ベイトリールを水没させてしまった!そんなときどうしたらいいの?
バス釣りをしているとどうしてもタックルを水没させてしまうことがあります。
私も今まで2回、ベイトリールを水没させてしまったことがあります。
その時考えたのが水没させてしまったらどうすればいいのか。
特に初心者の人は全く分からないと思います。
そこで今回は私も経験したベイトリールを水没させてしまったときの対処について解説していきたいと思います。
まずはその状態から絶対動かさないこと
ベイトリールを水没させてしまったとき、絶対に守らないといけないことがあります。
それは水没した状態から絶対動かさないことです。
なぜ水没したときに動かしてはいけないのか。
淡水なのでパーツの錆に関してはほとんど気を配らなくて大丈夫ですが、ベイトリールが水没したときに故障する原因で、一番怖いのは砂などの異物です。
ベイトリールは多くのパーツの組み合わせで成り立っています。
そのベイトリールのパーツの隙間に、水没したとき高確率で砂などの異物が入り込みます。
もし砂などの異物がパーツの隙間に入り込んだ状態で、ハンドルを回してしまうとパーツにキズが入り、最悪の場合リールが動かなくなってしまいます。
これだけは絶対に避けなければなりません。
ベイトリールを水没させてしまったときは、慌てずにそのままの状態で動かさないように心がけましょう。
では水没させてしまったそのあとは、具体的にどう対処していけばいいのか。
次から解説していきます。
メーカーに出すことを検討する
水没させてしまったときに、ベイトリールの故障を最大限防ぐことができるのが、メーカーに出して対処してもらうことです。
釣具店に持って行って、どのような状態なのかを伝えると、その情報をもとにメーカーに出してもらえます。
アフターサービスと呼ばれ、どのメーカーでも行っています。
メーカーに出せば、専門の方がベイトリールの状態を、情報を元に把握して対処してくれます。
ただし、メーカーに出すことでのデメリットもあります。
そのデメリットとは、
・ベイトリールが手元に戻ってくるまでに数週間かかる
・工賃や部品代、送料といった料金が必要になる
といったところになります。
実際に私がベイトリールを水没させてしまった1回目のときは、約3週間の納期と、5,000円ほどの料金が掛かりました。
ただし、リールは元の状態に戻り、その後快適に使えました。
初心者の方がベイトリールを水没させてしまったときは、自分で直そうとせずメーカーに出すことをおすすめします。
では次は、ベイトリールを水没させてしまった対処を自分で行うときはどうすればいいのか、解説していきます。
自分でやってみるときの手順
ベイトリールを水没させてしまったときに自分で対処したいという人も多いと思います。
私もベイトリールを水没させてしまった2回目は自分で対処しました。
その時の手順は次のとおりです。
1.ベイトリール全体をシャワーで水洗いする
2.パーツ一つ一つを丁寧に分解する
3.パーツクリーナーを使って異物を落とす
4.パーツをそれぞれオイル、グリスアップをして組み立てる
こういった手順になります。
特に気を配りたいのが1と2の手順です。
砂などの異物はシャワーで水洗いして徹底的に落としておきましょう。
また分解するときは、パーツの並びを間違わないように、分解した順に並べておいたほうがいいです。
リールの分解図も忘れずに用意しておきましょう。
慣れないうちは数時間掛かりますが、ベイトリールの内部を見て理解するきっかけとすることもできます。
ベイトリールを水没させてしまい自分で対処するときは最新の注意を払って行ってください。
まとめ
ベイトリールを水没させてしまった時の対処についてまとめると、
・水没させてしまったら絶対ハンドルを動かさない
・メーカーに出すのが一番確実にベイトリールを元の状態に戻してくれる
・自分で対処するときは最新の注意を払って、手順通りに行う
以上になります。
水辺で釣りを楽しんでいるかぎり、タックルの水没は誰もが通る道だと思います。
もし水没させてしまったときはこの記事を参考にして対処してください。