下地?それともファンデとして使う?【タイプ別】CCクリームの選び方と使い方
CCクリームは本来メイク下地として使用するアイテムですが、近年ではバラエティに富んだCCクリームが豊富にあるため、どれを選んで良いか迷ってしまう方もいることでしょう。
ひとつでファンデーションのように使えるアイテムもあるので、選び方によっては毎日のメイクを手軽に済ませることができます。
ここでは、タイプ別に見るCCクリームの選び方と使い方をご紹介したいと思います。
朝は時間がなく手軽にメイクを済ませたい方
働く女性に限らず家事や育児で忙しい方は、朝は一分一秒でも時間が惜しくなるものです。
メイクをするプロセスは時間と手間がかかるので、できるだけ手軽にメイクを済ませることができたら時間を有効に使うことができます。
時間がなく手軽にメイクを済ませたい方はどのようなCCクリームを選べば良いのでしょうか。
オールインワンタイプの多機能CCクリームを選ぶ
オールインワンタイプの多機能CCクリームは、ひとつのアイテムの中にメイク下地・コントロールカラー・ファンデーション・日焼け止めクリームなどの役割を備えています。
薄づきなのでファンデーションと比較するとカバー力がやや低い点がデメリットですが、時間をかけずにメイクできるのでおすすめです。
オールインワンタイプの多機能CCクリームの魅力
メイクをする際に、まずは日焼け止めやメイク下地を塗り、コントロールカラーで肌色を整えた後にファンデーションを肌に伸ばします。
いくつものステップがありメイク完了までに時間と手間がかかるので、時間がない時には丁寧なメイクができません。
その点、オールインワンタイプの多機能CCクリームは、洗顔と保湿をして肌を整えた後に肌全体に丁寧に伸ばすだけというワンステップでメイクが完了するのでおすすめです。
オールインワンタイプの多機能CCクリームの使い方
オールインワンタイプの多機能CCクリームを使用する時、まずは肌を清潔な状態に整えます。
次に手の甲にCCクリームをとって体温でやや滑らかな状態にしてから、額・目元・鼻・両頬・顎に適量をのせて指の腹を使って伸ばします。
最後にスポンジの面を使って広い部分にCCクリームを伸ばし、スポンジの角を使って目元や小鼻、口まわりなどに丁寧に馴染ませていきます。
職場では丁寧なメイクをする必要がある方
会社の受付や百貨店の美容部員の方など、職種によっては丁寧にメイクをする必要があります。
このような場合、CCクリームは下地タイプのものを選ぶようにしてファンデーションと併用することでしっかりとしたメイクを完成させることができます。
職場で丁寧なメイクをする必要がある方はどのようなCCクリームを選べば良いのでしょうか。
肌の弱点をフォローするCCクリームを選ぶ
リキッドファンデーションを使う丁寧なメイクを綺麗に仕上げるには、メイク下地の使用が必要不可欠です。
肌を整えるのに欠かせないアイテムとしてCCクリームを使用すると良いでしょう。
たとえば肌が乾燥しやすい時には潤いを与えるCCクリーム、肌が脂っぽい時には皮脂をコントロールするCCクリームを使用するなど、肌の弱点をフォローするCCクリームを選ぶことで綺麗なメイクの仕上がりが目指せます。
肌の弱点をフォローするCCクリームの魅力
肌の弱点をフォローするCCクリームは、肌を理想的に整えた上でメイクできる点が大きな魅力です。
メイク下地としてCCクリームを使用しない場合、肌の乾燥や皮脂でメイク崩れが生じやすくなります。
しかし、CCクリームで肌をフォローした上でファンデーションを伸ばせば、艶やかで美しいメイクの仕上がりを目指せるので魅力アップに役立ちます。
肌の弱点をフォローするCCクリームの使い方
肌をフォローするためにCCクリームを使用する時には、まずは肌を清潔にした後、CCクリームを手の甲にとって指の腹を使って肌全体に伸ばします。
この時、乾燥が気になる部分には潤いを与えるCCクリームをよく馴染ませるようにして、脂っぽさが気になる部分には皮脂をコントロールするCCクリームをよく馴染ませます。
