ナイキのマラソンシューズ、おすすめはどれ?
箱根駅伝が近づいてくると血が騒ぐ、そんなランナーが多いのではないでしょうか。
私のおすすめのメーカーは、ナイキです。
やはり「クッション性が優れている」という点が、ナイキ最大の特徴です。
距離が伸びれば伸びるほど、シューズの重要性は増します。
今回は、ナイキのマラソンシューズにクローズアップして紹介したいと思います。
目次
まずは自分のレベルを知ろう
マラソンシューズには、たくさんの種類があります。
しかし、ランナーのレベルによって履くべきシューズは違ってきます。
正しいシューズ選択をするためには、自分のレベルを認識する事が必要なのです。
超一流の選手とは
実業団や大学生のトップレベルの選手は1km3分を切るペースで走ります。
ずっと1km3分のペースで42.195kmを走破できれば2時間6分台の記録を出す事ができます。
しかし実際走ってみるとわかると思いますが1km3分のペースというのは、かなり速いペースです。
このペースでハーフやフルマラソンを走りきれるランナーは、ほんの一握りです。
まさしく超一流のランナーと言っていいでしょう。
サブ3のランナーとは
サブ3とは、フルマラソンにおいて3時間を切るタイムで走ることを意味します。
そうするとおよそ1km4分16秒未満のペースで走破しなければなりません。
1km走るだけなら、このペースはそれほど難しくはありません。
しかし、このラップを42.195km継続するのは容易ではありませんね。
やはり、サブ3といえども一般のランナーにとっては、かなりのハイレベルと考えていいでしょう。
サブ4のランナーとは
サブ4とは、フルマラソンにおいて、4時間を切るタイムで走ることを意味します。
そうするとおよそ1km5分41秒未満のペースで走る事になります。
実際、1kmだけ走るならこのペースは、かなりスローです。
正直もの足りないと思う人もいるでしょう。
しかし、一般のランナーが目指すべき最初のラインはここになります。
自分のレベルにあったシューズ選択をする
レベルの高い選手ほど、ソールが薄く軽量のシューズを使用します。
軽い分スピードが出るからです。
しかし、その分足には相当な負荷がかかります。
彼らは日頃の練習により、強靭な足腰をしています。
今からマラソンを始めようとする人が、彼らの使用するようなシューズを使用したとすると完走は厳しいでしょう。
レース中盤以降、路面からの衝撃に耐え切れず足が棒のようになってしまうのです。
やはり、これからマラソンを始めようとする人は軽さを犠牲にしても、ソール(靴底)が厚く反発性に優れたシューズを選択すべきでしょう。
足への衝撃を緩和できれば、フルマラソン完走も決して夢ではありません。
タイムを狙って軽量のシューズを使用するのは、完走を達成してからでも遅くはないのです。
シューズの特性を活かした走り方
いくらシューズが良くても、その利点を活かせなければ、宝の持ち腐れになってしまいます。
この章では、シューズの特徴を活かしたマラソンの走り方について紹介したいと思います。
5km~10kmは細心の注意を払って走る
ランナーは、5kmも走れば、その日の調子がわかります。
「今日は調子がいいな」と思うと5kmあたりからアクセルを踏んでしまいがちです。
しかし5km~10km区間でのオーバーペースは後々、ボディーブローのように効いてきます。
この区間は調子がいい時ほどペースを守り、抑え気味に走るべきでしょう。
坂道は地面を見て走る
坂道は前傾姿勢で走るように指導されます。
ただ、疲れてくるとアゴが上がり前傾姿勢を保てなくなります。
そういう時は若干ペースを落とし、足元の地面を見て、ひたすらペースを刻むようにしましょう。
ナイキのシューズはクッショニングがいいので、調子がいい時は、「坂を登っている」という感じがしません。
スイスイと坂を駆け上がっていくイメージです。
前半で力を温存していればこの区間で多くのランナーを抜き去る事ができるでしょう。
下りこそ気を抜かない
坂を登り切った後、下りでホッとしてしまうランナーがほとんどでしょう。
しかし、そこでさらにペースアップできれば、タイムを大幅に短縮する事ができます。
下りでこそナイキシューズのクッション性が威力を発揮します。
下りは足に最も負担がかかる区間ですが、ナイキのシューズが衝撃を吸収してくれます。
スピードを加減する事なく坂を下る事ができるのです。
シューズの返品方法についても知っておこう
