美を高めるヤシ油!ヘアオイル「ココナッツオイル」の効果と魅力について
ヘアオイルの中でも人気のあるココナッツオイル。
ココナッツオイルには優れた美容効果があることから、注目している方は多くいます。
そして、モデルや芸能人の中にも使用している人がいることから、その人気は高まっています。
それでは、ココナッツオイルにはどのような効果があるのでしょうか。
ここでは、ココナッツオイルの髪や肌に与える効果などを中心に紹介していきます。
そもそもココナッツオイルとは?
ココナッツという果実は有名なことから、ココナッツオイルはどのような物なのかだいたい想像がつくと思います。
ココナッツオイルは「ヤシ油」ともいわれており、単子葉植物ヤシ科の高木である「ココヤシ」になる果実「ココナッツ」から取れる油脂になります。
アブラヤシから取れる「パーム油」という似たものもありますが、ココナッツオイルとは別の物になります。
ココナッツオイルは万能オイルで、食用や美容などに使用されています。
そのようなココナッツオイルは、ヘアオイルとしても人気があり、髪を健康的に美しくする効果が期待できるオイルとなっています。
ココナッツオイルが髪に良い理由
ココヤシの果実であるココナッツは栄養価が高く、体の調子を整える効果があることから機能性食品となっています。
ココナッツはオイルとしても注目されており、ココナッツオイルに含まれている栄養成分は様々な嬉しい効果が得られるため、非常に大切なものと言えます。
そして、ココナッツオイルは髪に対して美容効果があることから、海外では優れたヘアケア用品として有名になっています。
近年、日本でも徐々に知られるようになり、ココナッツオイルが含まれたスキンケア用品が増えてきました。
ココナッツオイルの頭皮や髪への効果
ココナッツオイルにはビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEには強い抗酸化作用があるため、頭皮環境を改善し、健康的で美しい髪の毛を作る効果が期待できます。
そのため、抜け毛や薄毛の予防効果も見込めるのです。
また、自然由来の成分となっているので、小さい子供から高齢者まで幅広く使えるところもメリットとなっています。
そして、頭皮マッサージをする時にココナッツオイルを付けて行うと、頭皮が保湿されるため乾燥を防止します。
そのことにより、頭皮のフケやかゆみを防止しすることができます。
また、髪に対しても有効で、ココナッツオイルに含まれている成分が髪に働き、髪の乾燥や痛みによるパサつきを改善することができます。
髪は空気の乾燥や紫外線、ストレスや摩擦などでパサつきやすくなりますが、少し温めたココナッツオイルを髪全体に馴染ませることによって、触り心地の良いサラサラの髪になります。
外側からだけでなく中からも取り入れよう
ココナッツオイルには、ココナッツ特有の落ち着くような匂いがするため、ヘアコロンの代用として使うこともできます。
しかし、香りには好き嫌いがあるため、ココナッツオイルの香りが苦手な方は使用しない方が良いでしょう。
そして、枝毛や切れ毛などがある場合、そのように傷んでいる部分を中心にココナッツオイルを馴染ませていけば、オイルが髪の毛を覆うようにコーティングするため、様々なダメージから髪の毛を守ることができ、髪の傷みの悪化を防止します。
また、ココナッツオイルにはウラリン酸という成分も含まれており、殺菌する働きや免疫力をアップする効果があります。
髪のケアは外側から行うことはもちろん大切ですが、食用のココナッツオイルを料理に使用し食べることで、中から髪を健康的に美しくする働きも期待することができます。
ココナッツオイルのヘアケア方法
ここでは、ココナッツオイルでのやり方を二つ紹介します。
まずはシャンプーをする前の使い方を紹介します。
シャンプーをする前の使い方
髪をシャンプーする前に行う、ココナッツオイルでするケア方法になります。
シャンプーをする前に、ココナッツオイルを頭皮に馴染ませ、頭皮マッサージを行います。
マッサージが終わったら、頭に蒸しタオルを巻き、20分くらい置きましょう。
