ニキビ肌用洗顔料でニキビが増える自体が発生!?正しい洗顔方法をマスターしてニキビレスな肌を手にいれよう!
多くの方がニキビに悩まされています。
やっと治ったと思ったら、新しいニキビがまたポツッと・・・、そんな風に繰り返すにニキビにため息をつくことも珍しくないでしょう。
ニキビケアの基本は洗顔です。
ニキビ肌用の洗顔料で毎日洗っている方も多いでしょうが、逆にニキビが増えてしまったというケースもあるようです。
一体どうしてそのようなことが起こるのでしょうか?
私とニキビの関係
かくいう私も、ニキビに悩まされている一人です。
私の場合、ニキビができ始めたのは小学生高学年のころで、比較的早い方だったと思います。
クラスメイトのほとんどは子供らしい健康的な素肌をしていたので、自分のニキビ肌に人一倍コンプレックスを抱いていました。
早く治らないかと願い続けたもののなかなか治らず、その後もずっとニキビに悩まされてきました。
そんな私でも30歳を過ぎたあたりから、やっとニキビが治り始めました。
一生ニキビ肌とともに生きる覚悟をしていた私は、あの頃の嬉しい気持ちを今でもはっきりと覚えています。
ですが、ある程度はキレイになったものの、頻繁にニキビが発生することは避けられませんでした。
寝不足であったり、生理前であったり、脂っこいものを多く食べた翌日にはニキビが必ずできてしまいました。
そしてそれは40歳手前になった今でも続いています。
しかし洗顔の仕方を改善したところ、ニキビができる頻度が格段に減らすことに成功しました。
ニキビができやすい方は、ニキビができやすい洗い方をしているのです。
ニキビ肌用の洗顔料を使うことでニキビが増えたという方も少なくありません。
その理由をご紹介します。
ニキビ肌用洗顔料でニキビが増える原因
ニキビを治すためにニキビ肌用の洗顔料を使っているのに、逆にニキビが増えしまったら元も子もありません。
ニキビが減らない、むしろ増えたという方は、以下のことに注意して洗顔方法を改善するようにしましょう。
そうすれば、ニキビが気にならない健康的は肌を手に入れることも夢ではないでしょう。
泡立て不足
ニキビを治したい一心で、洗顔料を手に取ってすぐに洗っていませんか?
泡立て不足はニキビを増やす原因になります。
それはなぜかというと、洗顔料の持つ汚れを落とす力が弱まるからです。
汚れは泡に絡んで落ちていくものです。
したがって汚れをしっかりと落とすには、たっぷりの泡が必要なのです。
適量の洗顔料を手に取ったら、多めの水分を加えてもこもことした泡を作るようにしましょう。
そしてその泡を肌にのせて、やさしく転がすように洗ってください。
泡が汚れを絡み取ってくれるでしょう。
泡を作るのが苦手な方は泡立てネットを使えば、簡単にもこもこ泡を作ることが可能です。
また最近は泡で出てくるタイプの洗顔料も多く売られています。
忙しく洗顔にゆっくりと時間をかけていられないという方には、このようなタイプの洗顔料がおすすめです。
ゴシゴシ洗い
どんなにしっかりと泡立てても、ゴシゴシとこすり洗いをしていては、余計にニキビを増やすという事態を招きかねません。
ゴシゴシ洗いはニキビの元になります。
それは肌に刺激を与えてしまうからです。
肌は摩擦にいたって弱いので過剰な刺激を与えると傷ついて、ニキビの原因になることがあります。
また爪をたてたりするのも絶対にいけません。
たっぷりとたてた泡を、肌の上で転がすようにして洗いましょう。
決してこすらず、やさしい力で行うようにしてください。
すすぎ残し
ニキビ肌用の洗顔料は、洗浄力が強いのが特色です。
その強い洗浄成分を持つ洗顔料をきっちりと洗い流していなければ、それが刺激となりニキビにつながることは明白です。
洗顔は洗うことも大切ですが、すすぐことも同じくらい重要視する必要があります。
すすぎ残しがないように、時間をかけて洗い流すようにしましょう。
もう大丈夫だろう、と思ったところからさらに数度すすげば、すすぎ残しをする確率は減るはずです。
おでこの生え際、耳の後ろや耳たぶ、目のきわなどにすすぎ残しはありませんか?
