角質層を確実に潤す!セラミド配合の美容液で、しっかり保湿!
お肌が乾燥すると、様々な肌トラブルを引き起こします。
乾燥が悪化して肌が赤くなったり、かゆくなったりするとメイクも出来なくなりますよね。
これは肌の乾燥が深刻化しているサイン。
そんな状態にならないためにも、お肌の保湿をしっかりとし、水分を逃がさないようにすることが重要です。
まずは、スキンケアに美容液をプラスしてみましょう。
成分には「セラミド」入りのものがおすすめです。
肌の乾燥とセラミド入り美容液について見てみたいと思います。
目次
美肌に必要なもの…水分!
美しい肌というのは、キメが整って、透明感があります。
肌トーンが明るく、くすみや色むらがありません。
このような肌になるために重要なポイントが「水分」です。
表皮の下には「角質層」と呼ばれる層があります。
この層には「角質細胞」が何層にも重なっており、角質細胞同志は「角質細胞間脂質」というものがセメントのように埋めて、角質層を隙間なく満たしているのです。
この角質細胞間脂質の役割は、角質細胞同志をつなぐだけではなく、水分を蓄えて肌を保湿すること。
また、外部からの刺激をシャットアウトし、肌内部にまで届くのを防ぎます。
さらに肌内部の水分が逃げ出すのを角質層でブロックする役割もあります。
この角質層部分にしっかりと水分が保持され、角質細胞がふっくらと整って整列している状態を「キメが整っている」というのです。
細胞がふっくらと整い、密集している肌は光を受ける面が多くなります。
光の反射量も増え、肌はレフ版のように輝きます。
そのため肌トーンが明るくなり、透明感が出てくるのです。
逆に肌内部に水分が足りないと、肌のトーンはダウン。
くすみが見られ、角質細胞がいびつな形でしぼんでいるため、手触りもゴワっとしています。
お肌が乾燥すると、どうなる?
美肌のために必要な水分。
肌内部に水分が不足すると、お肌の角質層がスカスカになってしまいます。
本来ならこの部分で外的刺激を食い止め、肌内部までダメージが及ばないようにするのですが、それができません。
肌深部までダメージが及び、肌内部の組織にダメージを与えてしまいます。
ダメージが進行すると、エイジングサインである「たるみ」や「シワ」の進行を早め、いわゆる老化現象に悩まされることになるので注意が必要です。
乾燥肌のお肌は固くなる…
肌内部に水分が満ち足りていれば、お肌はふっくらと弾力があり、柔らかい感触です。
対して水分が不足していると、お肌は固く、ゴワっとした感触になります。
これはなぜかといいますと、お肌の生まれ変わりであるターンオーバーが乱れてしまうから。
お肌は外的刺激を受けた場合、肌を守るため、肌の生まれ変わりであるターンオーバーを促進します。
お肌のターンオーバーとは肌の下層「基底層」から新しい細胞を生成し、押し上げ、古い角質細胞ととって変わること。
通常ですと新しい細胞は形も整い、成熟してふっくらとしているため、肌のバリア機能を強化してくれます。
しかし乾燥肌の場合、このターンオーバー周期が早くなってしまいます。
肌を守るために、未成熟な細胞を角質層へと押し上げてしまうからです。
未成熟な細胞は水分を十分に含まず、いびつで固い細胞。
肌表皮に押し上げられても、肌バリアとして十分な機能を果たすことができません。
そのためお肌はくすんでゴワゴワした感触になってしまうのです。
また、新しく現れる細胞は未成熟なため、古い角質をはがし、排出することが困難。
古い角質が剥がれ落ちることなく、その場にとどまって蓄積されてしまいます。
そのため肌の感触はさらに固く、色はくすんでいくのです。
古い角質が蓄積すると、毛穴を詰まらせ、ニキビや吹き出物の原因ともなります。
お肌のサイクルを取り戻すためにも、お肌の内部から潤すことが重要なのです。
お肌の乾燥対策におすすめの成分…セラミド!