その間、湯船に浸かると良いでしょう。
そして、20分経過したらタオルを取り、普通にシャンプーをして洗い流します。
このようにすると、頭皮の毛穴に詰まった皮脂などの汚れが浮かび上がるため、毛穴の汚れを除去することができます。
このケア方法で注意することは、優しく頭皮マッサージを行うことです。
指の腹で力を入れすぎず、優しくマッサージを行いましょう。
ココナッツオイルでヘアパック
ココナッツオイルでヘアパックするのも髪に効果的になります。
この方法は先程説明したやり方よりも時間がかかるため、時間に余裕がある時に行いましょう。
まず、ココナッツオイルを使う分をレンジで1分くらい温めます。
だいたい大匙3~5くらい温めると良いでしょう。
この量は髪の長さにより調節してください。
そして、オイルがしっかりと溶けたら、熱く感じない温度になるまで冷まし、頭の上からオイルを垂らして髪に隈なく塗っていきます。
その具体的な塗り方を説明すると、指の腹でマッサージするように塗り、髪の根本から毛先の方向に伸ばすように塗っていきます。
髪全体にオイルが馴染んだら、髪が落ちないようにまとめ上げ、シャワーキャップやラップなどで髪を覆うように被せます。
そして、2時間くらい置きましょう。
この時間は長いほどココナッツオイルの成分が浸透するため、しっかりと浸透させたい場合は2時間以上置いても問題ありません。
最後にシャンプーで髪を洗い流して終わりになります。
ココナッツオイルの選び方と注意事項
ココナッツオイルとヴァージンココナッツオイル
ココナッツオイルには、「ココナッツオイル」と「ヴァージンココナッツオイル」の2種類存在します。
その違いを簡単に説明すると、「精製されているもの」と「精製されていないもの」になります。
「ココナッツオイル」は精製されているオイルになり、乾燥したココナッツに熱を加え抽出し、漂白と脱臭などの工程が組み込まれています。
このような製造方法をしているため、ココナッツ特有の良い匂いがなくなっています。
また、成分が壊れてしまうため、身体に良い成分を失っています。
それに対し「ヴァージンココナッツオイル」は精製されていないオイルになります。
無精製で無添加、非加熱抽出なため、身体に良い成分が残っています。
これらのことから、ヘアケアにはどちらのオイルが良いのか分かることでしょう。
あなたが思った通り、ヘアケアにはヴァージンココナッツオイルがおすすめになります。
パッチテストのすすめ
ココナッツオイルの成分は天然由来のため、低刺激で安全といわれていますが、パッチテストは行った方が良いでしょう。
パッチテストとは、初めて試す食べ物や化粧品が本人に適しているものか、本人の肌を使用し、アレルギー反応がでないかチェックするテストになります。
「低刺激で敏感肌の方でも使用できる」といわれているものでも、肌に合わない場合があります。
そして、もしパッチテスト中に腫れや痒みが起きた場合は、塗ったココナッツオイルを洗い流し、テストを中断してください。
低刺激で肌に優しいといわれているものでも、アレルギー反応が出てしまう場合があるため、パッチテストをすることをおすすめします。
付け過ぎには注意すること
ココナッツオイルは、オイルですが思ったよりもサラッとしています。
しかし、どのヘアオイルもそうですが、付け過ぎると髪がベタベタしてしまいます。
そのような髪は決して美しいと言えず、触り心地や見た目も良くありません。
また、ココナッツの良い匂いがきつくなり、不快に感じてしまうこともあります。
そのため適量使用することが大切になります。
また、ココナッツオイルが固まっている場合は溶かす必要があるので、使う分を耐熱皿に入れてレンジで溶かすと良いでしょう。
まとめ
以上のように、ココナッツオイルはとても魅力的なヘアオイルになります。
紫外線や生活習慣などで髪の傷みが気になる場合は、ヘアオイルを使用して髪のパサつきを防止しましょう。
また、ココナッツの香りが好みだという方は、数あるヘアオイルの中からココナッツオイルを選ぶことをおすすめします。
それでは、使い方などに注意し、ツヤのある美しい髪を目指し、綺麗になりましょう。