ナイキのダンクは人気を集めるオールドバッシュ!人気を集める7つの理由とは?
オールドバッシュの定番といえばナイキのダンクではないでしょうか?
ダンクが誕生したのは1985年のことです。
アメリカの大学バスケットボールの熱が上がり、各大学がチームカラーをあしらったバッシュを履くようになります。
そんなダンクの人気の理由とは?
ここでは、ナイキ・ダンクの気になる理由についてご紹介していきます。
目次
ナイキ・ダンク人気の理由①アメリカ大学バスケの熱が上昇!?
1985年、アメリカでは大学のバスケットボールの熱が上がり、注目を浴びることになります。
すると、各大学は自分の大学のチームカラーをあしらったバッシュを履くようになります。
これはナイキのカレッジカラープログラムというもので、伝統のカレッジカラーを選手とファンが共有するということが目的とされ、カレッジカラーのバッシュが誕生しました。
そのひとつだったのが、ナイキのダンクでした。
赤×白や紺×黄など、いろいろなカラーのダンクがアメリカの大学バスケットボール熱を、さらに上げていくことになります。
すると大学バスケットボールだけではなく、チームカラーを施されたバッシュにも大きな注目が集まるようになり、ダンク人気の火付けとなりました。
ナイキ・ダンク人気の理由②当時としてはカラーバリエーションが多かった?
ナイキのダンクは、アメリカの大学バスケットボールチームがそれぞれに作ったということもあり、当時としてはカラーが豊富でした。
赤×白や紺×黄、ロースカロライナブルー×白など7種類ものカラーが存在し、中にはチーム特注カラーも存在していました。
そしてこの当時最も注目を集めたカラーが赤×白と言われています。
この赤×白がダンク熱を上げ、ダンクがブレイクするきっかけとなったそうです。
赤×白は、白をベースにトゥウとヒール、シューレスの上段とナイキスウォッシュ、ソール底に赤をあしらった、シンプルでありながらもインパクトのあるカラーでした。
ナイキ・ダンク人気の理由③1990年代のスニーカーブーム!
1990年代、スニーカーブームをきっかけにオールドバッシュが大きな注目を集めることになります。
そのきっかけとなったがエアマックス95の黄をあしらったカラーでした。
このことをきっかけに1980年代に作られたバッシュにも影響を及ぼしていくことになります。
注目を集めたバッシュはエアジョーダンⅠを筆頭に、ダンクやターミネーターにも注目が集まることになります。
この時に注目を集めたのは、ダンクの紺×黄カラー。
大人気となったことからレア度が高くなり、さらに人気熱が上がっていくことになります。
ナイキ・ダンク人気の理由③価格の上昇?
1990年代のスニーカーブーム時代、人気となったスニーカーは、なんと10万円以上という値を付けるものまで出てきました。
これは定価から考えれば、およそ10倍!
とんでもないプレミアム価格がつけられ、スニーカーを買い取る業者まで出てきました。
ダンクも例外ではなく、10万円を超えるモデルもありました。
当時人気を集めたカラーは前述にもある紺×黄で、ショップでもかなり高額な値を付けていきます。
当時、ナイキのダンクは品簿状態で、この影響を受けた他のカラーが施されたダンクも、どんどん値を上げていくことが当たり前の状態でした。
ナイキ・ダンク人気の理由④事件?偽物登場?
スニーカーブーム時代、大事件が発生します。
レア度が高く高額となったスニーカーの偽物が巷を騒がせることになるのです。
ナイキのダンクも例外ではありませんでした。
特に人気の高かった紺×黄の偽物が、波紋を呼ぶことになります。
この偽物は写真で見ることしかできないという盲点をついて、通販で多くが販売され、多くの人が被害に合うことになります。
ファッション雑誌などでは、定価1万数千円の商品であるにも関わらず、偽物の見分け方まで特集するという異例の事態まで巻き起こすことになり、さらに人気が上昇する始末。
見分け方としては、各部のステッチとナイキスウォッシュのラインカットの雑さにありました。
中には精巧なものもあり、見分けるのが困難な物も存在しました。
ナイキ・ダンク人気の理由⑤復刻版の登場!