最後まできっちりと確認する習慣をつけましょう。
冷水の使用
すすぎの際に使用しているのは水でしょうか?
それともお湯ですか?
夏場は冷水、冬場は熱いお湯を使っているという方も多いでしょうが、基本的に一年を通して、洗顔はぬるま湯ですることをおすすめします。
冷水での洗顔がNGな理由は、汚れを落とす効果が落ちるからです。
冷たい水は毛穴をとじる働きがあるため、汚れを抱え込んでしまいます。
一方熱いお湯を使うと、皮脂を取りすぎてしまいます。
ニキビ肌用の洗顔料はそれでなくても脱脂力が高く作られていますので、熱いお湯で洗顔するのはあきらかに皮脂の取りすぎになるでしょう。
肌にはある程度の皮脂が必要です。
健康的でニキビのできにくい肌を目指すのであれば、洗顔にはぬるま湯を使うことを習慣にしてください。
洗いすぎ
洗いすぎもまたニキビを増やす原因になります。
ニキビには油分が大敵と信じ込み、必死で洗顔をする方も少なくありません。
事実私もそうでした。
ニキビ満開のころには一日4回から5回の洗顔を習慣にしていました。
頻繁に洗顔し皮脂を取りすぎると、余計に皮脂の分泌が促進されます。
それは足りないものを補おうとする、人体の摂理からくるものです。
過剰な皮脂は当然ながらニキビを誘発することになります。
ニキビ肌用洗顔料を使うことでよりニキビを増殖させる、それでは本末転倒です。
洗いすぎは控えなければなりません。
基本的にはニキビ肌用の洗顔料で顔を洗うのは、10代で一日3回まで、20代以降は2回までにしましょう。
乾燥が気になる年代の方は、朝は水のみで洗顔して、夜だけ洗顔料で洗ってもかまいません。
特に大人ニキビは、洗いすぎによって悪化することがよくありますので気をつけましょう。
肌の脂っぽさがどうしても気になる時は、ティッシュペーパーでやさしく抑えるだけでOKです。
皮脂を取りすぎないことが、ニキビ肌を改善するポイントになります。
洗いすぎには注意しましょう。
正しく使ってニキビレスな肌へ
私は10代から20代半ばまでのニキビ全盛期の頃、本当に頻繁に洗顔をしていました。
そして少しでも肌が脂っぽくなると脂取り紙で抑え、また顔を洗うのです。
それがニキビ肌を改善するのに最も効果的な方法だと思い込んでいたのです。
今考えるとその間違った洗顔方法が、私のニキビをひどくさせていたのかもしれません。
現在私は一日に2回、乾燥が気になる日は1回しか洗顔しないようにしています。
また洗顔の際には、
- 泡立てネットを使ってきめ細かい泡をつくる
- やさしく肌の上で転がすように洗う
- すすぎはぬるま湯でじっくりと時間をかけてする
これらのことに注意して行うようにしています。
今でも時々ニキビはできますが、このような洗顔方法にしてからだいぶできる頻度が減りました。
そしてできてしまったニキビも比較的早く治るようになった気がします。
ニキビケアの基本は洗顔ですが、ただニキビ肌用の洗顔料で洗えばいいというものではありません。
正しい洗顔をして、ニキビレスな美肌を目指しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
ニキビがあると憂鬱な気分になります。
メイクをしてもなかなか隠すことができず、他人の目も気になるでしょう。
さらに痛みを伴うことも多く、ニキビがあるだけで毎日が楽しくないものになってしまいます。
そんな時のお役立ちアイテムが、ニキビ肌用の洗顔料です。
しかし使い方を間違えると、逆にニキビを増やしてしまうこともあるので注意が必要です。
正しい洗顔方法をマスターし、憎きニキビを改善しましょう。