お肌の乾燥対策には有効な保湿成分が配合されたものがおすすめです。
その中でも特に有効とされるのが「セラミド」です。
セラミドは、人間がもともと持っている成分ですから肌馴染みが良く、効果が高いのです。
セラミドが存在するのは、表皮の下の角質層。
角質層で角質細胞同志をつなぐ、角質細胞間脂質の50%を占めるのが「セラミド」です。
セラミドは水分を抱え込む性質を持っているため、お肌の水分保持にとっては無くてはならない成分なのです。
セラミドの種類に注意!
保湿美容液などには「セラミド配合」という文字が書かれているものが多く存在します。
しかし、ここで気をつけたいのがセラミドの種類です。
セラミドには「植物性セラミド」「ミルクセラミド」「疑似セラミド」などがあります。
保湿美容液におすすめなのは、この中でも「ヒト型セラミド」と呼ばれるものです。
ヒト型セラミドは、人間が本来肌内部に持っているセラミドと化学構造が同じです。
そのため浸透力や保湿効果が高いのです。
さらにヒト型セラミドにも1~6までの種類があります。
特に保湿力が高いと言われているのは「セラミド1,2,3」です。
セラミドの配合量で効果が異なる!
セラミド入り、と謳っていても配合されているセラミドの量がわずかですと、効果を実感することはできません。
セラミドの保湿効果を実感するには、ある程度高濃度でセラミドが配合されている美容液がおすすめです。
しかし、どのくらいの量が配合されているのかはわかりませんよね。
そんな時、判断の目安となるのが価格。
ヒト型セラミドは、安価な成分ではありません。
あまりに安い美容液には十分なセラミドが配合されていない恐れがあります。
また、化粧品には成分表示が義務付けられています。
成分表は配合されている物質のなかでも多いものから記されています。
「セラミド」が成分の半分より上にあれば、まずまずの量が配合されていると考えることが出来ます。
セルピュア エッセンス
ヒト型セラミドを高濃度で配合した保湿美容液です。
セラミドの他にも、「フラーレン」や「アルジルリン」など、エイジングケアに注目の成分が配合されています。
お肌に心地よく馴染み、しっかりと肌を潤す「大人の濃密美容液」です。
エトヴォス モイスチャライジングセラム
5種類のヒト型セラミドを配合した保湿美容液です。
湿度が0%になっても乾燥しない程の保湿力が魅力。
セラミド1が肌バリア機能を強化し、乾燥に負けない肌をつくります。
ヒアルロン酸などの天然保湿因子も配合されており、セラミド以外の成分もお肌の保湿に有効です。
さらっとした軽いテクスチャーで、べた付きません。
肌に溶けるように馴染んで、しっかりと潤してくれます。
アスタリフト ジェリー アクアリスタ
美容成分「アスタキサンチン」に加え、保湿効果と肌バリア効果に有効な3種類のセラミドを配合。
洗顔後すぐにつける、「導入型」の保湿美容液です。
テクスチャーはぷるんとしたゼリーのよう。
肌にのせるとさっと馴染み、べた付き感はゼロです。
ノブ Ⅲ バリアコンセントレイト
最新の臨床皮膚医科学の知見を取り入れた保湿美容液です。
配合されているのは乾燥やシワ対策に効果的と言われる「ヒト型セラミド3」。
このヒト型セラミド3を液晶化技術によって浸透しやすくして配合しています。
角質層までしっかりと浸透するので、ハリのあるお肌が復活します。
テクスチャーは、クリームに似て少し重め。
つけて眠ると翌朝のお肌の変化が分かります。
まとめ
乾燥する季節は、余計な肌トラブルを招かないためにも、しっかりと保湿することがおすすめです。
肌の乾燥対策に有効なセラミドは、美容液で補給するのがおすすめ。
高濃度のセラミドがしっかりと肌に浸透し、角質層を整えてくれます。
セラミドは表皮の下の角質層に存在するもの。
ですから、肌深部まで成分を届ける必要がありません。
きちんと馴染ませれば角質層まできちんと届くので、効果を実感しやすいのもおすすめポイントです。
セラミド入り美容液で、乾燥する季節の保湿対策を万全にして下さいね。