ブラックバスのボトム攻略をベイトリールでやってみよう!使いやすいルアーやリグ、タックル、アクション方法を紹介!
ブラックバスにとってボトムは水温が低いときに厳しい状況から回避したり、エサを取る場所として大事なところになります。
このボトムを攻略していくには、しっかりと地形を把握しつつ行っていくのがよいでしょう。
このボトム攻略にはベイトリールが向いています。
今回はブラックバスのボトム攻略をベイトリールで行う方法について解説していきます。
ボトムについて
ボトムにブラックバスが居る理由は休息の為やエサを取るためといった意味合いが強いです。
ボトムはブラックバスにとって水温が安定しやすく、風や雨の影響を受けづらいといった理由があります。
これが表層付近だと、水温が一日の中でかなり変化してしまったり、さらに雨の影響で水質が一気に変わってしまったりすることがあります。
急激な水の変化を嫌うブラックバスにとってこういった状況はできるだけ避けたいものです。
またボトムには多くのベイトが居ます。
手長エビやスジエビといったエビ類、ザリガニ、カニといった甲殻類から、ハゼといった底生の魚たちです。
これらを待ち伏せして捕食するためにもボトムはブラックバスにとって効率が良い場所となっています。
それでは具体的にボトム攻略で使ってみたいルアーやリグを紹介していきます。
ボトムで使ってみたいルアーやリグ
ボトム攻略にはいろんなルアーを使うことが出来ますが、ここでは中でもおすすめのルアーやリグを紹介しておきたいと思います。
ボトムは見えないことがほとんどですので、しっかりと把握しつつ、効率よく探っていくことが出来るルアーやリグを使ったほうがよいです。
それでは下記に3つ紹介しますので、参考にしてみてください。
メタルバイブ
ボトム攻略で使ってみてほしいルアーがメタルバイブです。
メタルバイブは金属で出来ているバイブレーションになります。
バイブレーション系特有のロングキャストはもちろんのこと、金属という重たい素材がアクションすることによって起きる強い振動とフラッシングが特徴です。
複数のルアーアイが付いていることが多く、前に付けるほどアクションはタイトで早巻きに対応でき、後ろに付けるほどワイドアクションでゆっくり引けるようになります。
ボトム攻略時においては後ろ側につけておくことをおすすめします。
キャロライナリグ
ボトム攻略で使ってみてほしいリグの1つめがキャロライナリグです。
キャロライナリグは重りの重さを自分で決めて、それに合わせてリーダーの長さや取り付けるワームを自分で決めていくことが出来る自由度の高いリグです。
このリグでは重りとリグが離れていますので、ボトムを感じ取りつつ、ワームをナチュラルアクションさせることができるメリットがあります。
ダウンショットリグ
ボトム攻略で使ってみてほしいリグの2つめがダウンショットリグです。
重りが下でワームが上にあるのでその長さ分ワームをボトムから離すことが出来ます。
ダウンショットリグも重りの重さとワームを自分で決めていけるので、その組み合わせは無限大となってきます。
このダウンショットリグは他にもアンダーショットリグやツネキチリグと言われることもありますので覚えておきましょう。
ダウンショットリグのメリットは止めていてもワームが揺らめいてくれますし、アクションもシェイクやボトムパンピングとさまざまに行っていくことが出来ます。
それでは次にそれぞれのルアーに適するタックルとアクションの例を挙げていきますので、参考にしてみてください。
メタルバイブのタックルとアクション
メタルバイブではロッドを上下させてアクションすることがボトム攻略では多くなります。
ロングキャストしつつも操作性のよいロッドを選んでいくとよいでしょう。
下記にタックル例を上げますので、参考にしてみてください。
ロッド
ロッドは6フィートクラスのベイトロッドを使っていきましょう。
パワーはミディアムくらいの中間的パワーのものが良いと思います。
現在ではマイクロガイドシステムといった小さなガイドを使っているものがありますが、メタルバイブにおいてもそういったモデルを使ってみると使い勝手が良いです。
ベイトリール
ベイトリールはメタルバイブをアクションさせることを基本としますので、利き手でロッドを持ち、利き手とは反対でハンドルを巻くタイプがおすすめです。
スプール径に関しては34ミリ径程度の扱いやすいものを選んでいくとよいでしょう。
ギア比はハイギアがアクション時のラインスラックを回収しやすいのでおすすめです。
ライン
ラインは伸びの少ないフロロカーボンラインがアクションとフッキングともにやり易くおすすめとなります。
太さは6ポンドから12ポンドくらいまでをメタルバイブの重さに合わせて使い分けてみてください。
アクション
ボトム付近ではリフト&フォールが効果的です。
あまりボトムから離さないようにしつつアクションさせてみてください。
フォール時のバイトが多いので注意するようにしましょう。
キャロライナリグのタックルとアクション
キャロライナリグでもボトム攻略では遠投が基本です。
またフッキング時にストロークが必要となります。
下記の例を参考にタックルとアクションを行ってみてください。
ロッド
ロッドは7フィート以上のパワーのあるロッドを使いましょう。
投げるときにはゆっくりとした動作で投げていくとよいです。
ダブルハンドキャストがしっかりできる長さのグリップのロッドを選びましょう。
ベイトリール
ベイトリールは回収の速いモデルを選んでいきましょう。
スプールは36ミリくらいのものが扱いやすいです。
ハンドルはアクションからフッキングまでが行いやすい、利き手でハンドルを巻くモデルを選ぶとよいです。
ライン
遠投していくことが多くフッキングのパワーロスが少ないことを考えて、フロロカーボンの使用をおすすめします。
太さは12ポンドくらいがよいでしょう。
フロロカーボンラインだとボトムの変化もしっかり把握しやすいです。
アクション
キャロライナリグのボトムでのアクションはズル引きが基本となります。
ボトムを感じ取りつつ引いてきて、重りが何かに引っかかったらゆっくりと外しワームがそこを通るように操作しましょう。
ダウンショットリグのタックルとアクション
ダウンショットリグでは繊細にアクションできるロッドを使いましょう。
ウエイトが軽いことも多いですので、柔らかなロッドを選ぶことも必要です。
それでは下記に詳しく解説していきます。
ロッド
6フィート前半のベイトロッドを使いましょう。
ライトからミディアムライトパワーが扱いやすいと思います。
ベイトフィネス用とされているモデルを目安として選ぶとよいでしょう。
ベイトリール
利き手とは反対にハンドルがあるモデルがおすすめです。
32ミリスプールで浅溝のモデルがおすすめとなります。
ラインはあまり巻かないほうがバックラッシュは少なくなります。
ライン
繊細に扱うことを考えてフロロカーボンの細い番手がよいでしょう。
太さは6~8ポンドが良いと思います。
時には重さを活かしたスラックでより細かなアクションをするのもよいでしょう。
アクション
ズル引きとシェイクが基本となります。
ボトムを引っ張ってきて引っ掛かりがあれば、そこでシェイクしてブラックバスを誘いましょう。
シェイクをしていて突然外すといった方法もリアクションバイトを誘発することがありますのでおすすめです。
まとめ
今回はブラックバスのボトム攻略で使いやすいルアーやリグ、タックルとアクション方法について解説してきました。
ボトムを上手く攻略することが出来ると、そこを基準とした中層攻略もしやすくなります。
特に初心者の方はボトムを意識した釣り方から覚えていくと上達も早いでしょう。
それでは今回の記事内容を参考に、ボトム攻略をベイトリールでやってみてくださいね。