いろいろなサイズがあるけど…折りたたみ自転車の適切なサイズはどのくらい?
折りたたみ自転車と一口に言っても、その中にはいろいろなサイズのものがあります。
だから、どんなサイズのものを選べばよいかわからなくなることもあるでしょう。
実際サイズが合わない折りたたみ自転車を買っていたら、「なんか思っていたのと違った」と思ってしまう可能性も高くなります。
そこでここでは、折りたたみ自転車の適切なサイズ感について紹介していきます。
20インチくらいを選ぶのが一番間違いがない
折りたたみ自転車の適切なサイズ感は、当然目的や使用用途によって変わってきます。
たとえば、折りたたんでしまうことができるから折りたたみ自転車が欲しいという場合と、見た目がおしゃれだから折りたたみ自転車が欲しいという場合では、サイズ感は変わってくるものなのです。
でも、どんな用途でもある程度カバーすることができるサイズ感のものがあります。
それが、20インチの折りたたみ自転車です。
なので、20インチの折りたたみ自転車を選ぶのが、ある意味では一番適切になります。
用途が決まっていない場合には特に
実際折りたたみ自転車を買う用途は、一つではないことが多いですよね。
電車に乗って運べるから折りたたみ自転車が欲しいと思ったとしても、それだけでちょっととおくのスーパーまで行きたくなることもある。
また折りたたみ自転車を買う際にいちいち用途を考えていない方もいるでしょう。
自転車が必要になって、どうせ買うなら何となく使い勝手がよさそうな折りたたみ自転車にしようと思うことはあるものなのです。
こういう場合にはやはり、バランス感の良さがすごく大切になります。
どんな用途にでも対応できるバランス感の良さがあれば、まず買って後悔することはありません。
だから、こういう場合には特に20インチの折りたたみ自転車が適切になるのです。
20インチの折りたたみ自転車はなぜバランスがよいのか
でも、そもそもなぜ20インチの折りたたみ自転車がバランスが良いのかわからないという方もいるでしょう。
実際どんな風にバランスが良いのでしょうか?
ある程度の走行性がある
まず走行性です。
20インチくらいのサイズ感があれば、ある程度ひと漕ぎで進んでいきます。
対して16インチくらいだと、どうしても漕いでも漕いでも進んでいかない感じがしてしまうのです。
このように基本的には、ある程度タイヤが大きい方が、ひと漕ぎで進む推進力は高くなります。
つまり、それだけ楽に移動ができるということです。
重すぎない重量感
それならば大きくすればするほど漕ぎやすくなるのではないかと思うものです。
確かに、タイヤのサイズ感が大きくなればなるほどに、推進力は高くなります。
だから、楽に遠くまで行けるようになる可能性は高いです。
極端に大きい場合は別でしょうが。
ただ、大きくすることには、難点もあるのです。
それが重量です。
タイヤのサイズ感が大きくなれば全体も大きくなります。
そして全体が大きくなれば当然、重量もぐっと上がるのです。
折りたたみ自転車としては、重たいのは減点になります。
重たいと持ち運びが面倒に
重たいのがなぜダメなのかというと、重たいせいで持ち運ぶのが大変になるからです。
たとえば折りたたみ自転車は、家に乗って帰ってきたら、それを折りたたんで家の中に入れてしまう人も多いです。
でも、そうして折りたたんでしまう際に重たいと、家の中に入れるのが大変になります。
そもそも折りたたむことからしてすでに大変になることもあります。
なので、結果的に折りたたまなくなる可能性が出てきます。
折りたたまないのであればそもそも折りたたみ自転車を選ぶ必要がなくなります。
折りたたみ自転車でなければ、もっと大きいサイズ感の自転車もありますし、あえて折りたたみ自転車を選ぶメリットがなくなってしまうのです。
価格的にもちょっと高くなるのに、折りたたみという特性を活かせないのはすごくもったいないです。
だから、折りたたみ自転車はあまり大きすぎてもいけません。
20インチの折りたたみ自転車は、その辺りのサイズ感が絶妙なのです。
走行性はあるのに、大きすぎて重たすぎて特性を活かせないということもない。
だから、それがおすすめになります。
遠くまで乗らないのであれば16インチも適切
このように、一番適切なサイズ感は20インチになります。
でも、中には明確に用途が決まっている場合もあるでしょう。
先述の通り、用途が決まっていれば適切なサイズ感は変わります。
たとえば、もし家の近くの移動にしか使用しないときまっているのであれば、特に高い走行性は必要ありません。
ロングレンジを走るわけではありませんから。
なのでその場合には、20インチだと走行性の面でオーバースペックになってしまいます。
ただちょっと重たいだけです。
確かに、それより大きなサイズ感のものと比べると軽いことは間違いないですが、それでも小さいサイズ感のものと比べると重たいというのも間違いありませんから。
ではもし遠くまで乗らないのであれば、どんなサイズ感の折りたたみ自転車が適切になるでしょうか?
それは、16インチです。
とにかく軽いので収納が簡単
近くでしか乗らないとなると、一番大切になるのは収納性です。
折りたたんでしまっておくというのが、楽にできるかどうかがポイントになるんです。
ではどういう折りたたみ自転車であれば収納が楽にできるようになるのか。
それはやはり、軽いものです。
重たければ重たいほどに、収納は大変になると考えてよいです。
だから逆に、軽ければ軽いほどに収納が楽になるのです。
16インチの折りたたみ自転車は、やはりそれ以上のサイズ感の折りたたみ自転車と比べてすごく軽いです。
なので、家の近くでしかつかわない方には、それが一番おすすめになります。
実際に16インチと20インチが多い
このくらいのサイズ感が適切だというのは、折りたたみ自転車のラインナップを見ればわかるでしょう。
折りたたみ自転車の中で一番選択肢が多いのが20インチになります。
そしてそれについで選択肢があるように見えるのが、16インチなのです。
適切なサイズ感の自転車は、やはり選ぶ方が多くなります。
そして選ぶ方が多ければ、選択肢が増えていくのも当然。
だから選択肢が多ければ、それは適切なサイズ感であることの証拠になるんです。
実際に20インチと16インチには選択肢が多いのですから、やはりそのサイズ感は適切になります。
家の近くでしか乗らない人も多いということ
20インチはバランスが良いからあらゆる人にちょうど良く、たくさん選ばれるのは当然です。
でも、16インチが選ばれることも多いというのは、やや意外に思う方もいるでしょう。
20インチと比べるとバランスが良いわけではないですから。
それを選ぶ方が多いというのはひとえに、折りたたみ自転車を買う目的が、家の近くの移動用であるという方が多いということになります。
それならば、やはり16インチのものがたくさん選ばれるのもわかります。
そもそも自転車自体、家の近くの移動用に購入を考える方が一番多いですから、折りたたみ自転車を家の近くの移動用に買うのも全くおかしな話ではありません。
まとめ
折りたたみ自転車の適切なサイズ感は、特に用途が明確でなければ20インチ。
もし家の近くでしか乗らないと決まっているのであれば、16インチになります。
これらのサイズ感の中から探していけば、きっと満足できる折りたたみ自転車が見つかっていきます。
ぜひそうして良いサイズ感の折りたたみ自転車を探していってください。