シーバスロッドの寿命は使い方で左右される?よくない5つのNGポイント
お気に入りのシーバスロッドなら、なるべく長く使っていきたいものです。
せっかく巡り合えた自分にピッタリなロッドをすぐ手放すことになれば、がっかりしてしまいます。
そのためには、寿命を縮める原因を知る必要があります。
原因となる要素を避ければ、ダメージを回避でき宇野です。
では、寿命を縮める恐れがあるNGなポイントについて、詳しく説明していきましょう。
踏まれやすい場所に置く
シーバスロッドを置く場所は、寿命に大きく影響する重要なポイントです。
適当なところに置いたりすると、他の人に踏まれ、あっという間に折れてしまいます。
新しく買ったばかりのロッドでも、置き場所の選択を誤っていれば、使い始めたその日に壊れたりするのです。
そのような失敗を防ぐためには、適当に置いたりせず、「本当に安全か」ということをよく考えてみましょう。
なるべく踏まれるリスクがない場所を探し、常に安全を確保しておいてください。
それなら、ショックな事故を回避できます。
自分も気をつける
シーバスロッドの寿命を縮めないためには、他人の足だけでなく、自分の足の動きにも注意が必要です。
「他の人に踏まれないように」としっかり考えていた場合でも、自分の動きを考慮していなかったりすると、自ら踏みつけることがあるのです。
そうなったときのショックは、誰かに踏まれたときよりも大きくなる可能性があります。
本当に長持ちさせたいなら、「自分が踏む心配はないか」ということも考え、慎重に場所を選ぶようにしてください。
ロッドの本数を絞る
踏みつけて折らないための対策としては、数を減らす方法も有効です。
数本持って出かければ、そのときに使わないものは、どうしてもいったん置くことになります。
つまり、それだけ折れるリスクが高まることになるわけです。
寿命を一気に縮めたりしないためには、そもそも置かないようにするのが、最も確実な方法になります。
そのため、数はできるだけ絞るようにしてください。
持ち出すのが1本だけであれば、置く回数は少なくなります。
「今は使わないから置く」ということがあまり起こらないため、破損につながる大きなダメージを回避しやすくなるのです。
周囲の障害物を確認をしていない
周囲にある障害物を無視して使うことは、寿命を縮める可能性が高い行為です。
邪魔なものがあるにもかかわらず、それを避けずにキャストしようとすると、簡単に接触してしまいます。
強くぶつけたり、引っかかったものを強引に外そうとしたりすると、ロッドに余計なダメージを与えてしまうのです。
それを防ぐためには、周囲に何があるのか、必ず確認しておくようにしましょう。
避けるべきものを避け、いつも大事に使っていれば、長持ちさせることができます。
狭い場所では特に注意
狭いフィールドで釣るときは、障害物と接触しやすくなります。
そのため、広い場所よりもしっかりと確認しておきましょう。
広さがあれば、運よく接触を避けられることもありますが、狭いと望み薄です。
きちんと確認して意識的に避けるようにしないと、ダメージを防ぐことができません。
狭い場所で釣ることを考えているなら、くれぐれも注意してください。
ボートの上では引っ込める
ボートの上でシーバスロッドを使うときは、置き方をよく考えるようにしましょう。
ロッドがボートからはみ出すような置き方だと、移動したとき、何かにぶつかる可能性が高くなります。
それも、折れる原因のひとつです。
ボートを動かすときは、シーバスロッドがどうなっているか、必ず確認してください。
もし外にとび出していた場合は、しっかり引っ込めておきましょう。
それなら、思わぬ事故でがっかりするような事態は回避できます。
急な角度にする
シーバスロッドを立てすぎて角度が急になると、寿命を縮めるような負担をかける恐れがあります。
特に、魚が近くにいるときは要注意です。
距離が遠ければ、それほど急な角度になることはありませんが、近くにいる場合は、どうしても角度が急になってしまいます。
その状態で強引にファイトすると、魚の重量と角度がロッドに大きな負荷をかけるため、折れることがあるのです。
長持ちさせたいなら、そうした使い方は避けてください。
