マズメ限定! ジギングロッドで短時間で狙う青物ショアジギング

ジギングロッド

暑い真夏の時期は釣り人にとって体力の消耗が非常に激しい時期となります。

水分補給を十分に行ってもうだるような暑さの中で釣りをするのは並大抵のことではありません。

そこで、目先を変えて朝マズメや夕マズメといった時間帯に集中して狙うのがおすすめです。

今回はショアから短時間勝負で挑むジギングロッドを使った青物ゲームを紹介します。



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昼間の猛暑を避けたマズメの釣り

7月が終わり8月に入ると全国的に大変な暑さとなり、昼間は外に少し出るだけでも汗が止まらなくなります。

気温の上昇と共に海水温も急激に上昇して、海の中も大変賑やかになってきますが、昼間に釣りをするのは熱中症などのリスクを考えるとあまりおすすめは出来ません。

その代わりに、朝日が昇る前の数時間や夕日が沈むまでの数時間のいわゆる私たち釣り人がマズメと呼んでいる時間帯に釣ることで効率的に狙うことが出来ます。



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集中力が維持できるのがメリット

昼間の非常に暑い時間帯にずっと立ちっぱなしで釣りをするのは大変な労力を要します。

また、昼間の時間帯というのは魚の食いも悪くヒットが集中するのも潮が動き出す僅かなタイミングだったりするので、その他の時間もずっと釣り場で竿を振り続けるというのは体力的にも精神的にも厳しいものがあります。

しかし、夕マズメや朝マズメの時間帯であれば太陽が昼間ほど出ていない為に涼しく非常に快適な環境で釣りをすることが出来ます。

その為に最初から最後までアタリがあれば即アワセが基本となるルアー釣りには決して欠かすことが出来ない集中力を持続させることが出来ます。

ショアジギングロッドがおすすめ

この釣りは堤防や浮桟橋、そして護岸など様々な場所で楽しむことが出来ますが、場所によっては夕マズメにはハマチサイズも回遊してくる所があるので、タックルはある程度パワーのあるものを選んで下さい。

特にショアジギングロッドの場合は、やり取りを楽しむ目的で相手が40センチ前後のイナダサイズであればライトタックルで問題ありませんが、ハマチサイズとなると相手に引きに対してロッドが負けてしまうので避けた方が無難です。

先述のように特にマズメ時というのは昼間よりも大型のサイズがヒットしやすいので十分に気を付けて下さい。

長さとしては2メートル前後のものが扱い易くて長時間振っていても疲れないのでおすすめです。

ただ、使用する人の体力や体格によっても多少変わってきますので、どうしても自分で分からないという場合は釣具店のスタッフやショアジギングに精通した友人や知人に聞いてみると良いです。

中型スピニングリールがあれば安心

次にリールですが、小型スピニングリールでは巻き取りパワーという点で40センチ以上の青物がヒットした際に少し不安です。

中型スピニングリールであれば多少の大物がヒットしても安心して対応することが出来るのでこの釣りには最適と言えます。

ちなみに、中型スピニングリールと言えばかなり重いのではないかと考える人も多いかもしれませんが、多少値段が張りますがダイワやシマノといった有名メーカーのものを購入すれば非常に軽量なので1日釣っていても疲労が大きく軽減されます。

また、そうしたモデルというのはやはり精巧に作られていてドラグ性能なども非常に高いので、相手の急激な突っ込みに対しても余裕を持って対応することが出来るのも大きなメリットと言えます。

メインラインはPEライン一択

ルアー釣りで特に遠投が必須となるショアからの釣りにおいては、メインラインとして使用するのはPEライン一択となります。

PEラインはナイロンラインと比較して伸びがほとんど無く遠投性能に優れているのでまさにショアジギングには必要不可欠と言えます。

ちなみに、号数ですが直線の引っ張り強度で言えばナイロンラインの数倍はあるので、PE1.5~2号もあれば問題ありません。

ショックリーダーはフロロカーボンがベスト

PEラインは摩擦に非常に弱いので、ルアーに直結するのではなく必ず間にショックリーダーを挟んで下さい。

ショックリーダーはナイロンラインとフロロカーボンラインの両方が使用できますが、海底や障害物の根に擦られてラインブレイクとなる根ズレを出来る限り防止するにはフロロカーボンラインの方が圧倒的におすすめです。

号数としては8号前後あれば強引に引っ張り合いをしない限り切られるということはありません。

メタルジグはロストに備えて複数本用意する

肝心のルアーですがメタルジグの場合は釣り場にいるベイトの種類に応じて変えてみて下さい。

基本的にはイワシを模したブルー系をメインにピンクが入ったものを数種類用意しておけばどのような状況にも上手く対応することが可能です。

ちなみに、メタルジグの値段はそのままアクションの差になると考えておいた方が良いです。

つまり、食い渋っているようなときはやはりそれなりのルアーを使用した方が自分が思い描く通りのアクションを再現できるのでその分ヒット率も大幅に上がります。

しかし、例えば大規模なナブラが発生していてどのようなルアーでも投げればヒットするような入れ食いの状況では気にすることはありませんから、最近よく販売されている100円均一のルアーでも十分に使えます。

ヒットパターンを素早く見つけるのがコツ

この釣りではいかにヒットパターンを素早く見つけられるのがカギとなります。

基本はワンピッチワンジャークですが、ロッドの動かし方も大きく跳ね上げるようにするのか小さい振れ幅にするのかによってルアーの動きというのは変わってきます。

その辺りをアタリの有無によっても色々と試していく必要があります。

あるいは、日によっては特にアクションを加えずに早巻きや途中でストップを織り交ぜるというパターンが当たることもあります。

この辺りは魚の活性によっても随分と変わってきますので、とにかく自分で最初から固定観念を持たないことが重要です。

カラーローテーションも忘れずに

ルアー釣りというのは言ってしまえば完全な偽物のエサを使用するわけなので、周囲に魚が居ても同じカラーのルアーを使い続ければ相手が慣れて口を使わなくなるということも十分に考えられます。

なので、それまで釣れていてもアタリが遠のいたと感じたらすぐに別のカラーに変えてみると良いです。

このカラーローテーションは慣れないうちは面倒ですが、変更した途端にアタリが連発するということもよくあるので、積極的に行ってみて下さい。

底を切るまでは多少強引に対応する

ハマチの場合はカンパチと違って海底に突っ込むことはほとんどありません。

しかし、ヒットしたのが海底付近であればラインが擦れて切られてしまうことも十分に考えられるので底を切るまでは少々無理をしても強引に対応して下さい。

ランディングネットは必須

この釣りは極論を言えばどのような大物、あるいは魚種がヒットするのか非常に読みにくいです。

なので、大型の青物やヒラメなどがヒットした場合には抜き上げることはとても不可能なので、安全にランディングできるようにネットは必ず持参して下さい。

最近ではルアーマン用にコンパクトなタイプも売られているので、そちらを利用すると良いです。

まとめ

今回はマズメの短時間勝負の青物ショアジギングを紹介しましたがいかがだったでしょうか。

この釣りは勝負が早く、良い日に当たれば短時間で数釣りが出来るので非常に面白いです。

身近な堤防や護岸からチャレンジできるので、友人や子どもと一緒に出掛けて楽しむこともできます。

もし少しでも興味がある人はジギングロッドで挑戦してみて下さい。







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