メイク下地として使用するCCクリームは色がほとんどついていないものが多いので、肌をカバーするというよりも、肌の状態をサポートするために使用するのがおすすめです。
自宅で過ごす際に突然の来客にすぐに対応したい方
パソコンひとつで仕事をしているフリーランスの方や主婦の方は自宅で過ごすことが多くなります。
このような場合、すっぴんで過ごすことも可能ですが、メイクをしていないと突然の来客に対応しにくい場合があります。
自宅で過ごす時に毎日しっかりメイクをするのは大変ですが、CCクリームを使えば手軽にメイクを済ませることができます。
自宅で過ごすことが多い方はどのようなCCクリームを選べば良いのでしょうか。
スキンケア感覚で使える便利なCCクリームを選ぶ
自宅で過ごす時にリキッドファンデーションを使うしっかりメイクをすると、肌に負担がかかってしまうことがあります。
しかし、CCクリームなら薄づきで軽い使い心地である上に、メイクそのものを簡単に済ませることができます。
中でも美容成分配合のCCクリームは、カバー力を必要とせず肌への優しさを重視してメイクしたい時におすすめです。
スキンケア感覚で使える便利なCCクリームの魅力
自宅で過ごす時間が多い方であれば、ナチュラルメイクがおすすめです。
CCクリームは簡単なメイクで肌を綺麗に見せることができる上に、美容液配合のものがあるのでスキンケア感覚で使用できます。
毎日のメイクで肌に必要な成分を手軽に補えるところがCCクリームの魅力です。
スキンケア感覚で使える便利なCCクリームの使い方
美容液配合のCCクリームを使用する時は、配合成分が角質層に浸透する工夫をすることでメイクと同時に肌のサポートを期待することができます。
まずは、洗顔後に化粧水とクリームを使用する際に軽くマッサージをして血行を促す対策がとります。
その上で美容液配合のCCクリームを肌に伸ばせば、潤いのあるメイクの仕上がりが目指せるでしょう。
特別な日でも重いメイクをしたくない方
結婚式やパーティーなど、特別な日はドレスアップをして服装に合わせたメイクをする必要があります。
華やかな服装にはしっかりとしたメイクがお似合いですが、人によっては特別な日をリラックスして過ごすために重いメイクをしたくない方もいます。
このような場合、どんなCCクリームを選べば良いのでしょうか。
カバー力が高い多機能CCクリームを選ぶ
華やかなドレスを着用している時にナチュラルメイクだと違和感を与えてしまいます。
ドレスの色に合わせてカラーメイクをする必要があるので、しっかりとしたメイクをするのがポイントです。
それでも重いメイクが苦手だと感じる場合には、カバー力が高い多機能CCクリームがおすすめです。
光の反射を利用して肌を綺麗に見せてくれるものや、コンシーラー機能で肌の気になる点をカバーするものがあるので軽いメイクでも美しい仕上がりが期待できます。
カバー力が高い多機能CCクリームの魅力
カバー力が高い多機能CCクリームは、光を反射する機能など独自の機能によってまるでファンデーションのようなカバー力を期待することができます。
また、多機能CCクリームの中には、化粧下地やコントロールカラーなどの機能を備えたものがあるので、軽やかな使い心地で理想的なメイクの仕上がりを目指せます。
カバー力が高い多機能CCクリームの使い方
カバー力が高い多機能CCクリームを使用する場合、メイクの仕上がりをより美しくするためにスポンジを上手に使用すると良いでしょう。
まず、手の甲にCCクリームをとって指先で顔の各部分に適量のせて、指の腹を使って丁寧に伸ばします。
最後にスポンジを使って、内側から外側に向かってCCクリームを丁寧に馴染ませたらメイク完了です。
まとめ
CCクリームは豊富な種類があるので、自分が求める機能を備えたものを選ぶようにすれば、毎日のメイクを手軽に済ませることができます。
アイテムによって配合成分や機能性に大きな違いがあるので、商品の特徴をよく確認した上で購入することをおすすめします。
薄づきでもカバー力があるなど使い心地が良いものが多いので、シーンに合わせて買い揃えておくのも良いでしょう。