例えば、ネット経由でシューズを購入して、サイズが合わなかった場合大変困りますよね。
この際、シューズの返品についても知っておきましょう。
Amazonで購入した場合、商品到着後30日以内であれば国内返品送料が無料になります。
ただし、返品条件があります。
以下の3つです。
1.発送元がAmazon.co.jpである事。
2.商品の到着後30日以内である事。
3.試着のみの利用である事(例えば屋外での使用がない)。
また、NIKE.COMで購入した場合は、商品の状態に関わらず出荷日より30日以内であれば返品することができます。
「出荷日」とはNike.com納品書に記載されている「発送日」の事です。
30日以内であれば、商品の状態に関わらず返品できるのでAmazonよりも良心的と言えます。
自分に合わないシューズで長距離を走ると、必ず故障や怪我をしてしまいます。
安易に妥協しないようにしましょう。
シューズを選ぶ時に気をつけるべきポイント
1.かかとの部分がきちんとフィットするか確認します。
緩すぎるとレース中にシューズが脱げてしまいます。
きつすぎると、かかとの部分が圧迫され故障の原因になります。
2.足の甲の部分をチェックします。
シューズは使用しているうちに緩みが出てきますので、ある程度ピタッと締まった状態が望ましいでしょう。
3. 最後につま先の部分をチェックします。
この部分に、ある程度余裕がないと必ず故障や怪我につながります。
つま先部分には、手の人差し指、半分から1本分の間隔が必要です。
他にも、シューズが親指や小指を圧迫していないか確認しておきましょう。
マラソンシューズ各部の名称
まずおすすめの製品を紹介する前に、シューズの各部分の名称を紹介しておきます。
お店で説明を受ける時にも役立つと思います。
・アッパー靴の底を除いた上の部分を指します。
足の甲を包む箇所です。
・アウトソール地面に触れる靴底の部分を指します。
・ミッドソール靴底の中間部分を指します。
・ヒール靴のかかと部分を指します。
おすすめのナイキマラソンシューズ
では、おすすめのナイキマラソンシューズを紹介していきたいと思います。
ぜひ、自分のレベルにあったマラソンシューズを選択し、タイムの短縮や完走に結びつけて下さい。
ナイキフライニットレーサー
サブ3ランナーにおすすめのシューズです。
アウトソールは若干薄めです。
アッパーには通気性に優れたニット製の素材を使用しています。
靴裏は、雨のレースでもしっかり路面を捉えられるように加工されています。
上級者向けのシューズといえます。
実売価格は、15000円程度です。
ナイキエアズームスピードストリーク6
サブ3ランナーの方におすすめのシューズです。
ミッドソールにNike Zoom Airユニットを使用し、高反発のクッション性を実現しています。
その分アウトソールは厚めになっています。
靴裏もすべりにくいように加工されています。
サブ3ランナーでもクッション性を重視する人向けのシューズです。
実売価格は13000円程度です。
ナイキエアズームスピードライバル5
サブ3.5ランナー向けのシューズです。
ヒール部分にNike Zoom Airユニットを使用し、衝撃から足を守ってくれます。
その分アウトソールは厚めになっています。
アッパーはメッシュ構造で、通気性を確保しています。
靴裏にはワッフル型のパターンが施されており、接地の時にも不安がありません。
実売価格は7000円程度で、かなりお手頃です。
ナイキエアズームストラクチャー20
サブ4ランナーの方におすすめのシューズです。
ヒール部分のアウトソールを厚めにし、つま先部分にNike Zoom Airユニットを使用しています。
ランナーの足を、衝撃から守る事に特化したシューズです。
タイムよりもまずは完走を目指す初心者向けのシューズともいえます。
駅伝で「上り」や「下り」など極端な区間を走るランナーにもおすすめのシューズです。
衝撃の吸収力に優れているからです。
実売価格は11000円程度です。
まとめ
ナイキのマラソンシューズを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
マラソンにおけるシューズの重要さを理解していただけたと思います。
自分にあったシューズを選択し、ある程度の基礎体力があり、タイムにこだわらなければフルマラソン完走も決して夢ではありません。
この記事を参考にして、ぜひお気に入りの一足を見つけてください。