ベイトのジギングロッドのメリットとは?
ジギングロッドにはスピニングリール用のものが多く存在します。
ジギングのメインとなっているのはスピニングタックルですが、一部ベイトリール用のジギングロッドもあります。
そのベイトのジギングロッドを好んで使う人がだんだんと増えてきています。
それはなぜなのでしょうか。
今回はそのベイトのジギングロッドを使うメリットについて解説していきます。
ロッドのパワーを最大限に活かせる
ベイトのジギングロッドの一つめのメリットは、ロッドのパワーを最大限に活かせることです。
スピニングタックルでは、ガイドがロッドから離れた位置にあるため、力が加わったときにはガイド同士がラインを引っ張るようになります。
これはロッドのブランクスの力の損失と摩擦力の増加につながっていて、結果として巻き取りに大きな力が必要になってしまいます。
それがベイトのジギングロッドになると、ガイドが小さくなりロッドに沿うように配置してあります。
そうすると、力が掛かってもラインがロッドに沿うような形になるので、ロッド本体であるブランクスの力の損失が少なくなります。
結果として魚が掛かった時にロッドの力が活かせるので、釣り上げやすくなります。
続いて2つめのメリットについて解説していきます。
ラインが多く巻ける
ベイトのジギングタックルの2つめのメリットは、ラインが多く巻けることです。
ベイトのジギングロッドには、必ずベイトリールをセットして使います。
ジギングをしているとやはり大型の魚がヒットしてくることがあります。
そのときはどうしてもラインが引き出されていくようになります。
ラインのキャパが足りなくなり、スプールに結んでいる場所まで仮に引き出された場合、いとも簡単にラインは切れてしまいます。
その点においてラインが多く巻けるベイトリールが使えるベイトのジギングロッドのメリットは大きいです。
スピニングタックルで同じ太さのラインを巻いた時と比べると、ベイトタックルは一段階使用感が上の状態で釣りができていると経験上感じられます。
続けてベイトのジギングロッドを使う3つめのメリットについて解説していきます。
ラインのコントロールがしやすい
ベイトのジギングロッドの3つめのメリットはラインのコントロールがしやすいことです。
例えば、タチウオやシーバスといったライトジギングの時はフォールでバイトが出やすいです。
そのフォールでバイトが出るときに、スピニングリールだとベールを起こしてラインを出し、バイトがあったらベールを戻してフッキングする必要があります。
一方でベイトリールであれば、クラッチを切ってラインを出し、フォールのバイトがあったら、ハンドルを回転させてクラッチを戻すことが出来、すぐにフッキングに移ることが出来ます。
この2つを比べたときの時間はほんの一瞬の違いにはなりますが、その一瞬の違いが釣果に大きな差を生み出します。
長年釣りをやっている人であっても、この時間の差を埋めることはなかなかできません。
最後にベイトのジギングロッドで私がおすすめするものを紹介したいと思います。
ベイトのジギングロッド初心者におすすめのシマノ・炎月BB
ベイトのジギングロッドで初心者の方に私がおすすめするのは、シマノの炎月BBです。
価格的にも1万円台で、適合するルアーウエイトも幅広く、いろんな釣りに使うことが出来ます。
これと併せて、ベイトリールを2万円台で揃えれば、快適に釣りが楽しめるものと思います。
ぜひこのシマノの炎月BBを使ってみてください。
まとめ
ベイトのジギングロッドのメリットについてまとめると、
・ロッドのパワーを最大限に活かせる
・ラインが多く巻ける
・ラインのコントロールがしやすい
以上となります。
多くの釣り人がいて、タックルで釣果に差が出ることも現在の釣りでは多くなってきました。
今回の記事におけるベイトのジギングロッドの利点を理解してもらって釣りをしてもらえると嬉しく思います。