男性の育毛剤と女性の育毛剤に求めるものの違いと育毛を始めるタイミング
これからの時代、女性といえども薄毛対策をしておかなければいけません。
髪の毛が薄くなるのは男性だけと思っているのは時代遅れ。
これからの時代は女性も育毛するのは常識なのです。
若い時には良いのかもしれません。
髪のボリュームもあるし、1本1本の髪の毛が太い。
でも常に時代というのは移り変わります。
体調も変化してくるものです。
薄毛になってしまう可能性だって充分にあるのです。
そんなとき、役に立ってくれるのが女性用育毛剤。
世の女性たちは、女性用育毛剤にどんなことを求めるべきなのでしょうか。
育毛を始めるタイミングと男性との違いも比較しながら確認します。
男性と女性では異なる薄毛
髪の毛が薄くなってしまうのは男性でも女性でも全く同じ。
というわけでもないのです。
男性の髪の毛の薄くなり方は、前方の髪の生え際。
そして頭頂部。
いわゆるおじさんのハゲ方ですよね。
これが男性型脱毛症（AGA）といわれるもので、特徴的な薄毛のプロセスですよね。
女性の髪の毛が薄くなるのは、全く違うプロセスをたどります。
全体的に髪の毛が間引かれる薄くなり方です。
髪の生え際がどんどん広がってきたり、全体的に髪のボリュームがなくなってくると言った薄くなり方なのです。
この男性と女性の薄くなり方を知ることで、商品選びも適切なものになるのです。
男性用の育毛剤はよくない
女性で、男性用の育毛剤を使うとどうなるのでしょうか。
ほとんどの人には効果がありません。
男性の育毛剤で最近ミノキシジルという成分が含まれるよものが出てきました。
発毛促進成分なのですが、男性型脱毛症の原因をご存じでしょうか。
男性にはテストステロンというホルモンが分泌されているのですが、それが劣化してしまいジヒドロテストステロンというものに変化するのです。
これが男性型脱毛症の原因の現在の定説です。
つまり、男性ホルモンの変化によるものなのです。
女性は男性ホルモンが比較的に少ないので、男性型脱毛症にはなりにくいのです。
女性で男性型脱毛症という珍しいケースもあります。
そのようなタイプの方は、生え際や頭頂部が薄くなってきます。
このようなタイプには男性の育毛剤も効果があるのかもしれません。
しかし全体的に髪の毛のボリュームが少なくなってくる女性には、男性型脱毛症の方法論は通用しないのです。
男性と全く同じ方法では通用しないのは、大変なところかもしれませんね。
育毛しなければいけない背景
女性でも髪の毛は薄くなってしまいます。
男性の方が髪の毛が薄くなったときのイメージは強いですよね。
でも女性もちゃんと髪の毛が薄くなってきます。
それではどうして女性の髪の毛が薄くなってしまうのでしょうか。
まず一つの原因はホルモンバランスの変化。
男性ホルモンが増加してしまったり、女性ホルモンが少なくなってしまう場合、髪の毛に影響が出やすいです。
最近では仕事ばかりしている女性も増えてきました。
このような女性は男性ホルモンが増え、女性ホルモンが減っています。
人間とはすごいもので、環境に適応しているのです。
仕事のしすぎで男性化を起こし、薄毛を引き起こすといったパターン。
もう一つは出産後です。
ホルモンバランスが変化してしまい髪の毛が抜けてしまいます。
しかも赤ちゃんに栄養分を奪い取られてしまう役割。
その上、家事や育児でストレスもたまってしまい、ダブルパンチ。
このような生活環境が積み重なってくると髪の毛は薄くなってきてしまうのです。
育毛剤の香りについて
女性が育毛剤を選ぶ際に、気をつけたいのが香りです。
においの悪い育毛剤をつけると、おばさん臭くなってしまったり、周囲の人に育毛剤を使っていることがバレてしまうことになります。
周りの人はそれでも気を遣ってくれて指摘してくれることはないでしょう。
育毛剤を使ってますね、なんて言えるわけもありません。
