健康な頭皮にはセサミオイル!ヘアオイルとして使用するメリットとは?

ヘアオイル

【生活の木】セサミオイル[生ゴマ油] 100ml

オイルトリートメントとして、様々な天然オイルが注目を集めています。

ホホバオイル、ココナッツオイルなどあげればきりがありません。

この度ご紹介したいのは日本の食卓とも馴染みの深いセサミオイル。

ごま油ですね。

食用のイメージの強いセサミオイルですが、ヘアオイルとして使用すると嬉しい効果が期待できるとか。

どんな効果があるのでしょうか。



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セサミオイルの歴史は古い!

インドの伝統的古代医学「アーユルヴェーダ」の中でもセサミオイルに関する記述があり、野菜などから取れるオイルの中で、セサミオイルこそが最高であると述べられています。

ゴマに由来するセサミオイルを使用するのはアジア全土と中東に多く見られます。

多くの場合食用油として使用され、現在はアジアのみならず欧米でもその効果が認められ、注目をあつめるようになりました。

歴史的にはセサミオイルのもととなるゴマは5000年以上前に干ばつに耐性のある食物として栽培されるようになったと言われています。

セサミオイルは食物から加工された最初のオイルであり、人類の歴史の中でも最も初期の調味料の一つと考えられます。

セサミオイルは主にインダス渓谷文明に由来すると考えられ、そこからメソポタミア等に広がっていきました。



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セサミオイルはどのように抽出されるの?

セサミオイルは通常白ごまを焙煎してから加工します。

色は茶褐色が一般的。

焙煎の強弱で風味が変化するので、様々な使い分けをすることが出来ます。

茶色いセサミオイルとは対照的に、無色透明なセサミオイルがあります。

これはほとんど焙煎していないゴマから抽出したもの。

脱臭や脱色などの精製を経ている場合が多いです。

焙煎による香ばしい風味はありませんが、セサミオイル特有の旨みはあります。

通常のセサミオイルと区別するため、製品名から「太白油」や「生搾りごま油」と呼ばれることがあります。

さらに上質なものは「白絞り」と呼ばれます。

ヘアオイルとしておすすめなのはこのタイプのオイルです昔から髪用の油として一般的に使用されていました。

オイルを抽出する方法は2通りあります。

伝統的な加圧による圧搾と溶媒抽出です。

油脂は基本的に溶媒抽出の方が効率的と考えられていますが、セサミオイルに関しては圧搾法でも比較的効率的にオイルを抽出することができます。

ツバキ油やえごま油とは異なり、普及品でも溶媒抽出ではないものがほとんどです。

ごまは日本国内ではほとんどとれない?

日本に古くからあるセサミオイル。

原材料となるごまも日本で調達できるかと思いきや、そうではありません。

ごまは日本人にとってとても身近な存在ですが、生産地はアフリカや東南アジア、中南米がほとんどなのです。

日本のごまの生産量は年間200トン程度。

これは日本のごま油工場の一日分しか賄うことはできません。

世界のごまの生産量は470万トン。

殆どがアフリカ、インドなどの中央アジア、中南米といった地域に集中しています。

これらのエリアの共通点はいずれも赤道から南北緯30度の熱帯もしくは亜熱帯地域であること。

この地域では高温で日照時間が長い環境でごまを栽培することが出来るのです。

ごまは太古の昔より、生産方法がほとんど変わっていません。

広大な土地に種子をまき、ほとんど自然任せで大丈夫な農産物なのです。

ですから品種改良の対象にもならず、農薬や肥料の使用もほとんどありません。

極めて自然農法に近い、原始的ともいえる環境で造られているのです。

セサミオイルの有効な成分とは…?

日本でも昔から髪油として使用されてきたセサミオイル。

現在ではアジアやアフリカのみならず欧米からも注目を集めています。

健康によいセサミオイルですが、ヘアオイルとしておすすめなのは前述のとおり無色透明のセサミオイル。

生のままのゴマを絞り出して抽出されています。

セサミオイルの中でも栄養成分が豊富で、べたつかない軽い使い心地。

香りもほとんど感じないため、化粧品などに幅広く使用されています。

食用におすすめ!セサミオイル!

