脂性肌の人の為の正しい化粧水の付け方のポイント4つ

脂性肌

脂性肌の人は、化粧水をきちんとつけて、しっかりと保湿をしていくことがすごく大切になります。

しかし、実はこの化粧水を正しいつけ方でつけることが出来ていない人もすごくたくさんいるものです。

そこでここでは、これからはきちんと化粧水をつけていけるように、脂性肌の人の為の正しい化粧水の付け方のポイントを4つほど紹介していきます。




洗顔後すぐにつけるようにする

まず大切なことは、洗顔後にすぐに化粧水をつけるようにするということです。

洗顔後には、肌の水分はほとんどなくなってしまっています。

最近の洗顔料というのは、汚れを落とす力がすごく強い代わりに、肌の潤いまでも奪ってしまうものが多いです。

だから、洗顔をおえたら肌がすごく乾燥している状態になるのです。

なんとなく想像できるかもしれませんが、その状態が少しでも長く続けば続くほど、それは肌に悪いということになります。

肌がすごく乾燥している状態では、肌を守ってくれるものもありませんから、ほこりなどの刺激にも弱くなりますし、そして当然脳は肌が乾燥していると思ってしまうようになり、皮脂をたくさん出すようになってしまいます。

そうして皮脂がたくさん出るということは、脂性肌がさらにひどくなるということになります。

そうならないようにするためにも、洗顔後には少しでも早く化粧水をつけるようにしないとならないのです。

タオルの近くにおいておくべし

少しでも早く化粧水をつけていくために、化粧水をタオルの近くにおいておくのがおすすめです。

化粧水をタオルの近くにおいておけば、洗顔後に顔を拭いたら、そのまま間髪入れずに化粧水をつけることが出来るようになります。

化粧水は、それくらいに早くつけていくことが求められているものなのです。

なので、洗顔後に使うタオルの近くに化粧水を置いていくようにしてください。




手で付けるようにする

なんとなく化粧水はコットンでつけた方が良いのではないかと思っている人も多いでしょう。

しかし、化粧水は実は手で付けた方がしっかりと浸透してくれるものなのです。

脂性肌の人は、化粧水をしっかりと浸透させていかないとなりません。

だから、脂性肌の人が化粧水をつける時には、手で付けていくのが良いのです。

なぜ手でつけた方が浸透するのか

でも、なぜ手で付けた方が化粧水は浸透しやすいと言えるのでしょうか?

それは、手はコットンよりも暖かいからです。

人の手には血が通っています。

なので、手はある程度暖かいものなのです。

もちろんその暖かさには個人差があるでしょうが、間違いなくコットンよりは暖かいと言えるでしょう。

化粧水などの水分は、ある程度暖かい方が浸透しやすくなります。

暖かい方が浸透しやすいというのであれば、レンジなどで軽く温めてから使用したらよいのではないかと思う人もいるでしょう。

しかし、レンジでは逆に暖め過ぎになってしまい、成分などを逃がしてしまう可能性も出てきます。

そして当然温めすぎると肌への刺激になってしまうでしょう。

それだけではなく、いちいちそうして温めているうちに肌がどんどん乾燥していってしまう可能性が高くなります。

化粧水はすぐにつけないといけないものなのですから、そんなことをしている時間はないのです。

だから、手で付けるのが一番良いと言えるのです。

コットンは肌への刺激が強い

コットンは実は肌への刺激が強いものなのです。

いうなれば布を肌に押し付けているようなものですから、刺激が強いのも当然です。

しかし手は、基本的には顔と同じ成分で出来ている肌による刺激になりますから、布による刺激に比べてはるかに刺激が少ないのです。

少量を小分けにしてつける

化粧水というのは、たくさんつけるようにしないとなりません。

もちろん一回で化粧水の4分の1くらい使うとか、そんな風に明らかにおかしいくらい大量に使う必要はありません。

しかし、基本的には気持ち多めにつけていくものなのです。

それは何となく知っている方も多いでしょう。

だから、化粧水をつける時には手に多めに化粧水を出しているという方もたくさんいます。

でも、ただ手に化粧水を多めに出すだけでは実はあまり意味がないのです。

なぜなら、手に多めに化粧水を出して、それを一回で肌につけていこうとしても、結局手からこぼてしまったりして、あまり化粧水を肌につけていくことが出来ないからです。

たくさんつけるのは正解なのですが、つける際にこぼれてしまっていたのでは、結果的にたくさんつけているということにはならなくなるでしょう。

だからそうならないように、化粧水は少量に小分けにしてつけるのが良いでしょう。

部位ごとに何周かしてつけていく

ちょっとの量の化粧水を出して、まずそのちょっとの量の化粧水を目のまわりや頬のあたり等比較的に乾燥しやすいところにつけていきます。

次におでこのあたりや鼻のあたりなどにつけていき、まだつけていないところがあればその次にまたつけていきます。

ここまでを1周として、もう1周2周くらい少量の化粧水をつけていくのです。

そうして部位ごとにつけていけば、まず手から化粧水がこぼれてしまい無駄になるということはなくなりますし、少しずつつけていくので、一回でつける時よりもより浸透しやすいと言えるでしょう。

なので、脂性肌の改善に効果が期待できるようになるのです。

小分けにしてつけていくのである程度時間はかかりますが、本来スキンケアとはそれくらい時間をかけて行わないとならないものであることは間違いありません。

のせるようにつける

化粧水をつける時には、乗せるようにつけるのが正解になります。

昔から化粧水をつける時には手で肌をたたくようにしてつけている人も多いですが、それは肌への刺激がすごく強いので、乾燥の原因となる可能性が高いです。

またそうして手で肌を叩いて付けていく際には、手をぶらぶらさせることになってしまうので、化粧水をこぼしてしまったり、その際の風で手につけた化粧水を乾燥させてしまうだけとなる可能性がきわめて高いです。

そうならないようにするためにも、化粧水をつける際には、軽く手を肌に乗せるようにしてつけていって下さい。

こすりつけるのもNG

叩くのがNGだということは、当然こすり付けるようにするのもNGになります。

化粧水がついた手で肌の上をこすっていくと、その化粧水が潤滑剤になるので、基本的にはある程度滑るでしょう。

そして、そうして滑らせていくと、なんとなく化粧水を塗りこめている気がして、奥まで浸透させることが出来るのではないかと勘違いもしてしまうでしょう。

しかし、そうして滑らせていっても、それによって化粧水が奥まで浸透していくということはまずありません。

それどころか、逆にあまり浸透しなくなる可能性の方が高いでしょう。

それに、化粧水が潤滑剤代わりになるといっても、化粧水はマッサージに使われるオイルのように潤滑剤としての機能が高いものではありませんから、肌を傷つけてしまうのは確実です。

それをしても、何もいいことはないのです。

こすり付けてもいいことはないのですから、化粧水をつける際には、手を乗せるようにしてつけていきましょう。

まとめ

脂性肌の人が化粧水をつける際には、こうして正しくつけていかないとなりません。

たかが化粧水の付け方ひとつではありますが、化粧水だって大事なスキケアです。

それも基本的なスキンケアなので、すごく大切なことだと言えるでしょう。

基本の大切さというのは、人生の中で嫌と言うほど学んできたはずです。

是非参考にして、しっかりと正しく基本的なスキンケアを行っていってください。






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