シマノのタイラバ専用ハイエンドベイトリール・炎月を紹介!
タイラバの人気が高まる中で、各メーカーからタイラバ専用のベイトリールが販売されています。
タックルバランスがとても重要となる釣りですので、やはり専用のものを使ったほうが釣果につながりやすいです。
今回はそんなタイラバ専用ベイトリールとしてシマノから販売されている炎月というモデルを紹介していきたいと思います。
炎月の概要
炎月はタイラバ専用ベイトリールとしてマイクロモジュールギアを初搭載したベイトリールです。
高い剛性を誇り、80オーバーのマダイがヒットしたときでも安心してファイト出来るといった声も上がっています。
タイラバを極めるためにギア比のモデルが追加になったりもしている、トップレベルのアングラーはぜひとも使ってみたいリールとなっています。
炎月の各スペック解説
ここからは、多くの機能が搭載されている炎月について解説していきます。
各スペックを把握しておくことによって、数値化して巻き回数などを把握しつつ、より具体的な釣りをしていくことができると思います。
ぜひ参考にしてみてください。
ギア
炎月の心臓部となるギアには、マイクロモジュールギアという歯がとても多いギアが採用されています。
このギアはノイズの発生が非常に少ないので、とてもシルキーな巻き心地を出すことができています。
さらに歯の噛み合わせが多くなることで、パワーの伝達率も上がっています。
タイラバではリトリーブ時の静穏性と、ファイト時のパワーが必要となりますので、とても役立ってくれるギアとなっています。
ギア比は5.8と7.8といった使い分けしやすいモデルが2つ用意されていますので、自分の釣りに合ったものを選んでいくとよいでしょう。
ボディ
ボディはHAGANEボディコンセプトとなっています。
高剛性の金属ボディによってたわみの少ない安心感を持つことができています。
この高剛性ボディは巻き上げにおいてパワーの伝達効率を上げるといった効果もありますので、搭載されているマイクロモジュールギアの性能を最大限に活かしてくれるものとなっていることでしょう。
また自重はパワーギアモデルが210グラム、ハイギアモデルが215グラムとなっています。
高剛性でありつつ、この軽さを実現してくれていますので、とても使いやすいでしょう。
ラインキャパシティ
炎月のラインキャパシティは全モデル共通でPE1号が200メートルとなっています。
タイラバにおいて最も応用範囲が広いラインにぴったりのものとなっています。
注意点としては細いPEラインはスプールに直結して巻いてしまうと滑りやすいといった欠点があります。
最悪の場合は、スプールに巻かれたPEラインが回転して巻き取れなくなるといったこともあります。
対処法としてはスプール底面を覆うようにナイロンラインの下巻きを入れておくことです。
これによってかなり改善されますので、ぜひ参考にしてみてください。
ドラグ
炎月の最大ドラグ力は4キロとなっていますので、より細かな調整ができるでしょう。
ワッシャー素材はカーボンクロスワッシャーを採用していますので、長い間使っていても擦り減りにくくおすすめです。
また実際にドラグが効いている時には、エキサイティングドラグサウンドという機構が活躍してくれます。
この機構はドラグが機能していることを音で確認することができるものです。
特に大型のマダイがヒットした時にはドラグが必須となりますので、音で引きを確認しつつそれに合わせてスムーズにファイトしていくことが可能となるでしょう。
ハンドル
ハンドルには長めの51ミリのものが搭載されています。
クランク形状となっており、よりボディに近づいているので、安定性も抜群です。
さらにノブは形状を追求してあり、ファイト時とリトリーブ時の安定を向上させてあります。
握り込む位置を確認しないで済む丸型ノブのダブルハンドル仕様は実際のタイラバにおいて大きなアドバンテージとなってくれることでしょう。
ブレーキシステム
タイラバでは状況によって少しキャストしたほうが釣果が良くなることがあります。
キャストすることによってより緩やかな角度でタイラバを惹いてくることができるからです。
この炎月というベイトリールにはSVSインフィニティという最新型の遠心力ブレーキが搭載されています。
このブレーキシステムはキャスト回数が非常に多いブラックバスフィッシングでも使われていますので、安心してキャストすることができます。
調整は外部ダイヤルで出来ますので、非常に簡単に設定していくことができます。
もちろんタイラバを通常でフォールさせていく時にも、スプールの回転に合わせてブレーキの強さが変わってくれるこのブレーキシステムはトラブルレスな釣りをさせてくれるものと思います。
組み合わせて使いたいタックル
ここからはベイトリールの炎月と一緒に使いたいタックルを紹介していきます。
いずれも同じメーカーであるシマノから販売されているモデルとなっています。
ぜひ参考にしてみてください。
炎月プレミアム
シマノのタイラバロッドシリーズのフラッグシップモデルです。
最上位機種にふさわしい機能が満載となっているロッドです。
このシリーズには現在3つのベイトモデルがラインナップされています。
モデルによってソリッドティップとチューブラーティップがあり、釣り方や状況に合ったセレクトが可能となっています。
短いほうからB69L-Sという柔軟にマダイを乗せていくことに重きを置いたモデル、日本各地のフィールドに対応しやすいB69ML-Sというモデル、ロングレングスのパワーモデルのB72Mとなっています。
それぞれの特徴を活かしてぜひベイトリールの炎月と組み合わせて使っていくのがおすすめのロッドシリーズとなっています。
X-DYNE G-BLENDED 炎月
マダイ専用の高比重PEラインです。
PEと比重のあるポリエステルを混合することによって水よりも比重を高める仕様としてあります。
表面にコーティングも行っていますので、タイラバをスムーズに落とし込んでいくことも出来ます。
ラインには約10メートルごとに、ブルー・オレンジ・パープル・イエロー・レッドとマーキングされていますので、それを目安に着底のタイミングや、ボトムからどのくらいでマダイがアタックしてきたかなどを把握しながら釣りをしていくことができるでしょう。
先糸としてはフロロカーボンのリーダーを使っていくことがおすすめです。
太さは20ポンドくらいを使っていくと大型がヒットしたときでも安心感を持ってファイトすることができると思います。
結束にはFGノットが強度があるのでおすすめです。
炎月 月華 TG
実際に水中においてマダイを誘ってきてくれるタイラバですが、同じように見えてその機能はかなり違っています。
この炎月 月華 TGに関しては、ヘッドの下部にタングステンを配置することによって他には無い低重心を実現しています。
これによってヘッドの揺れを少なくし、マダイにアピールする仕様となっています。
低重心のメリットは他にもフォールが早くなったり、浮き上がりにくくなったりといったメリットを生み出してくれています。
まとめ
今回はシマノのタイラバ専用ハイエンドベイトリールである炎月を紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
タイラバは釣り人の力量がかなり釣果に関わってくることが多いです。
その力量にはタックルのバランスや性能も大きくかかわってくることと思います。
ぜひ今回の記事を参考にして炎月を使ってみてはいかがでしょうか。