりすぎると、「今日はペダルを漕ぎたくない」「明日は休みたいな」などと思ってしまいます。
前述した通り、たまには休むことは必要ですが、エアロバイクをやろうとしていたのにサボってしまうと、毎日サボるようになってしまうこともあります。
つまり、やり過ぎて楽しめなくなってしまうと挫折してしまい、エアロバイクをやめてしまう可能性があるので、始めからはりきりすぎてやりすぎないことが大切です。
始めはやりすぎず、徐々に身体に慣らしていきましょう。
まとめ
以上のように、いままであまり運動していなかった方が、いきなりエアロバイクでの運動をやりすぎるのは良くありません。
そのような方が毎日エアロバイクをやり過ぎることで筋肉を痛めたり、精神的にダメージを受けたりしてしまうことがあり、挫折する原因になります。
そのため、始めは無理をせず、週3日くらいから始めることをおすすめします。
とにかく、運動初心者がエアロバイクをやり過ぎても良いことはないので、やり過ぎず、自分のペースで行うようにしてください。
参考URL・参考文献・根拠など
https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/undou-shougai/over-training.html