初心者がシーバスロッドを選ぶ際のポイント!餌やラインも重要?
釣竿には、様々なロッドがあって、その中にはシーバスを釣りやすい『シーバスロッド』という種類があります。
シーバスロッドを利用すれば、シーバスだけではなくて、様々な魚を狙えるので購入しようと考えている方たちは多くいます。
しかしビギナー(初心者)の方は、どの製品を購入したら良いのか悩んでしまうでしょう。
シーバスロッドを購入する際には、釣竿だけではなくて、餌(えさ)やルアーも重要になるので、選び方や重要性について解説していきましょう。
ビギナーがシーバスロッドを選ぶ際のポイント
上級者であれば、どのようなロッドが扱いやすいか分かりますが、ビギナーは扱いやすいロッドが分からないでしょう。
そこで、ビギナーにおすすめするロッドの特徴や値段について紹介するので参考にしてみて下さい。
長さは9フィート
シーバスロッドは『長さ』によって、ルアーをキャスト(投げる)する際の距離が変わっていくので、重要なポイントになります。
ロッドの長さは『フィート』という記号で表されていて、1フィートは30.48cmの長さになっています。
8フィート台であればルアーの飛距離はあまり伸びなくて、10フィート台であればルアーの飛距離は伸びやすいです。
しかし、10フィート台はキャストコントロールが悪くなってしまって、8フィート台であれば良くなります。
そのため、飛距離とコントロールのどちらを選ぶべきか悩むと思うので、ビギナーは中間の9フィート台が、おすすめです。
硬さはML
シーバスロッドは、長さの他にも『硬さ』も重要になります。
硬さはパワーと言われる事もあって、耐久性に大きく関係してくるので、製品を選ぶ際には是非確かめてみて下さい。
ロッドは7種類の記号で表されていて、UL(ウルトラライト)・L(ライト)・ML(ミディアムライト)・M(ミディアム)・MH(ミディアムヘビー)・H(ヘビー)・XH(エクストラヘビー)などがあります。
ULが最もパワーが弱くて、XHに近づくにつれて、パワーが強くなっていくのです。
MLのロッドであれば、適度なパワーになっていて、利便性が優れているので、ビギナーはMLを選んだほうが良いでしょう。
1万円前後のロッド
シーバスロッドは、高額な製品であれば、10万円を超えてしまう製品があります。
10万円を超える製品にもなれば、品質が高くなっているので、利用しやすいです。
しかし、ビギナーが高品質なロッドを使いこなす事は難しいので、始めのうちは1万円前後のロッドを購入してみましょう。
1万円と聞いたら、品質が低くなっているように感じるかもしれません。
しかし、値段が安くなっていても、品質が高くなっている製品もあるので、それほど心配する必要はありません。
付けるべき餌の種類
シーバスロッドを利用する際には、他のロッドと同じように、餌をライン(糸)に付ける必要があります。
実は、餌の種類によって、特徴や効果が大きく違うので詳しく解説します。
生きた餌
ビギナーのタイプによって、おすすめの餌の種類は違います。
例えば、釣りの経験が全くなくて、準備をする事が苦手な場合には『ルアー』がおすすすめです。
ルアーは、ニセ餌の事で、ジグもルアーの一種です。
ルアーであれば、指先を噛み付いてくる事もなければ、ヌルヌルもしていないので、女性でも気軽に利用できるでしょう。
それに引き換え、生き餌は噛み付いてくる上に、ヌルヌルしていて、気持ち悪く感じてしまう方は多いのです。
手間暇をあまりかけたくなくて、ヌルヌルしているものが苦手な場合にはルアーを利用したほうが良いです。
生き餌でも構わなくて、釣りのスキルが未熟な場合には、生き餌をおすすめします。
生き餌であれば、魚が食いつきやすいので、あまり高度なテクニックを覚えてなくても釣りやすいです。
ニセ餌のルアー
ニセ餌となるルアーを利用する場合には、ロッドアクションを行わなければ、魚を釣る事は極めて難しいです。