立てすぎにならないように注意して、寿命を縮めるレベルの負荷を防ぎましょう。
手入れの回数が少なすぎる
シーバスロッドを使ったあとは、しっかり洗ってから保管することが大切です。
そうすれば劣化を防ぐことができるため、極端に寿命が縮まることはありません。
ただし、その頻度には注意してください。
回数が少ないと、手入れをしていても、劣化を遅らせることができない場合があります。
しっかり劣化対策をするなら、こまめな手入れを心がけましょう。
塩分を落とせない
手入れが少ないときに問題になるのは、海で付着する塩分です。
汚れがついていないように見えても、塩分は意外とあるものです。
それをただ放置していれば、腐食などの劣化が進むことになります。
失敗しないためには、パッと見て汚れが少ないようでも、必ず洗うようにしてください。
手入れを省略せず、塩分もきっちり洗い流すことができれば、余計なダメージを与えることはなくなります。
基本は毎回
塩分を残してしまう失敗を確実に防ぐためには、汚れが目立っても目立たなくても、毎回必ず洗うことをおすすめします。
見た目の汚れの量で判断する方法だと、塩分が付着していることに気づかず、そのまま放置してしまう可能性が高いのです。
ロッドがどんな状態であれ、「とにかく使ったら洗う」という考えで手入れをしていけば、そうした失敗は起こりません。
汚れも塩分もしっかり落として、劣化を遅らせましょう。
汚れが落としきれていない
手入れをしていても劣化するようなときは、雑な洗い方が原因で、本当にきれいな状態にできていないこともあります。
洗ったつもりでも、実際にはまだ汚れが付着しており、劣化が進んでしまうというわけです。
手入れをするなら、すべての汚れを落としきるつもりで、念入りに洗うようにしてください。
ぬるま湯がおすすめ
頑固にこびりついた汚れは、水で洗ったくらいでは落ちないことがあります。
そうした落としにくい汚れには、温度を上げて挑戦してみましょう。
ぬるま湯で洗うようにすると、こびりついた汚れがふやけるため、かなり取れやすくなることがあります。
大事なロッドを長持ちさせるなら、同じ方法だけでなく、こうした工夫も積極的に試していきましょう。
細かいところも丁寧に
おおまかに洗い流すことはできても、細かいところに残った汚れを放置していると、劣化を遅らせることは難しくなってしまいます。
少し洗いにくい部分があったとしても、丁寧に洗い流すことが大切です。
そのためには、いらない歯ブラシを使ってみてください。
細かい部分を洗うには、そうした小さいものを磨くためのアイテムが役立ちます。
隙間もしっかり洗い、劣化につながりそうな汚れをすべて洗い流しましょう。
洗剤はきちんと流す
落ちにくい汚れは、洗剤を使って取り除く方法もあります。
水やぬるま湯だけで洗うより、洗剤の力を借りた方が、すんなりと落ちることも多いのです。
ただし、洗剤を使ったあとは、すすぎを念入りに行う必要があります。
洗剤が残っていると、表面が傷んでしまうのです。
汚れだけでなく、洗剤もしっかり洗い流し、ダメージを防いでいきましょう。
まとめ
シーバスロッドを長持ちさせるためには、ここで紹介したような使い方は確実に避けるようにしてください。
よくない使い方をしていると、どんどん寿命が縮んでいきます。
劣化を早める使い方ではなく、遅らせる使い方を意識して、ダメージを防ぐようにしましょう。
それなら、お気に入りのロッドと長く付き合うことができます。
参考URL・参考文献・根拠など
https://tsurihack.com/2790
https://www.fam-fishing.com/entry/care-of-fishing-tools
https://enjoy-oyaji.com/hoBBy/fishing/rod-spinning-reel-care
https://seabass-times.com/wp/2015/06/03/post-87/
https://tsuriho.com/p/6136
https://fishing-wolf.com/ルアーロッドのメンテナンス方法%EF%BC%81コーティング/