女性は髪の毛の長さもあり、男性よりも強いにおいを放ちます。
そのため髪の毛につけるものは気にしなければいけません。
育毛剤の香りも、入念にチョイスしましょう。
あまりに悪いにおいのものを使っていると、周囲の人も困ってしまったり、人望を失ってしまうことになりかねません。
においの悪いものは使わないようにしましょう。
エイジングケアを目指す育毛
育毛剤を使う目的をはっきりさせなければいけませんよね。
医薬品を頭にただ漠然とかけていても、効果を期待できません。
ただ何となくではやはり良くないのです。
育毛剤をつけるなら、エイジングケアという言葉を覚えてください。
いわゆるアンチエイジングで、自分の姿を若々しく見せることです。
アンチエイジングとは老化の反対です。
老化に逆らう、という意味です。
育毛剤を使ってこのようなエイジングケアができてしまうのです。
どのようなメカニズムになっているのかというと、頭皮が硬くなってしまうのを防ぐのです。
そうすると頭皮がやわらかくなり、血流がよくなります。
その結果髪の毛に栄養分が行き渡りやすくなり、髪の毛もツヤツヤになるわけです。
育毛剤を選ぶ際には頭皮のエイジングケア、という観点から選んでみましょう。
髪の毛は頭皮に入っています。
頭皮の環境をよくしてあげることがきれいな髪の毛にもつながるのです。
もちろん薄毛改善のキーポイントにもなるのです。
育毛剤を選ぶ際は、エイジングケアという言葉を覚えておくことをおすすめします。
天然由来の育毛剤
化学物質を頭に塗りこむのはいい事ではありません。
当たり前のようですが、意外に多くの人がわかっていません。
口に入れてはいけないもので、頭を洗ってしまったり育毛剤として付けてしまえば、間違いなく髪や頭皮へのダメージへとつながります。
そこで天然由来の成分が大事になってきます。
天然由来の成分で作られた育毛剤は髪の毛にダメージを与えにくいです。
このような育毛剤なら、安心して使えるでしょう。
化学物質がぎっしりと入っている育毛剤を使うと、髪の毛にダメージを与えてしまうんです。
育毛しているつもりが逆効果。
自分で薄毛を引き起こしていたら泣くに泣けませんよね。
これじゃあ、お金もドブに捨てたほうがマシ、というもの。
体にやさしい植物や自然由来のものを選んでください。
これからは科学技術の時代ではありません。
自然と調和して生きることが髪の毛を大切にしてくれるキーポイントになってくれます。
抜け毛が増えた
20代も半ばというのにまだ育毛をしていないのですか。
まだ若いから大丈夫でしょう。
仕事も楽しいし彼氏もいるし。
こんなことでは先が思いやられます。
早い人なら育毛にすでに乗り出しているのです。
お風呂に入ったときに、髪の毛がすごく抜けてしまう時があるんだけれど･･･。
このような症状に気が付いたらそれは育毛するタイミング。
このくらいならまだまだじゅうぶん巻き返せます。
早いうちに育毛に乗り出しましょう。
分け目が広がっていた
鏡を見ていたら、こんなに分け目ってこんなに広かったっけかな。
このように感じてしまったら、それは間違いのない話です。
現実を直視してください。
もうすでに、髪の毛に影響が出てきているのです。
分け目が少し広くなってきたなと思ったら、それが育毛開始のタイミング。
分け目を逆にして、ごまかしている場合ではないのです。
早いうちに育毛を開始しましょう。
時は金なりです。
まとめ
女性が育毛する際には、男性と全く違う薄毛のプロセスであることは理解しましょう。
ホルモンバランスの変化など男性とは異なるのです。
そして育毛剤を選ぶ際には、天然由来のもので、香りのいいものを選んでください。
髪の毛にダメージを与えないこと、そして周囲に迷惑をかけないことの二つのポイントが大切。
そして、抜け毛が増えた・分け目が広がってきたなと感じたときには育毛を始めるタイミング。
このタイミングを逃さないでできるだけ早く育毛に乗り出しましょう。