旅先で、ドライブ先で、気になるポイントをエギングロッドで狙い撃ち(ソフトルアー編)

エギングロッド

ダイワ(Daiwa) ロッド リバティクラブ エギング 862M

普段自分がまったく釣りに行かないエリアに釣り以外の所用で足を延ばしていると、思いがけないタイミングで釣れそうなポイントに遭遇することは釣り人であれば誰でも経験があるのではないでしょうか。

そこで今回は出かけた先の個人的に気になるポイントでエギングロッドを使用して楽しむ五目釣りについて紹介したいと思います。



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エギングロッドで楽しむソフトルアーを使用した五目釣り

アングラーの皆さんは普段あまり足を運ばないような場所にドライブに行く、ったりあるいは他府県に旅行に行くとなったら何を持っていきますか?

中には釣りのことが頭から全く離れずに、ルアーロッドやエギングロッドを持参する人もいらっしゃるかもしれません。

そうでなくても確かに海岸線を走っていると如何にも釣れそうな気配が漂う場所を目にすることも少なくありません。

そうした時にソフトルアーなど汎用性の高いルアーを軽くキャストできれば何かしら釣れるかもしれないのに…と悔しくなる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回はそうした状況を踏まえてエギングタックルで気軽に楽しむ旅先やドライブ先での五目釣りを紹介したいと思います。



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対象魚について

この釣りの対象魚は沿岸に多く生息するアジやメバル、カサゴやソイ、セイゴやヒラメ、マゴチなどソフトルアーにアタックしてくる魚は全て含まれます。

ヒラメやマゴチなどは生息しているポイントがある程度限られて、場所によって個体数にかなりの差があるのでどこでも誰でも気軽に釣れるというわけでは決してありませんが、その他のアジやカサゴやメバルなどは全国的にどこでも釣れるので、女性や子どもや初心者でもしっかりと楽しむことができると思います。

また、夜釣りの場合であればタチウオなども狙える他、アジやメバルなども昼間に比べて型の良い物が狙えるので、昼には経験できないような好釣果に恵まれることもあります。

使用するロッドについて

この釣りはいつも堤防などで携帯しているようなしっかりとした作りのロッドでなくても全く問題ありません。

旅先やドライブ先で気になるポイントがあった場合、あるいは気が向いた時に短時間でも楽しむ形なので、できるだけ簡単なロッドの方が向いています。

もちろん高級なメーカーものを使用する必要も一切ありません。

最近はエギングの世界そのものが急激に進歩していることもあり、手軽なエギング入門用のロッドとして1000円ちょっと払えば手に入るようなエギングロッドも数多く発売されるようになってきています。

そのようなロッドで五目釣りは十分に楽しむことができます。

また、ロッドの長さも車に収納しやすいサイズがおすすめです。

あまりにも長いものは確かにソフトルアーなどの軽いルアーを使用する際にも遠投性能などには優れているのですが、気軽に持ち運びができるかどうかという観点で見ると少し疑問です。

2メートル前後のものが一番使い勝手は良いです。

この辺りは使用者本人の体格や釣り歴によっても多少変わってくる所ではありますので、最終的には自分が最も使いやすいと思うものを選択して下さい。

どうしても手元に手頃なエギングロッドが無ければルアーロッドやコンパクトロッドでも構いません。

使用するリールについて

自分が少し気になるポイントで短時間竿を出すというのが今回の趣旨であり、ガチンコ勝負で大物を狙うわけではありませんので、小型のスピニングリールで十分事足りますし、基本的に大型リールになればなるほど当然重量も増してくるので、軽量化を図れるという意味でも向いています。

釣具店のカゴにまとめて雑然と売られているような1000円程度のリールでも十分です。

長期的な使用となると若干話は変わってきますが、短期間の使用であれば問題ありません。

また、アジやカサゴなどが相手となる場合は敢えてライトタックルを使用することで、引き味を存分に楽しめるというメリットもあります。

その辺りは個人の好みや考え方によっても変わってくるので、自由に決めてみて下さい。

使用するラインについて

使用するラインですが、PEラインの1号を巻いておけば大丈夫です。

相手が小さい場合は0,8号程度の細いラインでも楽しめます。

むしろラインが細くなる分、軽いソフトルアーでも遠投できますし、感度も良くなるので手元でアタリが感じやすくなりますのでメリットは大きいと言えます。

最近はソルトルアー業界の発展と共にタックルも軽量化、繊細化の流れとなっており、PEラインの場合は0.4号以下のものも一般的に見られるようになりました。

興味のある人はそうした超ライトタックルでの釣りを楽しんでみても良いかもしれません。

ソフトルアーについて

ソフトルアーと一口に言っても無限に種類があり、特定の魚、例えばカサゴやメバルに特化したものもあれば、五目釣りが可能な特にこれといった対象魚を設けていないものまで多種多様です。

五目釣りを最初から狙うのであればエコギアシリーズのルアーが古くから発売されており、十分な実績もあるのでおすすめできます。

ルアーのサイズですが、大きなものは大きな魚が釣れやすい反面、中型の魚はバイトしにくい傾向があるので、数釣りを楽しみたい人やであったりとりあえず大きさは関係ないので色々な魚を釣ってみたいという人は小型のソフトルアーを選べば良いと思います。

対象魚とよく釣れるソフトルアーがよく分からない場合は、地元の釣具店で尋ねてみると手っ取り早いです。

ポイント選びについて

普通は釣れる場所が全く分からない場合は最初から精通している友人や釣具店のスタッフに聞く方が早いとしていますが、今回に限っては実際に釣れるのか釣れないのかという事はひとまず置いておいて、気になるポイントを自分自身で選んで実際に竿を出してみるという一連の流れそのものが大きな楽しみであると言えます。

障害物や堤防の雰囲気などを見て自分なりに釣れそうなポイントを見つけてみて下さい。

釣り方について

五目釣りなのでまずは表層から探り始めて最後にボトム付近を探るように意識してみて下さい。

上から下まで全ての層を偏りなくまんべんなく探ることによって、その場にいる魚を種類問わず狙って釣る事が出来ます。

アクションも素早くリーリングをしたりゆっくりと棒引きをしてみたりと色々試行錯誤してみて下さい。

魚によってあるいはその日の活性によって反応が集まるアクションは変化してくるので、試してみることが重要となります。

小物類について

釣った魚は基本的に種類問わずキャッチ&リリースをするというのであれば、クーラーの類は一切必要ありません。

しかし、大きいものや種類によっては持ち帰って食べたいという人は小型のクーラーを持参することをおすすめします。

中型クーラーにもなるとある程度の重さが出てくるので、持ち運ぶのに不便であまりおすすめしません。

また、ハオコゼなどの毒のある魚が釣れることもあるので、刺されたという事が無いように針外し用のプライヤーは携帯することをおすすめします。

まとめ

今回はエギングロッド一本で手軽にソフトルアーを使用して楽しむ五目釣りを紹介しましたがいかがだったでしょうか。

この釣りは気軽に誰でも楽しめるものでもあるので、家族で出かけた場合は竿の本数さえあれば奥さんや子どもも挑戦できます。

そこで何か自力で釣れれば想像以上に釣りにハマることがあるかもしれません。

興味のある人はチャレンジしてみて下さい。







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