セサミオイルは食用としても健康効果が認められています。

その主な成分はといいますと、以下の通り。

●リノール酸…血中コレステロールや中性脂肪を溶かす。

血行を良くし、肌の保湿や抗炎症作用がある。

●オレイン酸…血中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす。

アンチエイジングやアレルギー抑止効果が期待できる。

成人病予防にも効果的。

皮膚への浸透力が高い。

●ゴマリグナン…「セサミン」を代表する「リグナン」類の一種。

抗酸化作用があり、肝機能改善、脂肪酸の代謝を促進する。

コレステロールの吸収を阻害し、抗がん、便秘の解消にも効果的とされる。

ちょっと見ただけでもかなりの健康効果が期待できることが分かりますね。

セサミオイルを食用として頂けば、様々な効能が期待できるのです。

セサミオイルを取り入れて体内環境が改善されれば、それは美しい髪のためにも役立ちます。

特に血行が良くなれば栄養分の巡りがよくなり、不純物も流れていくので髪の発育を助けてくれるのです。

直接塗布するのもおすすめ!

セサミオイルの豊富な栄養素の中には体内で生成できないものも含まれています。

セサミオイルは食用として頂くのみではなく、直接肌や髪に塗布する事によっても効果を得ることが出来るのです。

特にセサミオイルに期待されるものに「育毛効果」があります。

つまりヘアオイルとして使用すれば、直接頭皮に働いてくれるというわけです。

セサミオイルをヘアオイルとして使用するとどんなメリットがある?

豊富な栄養素を含むセサミオイル。

髪や地肌に直接塗布することがおすすめですが、ヘアオイルとしてどんな効果が期待できるのでしょうか。

頭皮の環境を改善してくれる!

セサミオイルに含まれる不飽和脂肪酸は血中のコレステロール値を調整する働きがあります。

これによって頭皮の血行が促進され、溜まった老廃物や不純物が押し出されやすくなります。

さらに皮脂の過剰分泌も抑制してくれる働きがあるので、頭皮の環境を整えてくれるというわけなのです。

頭皮のデトックス作用がある!

皮脂や汚れが詰まった毛穴からは健康な毛髪は生えてきません。

頭皮に直接セサミオイルを塗りこむことで、このような汚れや皮脂を溶かし、毒素を浮き上がらせることが出来ます。

頭皮の毛穴を綺麗な状態にすることで、抜け毛予防効果がありますし、強い髪が生えてくるのを助けてくれるのです。

フケやかゆみを予防してくれる!

セサミオイルに含まれるリノール酸には保湿、消炎作用があります。

頭皮の保湿をしてくれるので乾燥によるフケを防ぐことが出来ます。

また、頭皮トラブルを鎮める消炎作用もあるので、かゆみの予防にもなります。

セサミオイルはどうやって使う?

頭皮の様々なお悩みに有効なセサミオイル。

使ってみたいけれど、どうしたらいいのかわからないという方におすすめの使用方法をご紹介したいと思います。

おすすめはシャンプー前の乾いた地肌に塗布すること。

軽く手の平でセサミオイルを温めてから、地肌に塗り込みます。

指の腹を使って丁寧にマッサージし、頭頂に向けてゆっくりと指を動かします。

その際地肌に爪を立てて、傷つけないように注意して下さいね。

塗り終わったら20分ほど置いて洗い流し、いつも通りシャンプーしてください。

こうすることでシャンプー前のプレケアができます。

日頃シャンプーでは落とし切れない汚れをセサミオイルが浮かし、溶かしだしてくれるのです。

毛穴がすっきりし、頭皮が健康になりますよ。

週に1度くらいがおすすめです。

まとめ

様々な効能が期待できるセサミオイル。

アジアでは食用のイメージが強いですが、ヘアオイルとして使用するのもおすすめです。

セサミオイルには女性ホルモンの「エストロゲン」と同じ働きをすると言われている「ゴマリグナン」が豊富に含まれています。

ですから、特に女性におすすめできるオイルなのです。

セサミオイルを利用して、身体の内側・外側両方からきれいになりましょう。






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