ベイトリールでナマズを釣りたい方へのタックル紹介!
河川などを泳いでいるナマズを見たことはありますでしょうか?
雨の後や夕方なんかだとゆらゆらと泳いでいるのが見られます。
髭のイメージが強いあのナマズはルアーでしっかり狙えば強烈なファイトを見せてくれる好ターゲットになります。
今回はそのナマズを狙ったベイトリールをはじめとするタックルについて釣り方と併せて紹介していきたいと思います。
ナマズを狙うためのタックルとは
ナマズを狙うタックルの一例を紹介します。
・ロッド・・・6.6フィート以上のベイトロッド、できればミディアムヘビーくらいでグラス素材が多いものがおすすめ
・リール・・・ナイロンライン16ポンド以上を多く巻けるベイトリール、ハイギアくらいの力があるものがおすすめ
・ライン・・・ナイロンライン16ポンド以上、トップウォーターを使うことが多いのでフロロカーボンは不向き
こういったタックルになります。
ナマズは思っている以上にルアーに激しいバイトの仕方、また掛かってからもファイトはとても強烈です。
そのためにミディアムヘビー以上のベイトロッド、力のあるベイトリール、16ポンド以上の強めのラインが必要になります。
ナマズ釣りでよく使うルアー
ナマズ釣りでよく使うルアーはトップウォーターです。
中でもノイジープラグと呼ばれるものが多く使われます。
ノイジープラグとは、金属の羽根や水を受けて音をたてるカップでナマズを誘うルアーになります。
基本的には引っ張ることで勝手にアクションしてくれるルアーです。
なので、初心者であっても比較的簡単にアクションさせられて、ナマズのバイトを引き出すことが出来ます。
ノイジープラグの中でもおすすめは、ジッターバグタイプのトップウォーターです。
このジッターバグタイプのルアーは昔から存在し、ナマズ釣りの定番ルアーとなっています。
今では見やすいように蛍光の小さなライトをつけることができるものも販売されています。
ナマズはどんな魚なのか
ナマズはまずは髭が特徴的な魚です。
その髭を使ってエサを見つけたり、休息のための穴や岩の隙間の大きさを髭で確かめたりします。
味覚もこの髭で分かっているようで、口にする前に味が分かるという人間には無い機能を持っています。
そして、あまり言われることが無いのですが、側線に特徴がある魚でもあります。
側線とは、魚が水中で振動や音を敏感に拾って、エサを探したり危険を察知するための器官です。
この側線がナマズの体には無数にあります。
釣った時によく見てみると、白い点線のようなものが全身にあるのが分かると思いますが、これが側線です。
通常他の魚であれば、背骨に沿ってあるくらいですが、ナマズは違います。
それほど、敏感な魚なので、足音などに気を付けるようにすると釣果を伸ばすことが出来ます。
ナマズの狙い方
ナマズは基本的にトップウォーターで狙うことは、先にお伝えしました。
ナマズは意外ですが、泳ぎがかなり得意な魚です。
そして激しいアクションの方が反応しやすい傾向があります。
あまりゆっくりルアーを泳がしすぎると、本物かどうか髭で簡単に確かめられてしまうため、あまりおすすめはしません。
そして、狙うときはなるべく水際から離れてルアーをキャストすることをおすすめします。
なぜなら、ナマズは足元にも良くいるからです。
そのナマズを釣っていくためにも、足元までしっかりルアーは泳がせるようにしてください。
ナマズ釣りで気を付けること
ナマズ釣りで気を付けないといけないことは、あまり知られていません。
しかし、知っておかないと怪我にもつながってしまうので今回お話しします。
それは、「歯の鋭さ」です。
ナマズはエサに喰いつくと回転して引きちぎろうとします。
これが釣り人にとっては、釣り上げた時に注意しないといけません。
バス持ちなんかしてしまうと、あっという間に手が傷だらけになってしまいます。
ナマズ釣りでの必需品
ナマズ釣りでの必需品は、フィッシュグリップです。
フィッシュグリップとは歯の鋭い魚などに対して、危険が無いように口を挟む道具のことです。
ナマズのように歯が鋭い魚を釣るときには持っておくべきツールです。
比較的安価なものだと2,000円くらいであるので、ナマズ釣りのときには持っていくようにしておいてください。
それと併せてプライヤーも必需品です。
ルアーを外すときにナマズは暴れることが多く、万が一ルアーのフックが自分に刺さると大変です。
できるだけ柄の長いプライヤーを持っておくほうがいいと思います。
プライヤーも1,000円以下で購入できるものですので、用意するようにしていてください。
まとめ
今回はベイトリールをはじめとするタックル、釣り方について紹介してきました。
最後にですが、ナマズ釣りのときはフックをバーブレス仕様にすることをおすすめします。
ナマズの口の周りは非常に硬かったり、歯が鋭かったりするのでいち早くフックを外すようにしたいからです。
バーブレスにしてもバレることはほとんどないのでやってみてください。