魚はルアーを餌としないので、ロッドアクションを行う事によって、ルアーを生きている餌のように見せる必要があります。
例えば、ロッドアクションの『ジャカジャカ巻き』は、ロッドを縦または横に向けて、小刻みにジャカジャカとアクションを起こします。
ジャカジャカとアクションを起こしながらリールを巻く事によって、ルアーは小刻みに揺れながら動くので、魚のように見えるのです。
ビギナーの方にとっては、このようなスキルを最初のうちから習得する事は難しいので、早めのうちに魚を釣りたい場合には生き餌を利用したほうが良いのです。
PEラインの選び方
ビギナーは、釣り道具を揃える際にロッドばかりに注目しがちですが、ラインも極めて重要な道具になるので、その理由を説明しましょう。
PEラインの耐久性
ラインには様々な種類がありますが、シーバスロッドを利用する際には『PEライン』が、利用しやすいです。
PEラインとは、ナイロンやフロロカーボンなどのラインよりも、耐久性が高くなっています(同じ号数の場合)。
実際に、PEラインは4本撚り(編み)や8本撚りなどがあるのです。
4本撚りに比べて、8本撚りのほうが多くの繊維を利用しているので、1本1本が細い繊維を編み込んでいます。
繊維が細くなっている事もあって、表面が滑らかになっていて、ラインはガイド滑りがよくなります。
ガイドとは、ロッドの輪っかの事で、ラインを通す場所でもあるので、滑りがよくなればルアーの飛距離を伸ばす事が可能です。
高比重PEライン
PEラインは、耐久性と飛距離の両立を成功しているので、メリットばかりというイメージを抱くかもしれません。
ところが、デメリットもあって、水より比重が軽くなっている事から、水に浮きやすいです。
ラインが水に浮いてしまえば、風の影響を受けやすくなって、ラインが長さがされやすいので注意しなければいけません。
そのため、風の対策を講じるために、比重が高い『高比重PEライン』を検討してみましょう。
釣りを楽しむ場所
シーバスロッドは、陸から釣りを楽しめる『ショアジギング』を行えます。
しかし、釣る場所によって、注意点がいくつかあるので、詳しく解説しましょう。
堤防の安全性
堤防から釣りを楽しむ方は多くいますが、波にさらわれてしまって、転落してしまう方も多くいるので注意しなければいけません。
台風がくる時に釣りをする事は厳禁ですが、台風がこない時でも強風の場合には、波が高くなってしまいます。
さらに、雨が降った時には足元が滑りやすくなるので、台風・風速・雨などの情報をニュース番組で、確認するようにしましょう。
そして、堤防の近くには『テトラポット』が多くあるので、ルアーがテトラポットに引っかからないように注意して下さい。
河岸の建造物
河岸の場合は、波にさらわれる心配がないと思うかもしれませんが、あまりにも悪天候の場合には『増水』で、水にのみ込まれる恐れがあります。
特に、ダムが近くにある場合には、上流にあるダムが放水されてしまって、男性が水にのみこまれてしまうというニュースが報道されました。
このニュースが外国の話ですが、日本でも、ダムを放水する事はあるので注意して下さい。
まとめ
ビギナーが、シーバスロッドを購入する際には、長さや硬さが適度になっている製品を選んだほうが良いです。
実際に、9フィート台のロッドを利用しておけば、ある程度まで、飛距離とコントロールがよくなっています。
上級者でなければ、8フィート台で飛距離を伸ばす事は難しいので、あまりシーバスロッドに慣れていない時は、中間となる長さ・硬さになっている製品を選びましょう。
参考URL・参考文献・根拠など
https://tsuriho.com/p/2689
https://tsuriho.com/p/13303/4
https://www.duel.co.jp/column/line/pe-choice.html
https://tsurihack.com/2108
https://ameblo.jp/kisaragisearchina/entry-12394450883.html