ベイトリールは飛距離だけじゃない!精度の高いキャストをマスターする方法とは?

ベイトリール

ベイトリールを使うときに誰もが思うのが飛距離を出したいということだと思います。

しかし、ベイトリールを使うときには飛距離以外にも正確性というスピニングリーグではなかなかできないメリットがあります。

そんなベイトリールのメリットである正確性を活かして、精度の高いキャストをマスターする方法を今回は紹介していきたいと思います。



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ベイトリールが精度の高いキャストが出来る訳

ベイトリールで精度が高いキャストが出来る訳は、サミングで飛距離調整ができるということが第一です。

後で詳しく解説していきますが、これができていないとベイトリールであっても正確にキャストすることはできません。

スピニングリールだと飛距離調整にはスプールエッジをおさえていく必要がありますが、これはどうやってもセンチ単位となります。

それに対してサミングはミリ単位で調整できるといってもよいので、精度の高いキャストがしやすくなっています。



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ベイトリールで精度の高いキャスト方法

ここでは、ベイトリールで精度の高いおすすめのキャスト方法を4つ紹介しておきます。

キャスト方法には10種類程度の方法がありますが、慣れていないと精度の高いキャストができないものも多いです。

まずは下記に紹介していくキャストで慣れてもらい、その後に他のキャストでのコツを掴んでいくとよいと思います。

それでは紹介していきます。

ピッチング

基本的にはルアーを手でつかんで、ロッドの反発力を少しだけ使ってキャストする方法です。

ずっとルアーが視線より下にあり、かつ水面近くをルアーが飛んでいくので、着水させるタイミングが取りやすいのが精度の高いキャストがしやすい理由です。

10メートル程度の距離でキャストしていくときに使っていくとよいキャスト方法です。

サイドキャスト

ロッドを横に振って、水面と平行になるくらいで前に振りキャストしていく方法です。

こちらも視界にルアーが入ってくれていて、距離感が取りやすいのが特徴です。

ピッチングよりは距離を伸ばすことに向いていて、15メートル以上離れているような場所を狙っていくときに使っていくとよいでしょう。

オーバーヘッドキャスト

ピンポイントを狙うにはコツが居りますが、真っ直ぐ投げるといった意味ではオーバーヘッドキャストの一番精度が高いです。

真っ直ぐ投げられるというのは、意外と実際の釣りでは必要となることが多いです。

また、キャストの感覚を掴むのに一番適しているキャスト方法となりますので、しっかり身に付けるとよいでしょう。

フリッピング

振り子の要領で超近距離を狙っていくキャスト方法です。

ラインのロッドを持つ手とは反対の手で持ち、距離をそちらの手でラインを送ったり引いたりして調整していきます。

サミングを使うことはフォーリングなどでラインが足りなくなったときに使っていきます

精度の高いキャストにはサミングが必須

先に少し述べていたサミングについてここでは詳しく解説していきます。

このサミングが初心者と上級者では差が付く、一部感覚的な部分もありますので、練習を繰り返し、実釣を通してやっていくのが上達への近道だと思います。

それでは解説していきます。

サミングとは

ベイトリールはクラッチを切るとスプールが勝手に回転してしまいますので、それを親指で押さえておかないといけません。

その押さえる指の加減を弱くしていくと、スルスルとラインが出ていくと思います。

これをサミングといいます。

この指の押さえる加減に強弱をつけることによってキャストの距離感やスピードを調整していくことが出来ます。

キャストモーションと同じくらいベイトリールでは大事なテクニックとなってきます。

サミングをマスターするためには

まずは重たいルアーを使ってメカニカルブレーキを緩めて、キャストせずにスプールを押さえたり緩めたりしていくのがよい練習方法だと思います。

その後、今度は遠投してさらに調整方法の感覚を掴んでいくとよいでしょう。

それから最後に実際に何かの障害物に向かって引っかかりにくいルアーを使って練習するのが良いと思います。

ちょっと覚えておきたい着水音を抑える方法

着水音が大きいと対象となっている魚を驚かせてしまう可能性があります。

基本的には着水音は静かな方が良いことが多いです。

その着水音を押さえるにはちょっとしたコツがあります。

そのコツとは、着水直前にルアーの頭をアングラー側に向けてしまうことです。

かなり細かいテクニックとなりますが、ルアーの頭がアングラー側に向いていないと、水面に突き刺さるような感じになってしまいます。

それをサミングで調整して着水直前にルアーの頭をアングラー側に向けると、着水音が静かになります。

感覚としては、水面にルアーを置くような感じになりますので、ぜひ覚えておき練習してみてください。

精度の高いキャストがしやすいルアー

最後に精度の高いキャストがしやすいルアーを紹介しておきます。

基本的には空気抵抗が大きかったり、キャスト中に回転してしまったりするルアー、また軽すぎるルアーは精度の高いキャストは難しいです。

こういったルアーよりもまずは比較的難易度が低いルアーから使っていくとよいでしょう。

それでは紹介していきます。

ラバージグ

精度の高いキャストで攻略していくのに向くカバー対処がしやすいのがラバージグです。

時にはキャストしてからのフォーリングだけでもバイトを得ることが出来たりします。

重心がヘッドに集中していますので、その制御をしっかりしておけば着水音も抑えていくことができます。

正確なキャストのためには、短めのトレーラーを使っていくとよいでしょう。

テキサスリグ

テキサスリグもラバージグと同じようにカバー攻略に向いていて、かつ重心がシンカーに集中してきますので、キャストがしやすいです。

よりキャスト精度を高めるときには、シンカーを遊動式ではなく、ストッパーゴムを使ってほぼ固定した状態にしておくのも効果的です。

太めのフロロカーボンラインと一緒に使って、障害物周りをタイトに攻めてみてください。

フロッグ

フロッグはカバー回避能力が非常に高いルアーです。

太いPEラインと併せて使うことによって引っ掛かりを気にせずに攻撃的な精度の高いキャストをしていくことができます。

他のルアー以上に引っかかりにくいので、まずは練習もかねてフィールドでキャスト練習をするにはよいルアーではないでしょうか。

特に夏場の釣りでは効果的なトップウォーターに属するルアーとなっています。

重心移動システムのハードルアー

ハードルアーはトリプルフックや中空プラスチック、軽量なウッド素材で出来ていたりと重心が安定しておらず回転しやすいです。

しかし、これに重心移動システムが搭載されているルアーだと方向性が決まりやすく、正確なキャストがしやすいです。

特にオーバーヘッドキャストとの相性が良く、壁やウィードエッジというような線で釣っていきたいときには活躍してくれることと思います。

まとめ

今回はベイトリールの精度の高いキャスト方法をどのようにやっていくのがよいのか解説してきましたが、いかがだったでしょうか。

正確なキャストは釣れる魚の数を増やしてくれることでしょう。

今回の記事を参考にして、飛距離だけではないベイトリールの精度の高いキャストをマスターして実釣に役立てていってみてくださいね。







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