1990年代、見かけることがほとんどなくなったダンクは、ヴィンテージ市場では別格の扱いを受けていました。
エアジョーダンⅠとともに、世界規模でデッドストックの発掘が行われたのです。
そしてダンクは絶滅危惧1位にランクインします。
そのことがきっかけで、1999年ダンク復刻版登場へとつながっていき、再びダンクは注目を集めることとなります。
しかしこのダンク、赤×白や青×白、紺×黄など数種類のカラーが復刻しますが即座に価格は上昇、カラーによっては購入が困難な物も出てくるという人気ぶりでした。
ナイキ・ダンク人気の理由⑥コラボレーションモデル登場!
ナイキのダンクは、復刻とともにコラボレーションモデルまで登場します。
その第一号となったのがWU-TANGとのコラボレーションでした。
その後、STUSSYとのコラボレーションモデルが登場するとこれが大ヒット!
コラボレーションモデルに拍車をかけて行くことになります。
その後も様々なブランドやアーティストとのコラボレーションモデルを販売。
新たなダンク人気を呼ぶことになったのです。
ナイキ・ダンク人気の理由⑥カラーバリエーションが豊富!
ナイキのダンクは、復刻やコラボレーションにより数多くのカラーが存在するようになりました。
このカラーの多さが現在のダンク人気の一つとも言えます。
復刻版が登場した当初は、赤×白や黒×白、紺×黄の他、橙×白や赤×灰などオーソドックスなカラーが中心でしたが、徐々にその数を増やしていきます。
現在では白1色や茶1色、3色カラーや左右異カラーなどがあり、ひび割れカラーという物まで登場していくことになります。
自分好みのカラーが選べる、または個性をアピールできるなど、現在でもダンクは注目のオールドバッシュなのです。
ナイキ・ダンク人気の理由⑦派生?
オールドバッシュとして注目を浴び、絶大な人気を誇っているナイキのダンク。
これが別なスポーツにまで派生しているのです。
そのスポーツとは、スケートボード。
ダンクにはハイカットモデルとローカットモデルの2タイプが存在します。
その中でローカットモデルが、スケートボードシューズに派生しているのです。
これは厚タンにガムソールを採用したモデルで、SBのメンバーが中心になって開発しました。
商品名も「ダンクプロSB」とされ、現在では多くのスケートボーダーからも高い支持を得ているというのは、紛れもない事実です。
ナイキ・ダンク人気の理由⑦ファッションコーディネイトしやすい!
現在のファッションスタイルとして、ジーンズにオールドバッシュというのは定番になっているとも言えます。
そんな中、ナイキのダンクはカラーバリエーションが豊富なため、意外にどんなファッションにもマッチしやすいのです。
また、男女問わず子供から大人までが選べるバッシュで、履いていて楽というのもダンク人気の秘訣とも言えます。
ナイキのダンクといえばかっこいいし、個性的なカラーをチョイスすれば、街の中でも他の人の目を引きつけることになるでしょう。
ナイキ・ダンクのおすすめ
現在のナイキ・ダンクは、復刻版の登場により数も増えたことから価格も随分落ちついており、定価で買える物から割引価格になっている物まであります。
ネット販売などでも多くの物が1万円程度となっており、中には数千円程度という物まで存在します。
数千円だといっても、そこはオールドバッシュのナイキ・ダンクですから、かっこいいことは言うまでもありません。
どのカラーがおすすめというのは好みによりますのであえて言いませんが、安くて気に入った物があったらすぐに購入することだけお伝えしておきます。
人気バッシュでので、すぐに売り切れなんて言うことも・・・。
後悔しないように、気に入ったダンクはすぐに手に入れていただきたいと思います。
まとめ
どれだけ時間が経ってもナイキのダンクは人気バッシュであり、今後も人気バッシュであることでしょう。
また、様々なカラーが登場することも考えられ、スニーカーファンは目を離すことができないと思います。
最後にオリジナルと復刻版の機能性の違いに触れておきます。
オリジナルにはナイキエアが搭載されていませんが、復刻版からナイキエアが搭載されています。
このナイキエア搭載により、一部のファンから「ダンクじゃない!」と非難されたこともあるようですが、これも人気モデル故の由縁なのです。