脂性肌のための生活改善案と、プチプラ化粧水のご紹介

2017年4月1日脂性肌

ひとくちに脂性肌といっても、色々な形のお悩みがあります。

基礎ケアを始める・これまでつかっていた化粧品を一新するなど、様々な方法を試すも解決に至らず、結局あきらめてしまうかたも多いと聞き及びます。

今回は、脂性肌のための生活習慣改善案と、ランニングコストを抑えつつ納得するまで使うことのできるプチプラ化粧水のご紹介を、平行して行いたいと思います。



脂性肌のために

化粧水よりも大切なこと

どの化粧水を使っても脂性肌が治らない・基礎化粧品にかなりの費用を捻出してしまっている…。

そういったことに覚えはないでしょうか。

結論から言うと、ギトギト・アブラギッシュなお肌の悩みは、基礎化粧品だけでは治りません。

費用に比例して品質は良くなるということに関しては、色々な商品をお試しになっているかたにとっては周知の事実だと思います。

しかし、実際に脂性肌が治った・ニキビトラブルがなくなったという声に耳を傾けていると、基礎化粧品の見直しよりもよりも生活習慣・食事メニュー・その他色々な工夫によってもたらされているケースが多いという事に気づきます。

後述で、筆者が実際に使ってみた脂性肌向けの化粧水をご紹介してみますが、ご検討いただくのと平行して、他の改善策を練っていただくのが良いかと存じます。

まずはそのお話からいたします。

生活習慣も同時に見直す

脂性肌は、実は乾燥している…そんなことを聞いたことはないでしょうか。

皮脂の過多分泌の裏には、肌の奥のハリの衰え・いわゆるインナードライが隠れています。

正確に言えば、この点に関して、思春期と成人とで原因が大きく異なります。

いずれにしても、ただ肌の表面をケアしてあげるだけで治るものではありません。

そこで、心と身体の両方の側面から、見直してほしい習慣を挙げてみます。

まずは、こんなことに覚えはないでしょうか。

これらはどれも、お肌の修復・皮脂バランスのコントロールに必要な成長ホルモンの分泌を妨げる要因になります。

最初に挙げた入浴と睡眠の関係は深く、これらを戦略的にこなすことで、じっくりと肌質の改善をすることができます。

まず原則として、

これだけを試みてください。

入浴のほうからアプローチすれば、睡眠トラブルの改善にもつながります。

次に、食事です。

特に成人の場合、取りすぎた脂質を排出しきれず、皮脂として出てしまう事があります。

ドカ食いや間食が多めの生活も、成長ホルモンの分泌タイミングを逃してしまう要因になります。

脂質を１日20～25g程度に抑えることを目安に、さっぱりとした食事を、規則正しくとるように心がけましょう。

最後に、ストレスのコントロールについてお話をします。

古くから言われているように、心の疲れはお肌の大敵です。

解消方法は人によって違うと言われていますが、デスクワークの多い人であれば、休日に30分以上のウォーキングを必ずするよう心がけてみてください。

逆に外回りや体力勝負のお仕事のかたは、お気に入りの格安マッサージ店を見つけておく・アロマテラピーなど、休暇の時間をリラックスにあてるようにしてください。

ここまで述べてきた生活習慣の改善だけでも効果は十分にありますが、それでも基礎化粧品によるケアは欠かせません。

また、自分に合った適切なケア用品は、心の癒しにもなります。

ここからは本題の、ランニングコストを考慮した化粧水についてご紹介していきます。



無印良品/化粧水

この先紹介するどの化粧水よりも入手が簡単で、かつ安いものになります。

無印良品だけに構成成分はシンプルで、かつナチュラルな素材を使っています。

使い心地は非常にさっぱりとしていて、つっぱりもなく、シャバシャバとした感覚がクセになります。

男性でも気軽に買い求めやすく、お試し～大容量まで様々なサイズ展開があることが魅力でしょう。

口コミサイトでも常に上位ランキングに鎮座する一品。

赤ら顔や敏感肌にも対応しており、これまで肌ケアに興味がなかったというかたにまずおすすめしたい一品。

ちふれ/美白化粧水

美白効果が非常に高いのですが、それ以上に皮脂コントロール力を重視した商品になります。

ビタミンC誘導体が含まれており、継続して使う事で、肌の修復力を引き出すことが出来ます。

エイジングケアにも定評があり、愛用者の層が非常に厚い商品となります。

使用感は少ししっとりとしていて、少量でも延びが良く、べたつきが苦手な方にはおすすめできる一品です。

ちふれの商品は様々なドラッグストアで取扱いがあり、入手はそれほど困難ではないでしょう。

アクアレーベル/ホワイトアップローション

肌質に合わせて３タイプある化粧水です。

東急ハンズ・LOFTなどで主に取り扱いがあり、左記のようなお店ではいささか高くなりがちな基礎化粧品のなかでも、群を抜いて安価なものになります。

トラネキサム酸という成分が配合されており、脂性肌のかたが同時に悩みがちなニキビ肌にも十分効果があります。

使用感は、まるで真水のようなテクスチャーで、しっかりと毛穴が開いた状態であればスーッとしみこんでいきます。

乳液でフタをしてあげることで、皮脂コントロールやニキビケアは完璧になります。

毛穴が開きがち・毛穴トラブルが多めのかたにおすすめする商品です。

専科/美容液からつくった化粧水

こちらは、前述したちふれの化粧水と似た構成成分になります。

成人のオイリー肌向けに丹念に作られた化粧水で、内側からしっとりとさせる効果が非常に高いものになります。

入手が少々困難で、お住まいによっては通販となるのが少々ネックでしょうか。

テクスチャーはすこしヌメリがあるものの、肌への浸透が驚くほど速く、乳液を使用しない場合は重ねづけすることでより効果がでます。

基礎ケアをシンプルに済ませたい人に定評があり、男女問わず根強く支持されています。

まずは気軽にケアを始めたい・一気にケア用品のランニングコストを抑えたいという方におすすめです。

ハトムギ化粧水

最後に、ドラッグストアで見かける機会の多いハトムギ化粧水についてご紹介します。

見かけられた方はご存知かと思いますが、驚異の大容量が魅力的。

成分も極めてシンプルで、敏感肌のかたでも使いやすくなっています。

ただし、使用にあたって乳液は必須でしょう。

基礎ケアに取り込む際は、この点に注意です。

使用感はとてもさっぱりとしており、少し肌の表面に成分が残るような感覚があります。

重ねづけをするというよりも、たっぷりと手にとってじっくりと肌の上で温める…そんなイメージで使うとよいでしょう。

筆者の経験上、ダイコクドラッグなどでさらに値引きされていることがあります。

外国人のかたが手に取る機会も多いそうですが、肌質を超えてどんな人でも快適に使えるという評価を耳にします。

男性が気軽にケア用品を購入したいと考える際に、最初に検討してみてもよいのではないでしょうか。

まとめ

基礎化粧品の見直しだけで脂性肌が治る…というかたは、実は少数派です。

むしろ基礎ケアを安く抑えて、生活や心の充足感のためにコストを割くほうが、改善への高価が期待できるという考え方も多くみられるようです。

たっぷりと使えて満足できる化粧水とともに、脂性肌の根本的な解決のために紹介されている色々なお話を述べさせていただきました。

是非ご参考にしていただければと存じます。