どれが良い?とても分かりやすい折りたたみ自転車の選び方
自転車を手軽に持ち運びしたい方には、折りたたみ自転車がおすすめです。
折りたたみ自転車は、折りたたむことによりコンパクトになるため、自動車などで持ち運びやすくなります。
持ち運んだ先でサイクリングを楽しんだりすることができるため、とても便利です。
折りたたみ自転車といっても様々な種類があり、自分に合ったものを選ぶことが大切です。
自分に合った物を選ぶには、折りたたみ自転車のことをしっかり理解する必要があります。
目次
折りたたみ自転車の大きな特徴
折りたたみ自転車の大きな特徴は、折りたためることです。
折りたためる機能は、他の自転車にはない機能で、折りたたんでコンパクトにすることにより持ち運びやすくなります。
また、家の中に置きやすい大きさになるため、家の中で管理しやすくなります。
それらのことから、折りたたみ自転車を購入する方は多くいます。
折りたたみ自転車は、持ち運びのしやすさや、収納のしやすさを重視しているため、多くの折りたたみ自転車は小さいタイヤが使用されています。
タイヤの大きさ
折りたたみ自転車というと小さいイメージがあり、タイヤも小さいというイメージがありますが、大きいタイヤを使用しているものもあります。
ですが、折りたたみ自転車の多くは小さいタイヤを使用しています。
小さいタイヤを使用することで、折りたたんだ際、よりコンパクトになります。
コンパクトになることでメリットが生まれる訳ですが、小さいタイヤを使用することでデメリットが生まれてしまいます。
そのデメリットとは、段差や凸凹した道の影響を受けやすくなることや、スピードが出にくいこと、疲れやすいことなどになります。
段差や凸凹した道の影響を受けやすいと、お尻やハンドルを掴んでいる手に負担がかかりやすくなり、お尻や手が痛くなる原因になります。
また、タイヤが小さいと、ひと漕ぎで進む距離は短くなるため、一般的なママチャリなどに比べるとスピードは出にくく、長距離走行すると疲れてしまいます。
それらのことから、大きいタイヤでも折りたためれば良いという方は、大きいタイヤの折りたたみ自転車を選ぶと良いでしょう。
身長が高くても乗れるのか
多くの折りたたみ自転車は小さいタイヤが使用されているため、身長が高い方の中には「乗ることができるかな」と思う方もいることでしょう。
ですが、そのような余計な心配は必要なく、身長が高くても乗ることのできる折りたたみ自転車は多くあります。
多くの折りたたみ自転車は、身長が170cmくらいまでなら普通に乗ることができ、身長が190cm以上の方が乗れるものも販売されています。
ですが、ハンドルやサドルの高さは、快適に乗れる高さに調節することが重要です。
無理な姿勢になる高さにすると、腰を痛めてしまう場合があるため、自分に合った高さに調節しましょう。
折りたたみ自転車のスピード
多くの折りたたみ自転車はタイヤが小さいので、折りたたみ自転車を選ぶ際はスピードの面が心配になりますが、ママチャリなどと同じようなスピードが出るものもあります。
タイヤが小さいと一回転の距離は短く、ひと漕ぎで進む距離は短くなります。
そのため、基本、小さいタイヤの折りたたみ自転車はスピードが出ません。
しかし、ギア付きのものなら、スピードが出やすくなります。
タイヤが小さくてもギア比が大きければ、ひと漕ぎで進む距離は長くなるため、一般的な自転車のようなスピードを出すことができます。
そのことから、折りたたみ自転車を選ぶ時は、ギア比の大きい物を選ぶことをおすすめします。
タイヤの大きさを確認して選ぶこと
折りたたみ自転車はタイヤが小さいというイメージがありますが、タイヤの大きさは幅広く、8インチの小さいものからママチャリなどと同じ大きさのものまであります。
基本、小さいタイヤはスピードがでませんが、ギア比によってスピードの出やすさは変わるため、全ての折りたたみ自転車が遅いということはないです。
タイヤの大きさが影響しやすいのは乗り心地です。
タイヤが小さいと、段差などは相対的に大きくなってしまい、段差の影響を受けやすくなります。
自転車は基本、歩道を走行してはいけませんが、歩道のちょっとした段差などの影響も受けやすくなります。
つまり、小さいタイヤの自転車は、デコボコした整っていない道は苦手なのです。
大きいタイヤの折りたたみ自転車は、小さいタイヤのものよりも乗り心地が良くなりますが、折りたたんだ際の大きさは、小さいタイヤのものよりも大きくなってしまうので、そのことは考慮して選ぶようにしましょう。
折りたたむ方法や折りたたんだ状態の大きさも確認する
多くの折りたたみ自転車は、誰でも簡単に折りたたむことができますが、折りたたみ自転車を選ぶ際は折りたたむ方法を確認することが大切です。
折りたたみ自転車によって折りたたむ方法は異なり、コンパクトさも異なってきます。
購入してから「思ってたよりもコンパクトにならない」などと後悔しないためにも、選ぶ時は折りたたむ方法や、折りたたんだ状態の大きさを確認するようにしましょう。
ちなみに、スポーツタイプの自転車の中には、工具を使用して折りたたむものもあります。
重さも確認すること
折りたたみ自転車のメリットは運びやすさで、重さが軽いものほど運びやすくなります。
一般的な折りたたみ自転車の重さは、12~15kgほどです。
種類によっては、もっと軽いものもありますが、軽いものの多くは高い値段をしています。
値段は高いですが、軽いので運びやすくなります。
また、値段の高い折りたたみ自転車は乗り心地も良くなっています。
それに対して比較的安価なものは重い場合があり、乗り心地は良くない傾向にあるため注意しましょう。
ギアが付いているのかも確認する
折りたたみ自転車にはギアが付いているものと、ギアが付いていないものがあります。
前述した通り、タイヤが小さいとスピードは出にくく、疲れやすくなりますが、ギア比が大きい折りたたみ自転車はスピードが出しやすくなっています。
そのため、折りたたみ自転車を購入する時は、ギア付きのギア比が大きいものを購入すると良いでしょう。
ギアがついていないと、ペダルを漕いでも漕いでも進みが悪く大変です。
また、坂を上る時はかなり大変です。
折りたたみ自転車の中には、電動アシスト機能が付いているものもあります。
その自転車だと、キツイ上り坂でも楽に上ることができますが、電動アシスト機能がついている分、自転車自体の重さは重くなります。
また、充電しないといけなく、面倒です。
様々な使い方ができる折りたたみ自転車
折りたたみ自転車は、折りたためることにより様々な使い方をすることができます。
自転車で駅まで行き、駅で折りたたんで持ち運び、着いた駅で自転車を組み立てて乗ることができます。
また、自転車で通勤し、駐輪場のない仕事場でもオフィス内に置いておくことができます。
その他にも、旅行で自転車を持って行き、旅行先で自転車に乗ることもできます。
そのように、折りたたみ自転車は様々な使い方ができ、工夫することで移動のバリエーションを増やすことができます。
まとめ
折りたたみ自転車を選ぶ時は、自転車の使い方・折りたたむ目的・折りたたむ頻度などを考慮して、自分に合うものを選ぶことが大切です。
そして、折りたたみ自転車を電車などで持ち運ぶ時は、折りたたみ自転車が入る輪行バッグを用意する必要があります。
輪行バッグに入れていても、電車内が混んでいると迷惑になるため、電車内が混んでいる時間は避けた方が良いでしょう。