ランニングマシンで走る時に手すりに摑まるのはアリ?
ランニングマシンには、手すりがついているものもたくさんあります。
横に手すりがあると、ついついそれにつかまって走ってしまうということもあるでしょう。
でも、ランニングマシンを利用する際には、そういう手すりにつかまって走るのはアリなのでしょうか?
それともやはりそれはダメなのでしょうか?
ここではそれについてみていきたいと思います。
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手すりは使わないのがベター
まず結論から見ていきます。
ランニングマシンの手すりは、使わないのがベターになります。
使う事によって、手がうまってしまいます。
まずはそれが問題になるのです。
フォームが崩れてしまう
手を使って走る事が出来ないとまず、走る際のフォームが崩れてしまいます。
フォームが崩れてしまうと、やはり当然ながら走る際にかかる負担も変わってきます。
負担が高い方がランニングマシンとしての効果が出やすくなるのは間違いありませんが、変な風にかかる負担では、体を痛めるだけになってしまいます。
ランニングマシンを手すりを使って走ると、そうなる可能性が高いです。
だから、手すりは使うべきではないのです。
走る際のフォームというのは、実はすごく大切な事なのです。
エクササイズ的にも良くない
手が埋まってしまうことによって、フォームが崩れてしまうという事とは別の理由でランニングマシンの効果自体が出づらくなることもあります。
手が埋まってしまうと、基本的にはあまり上半身は使わないことになります。
でも走る際には、基本的には腕を振って走ります。
そして腕を振るというのは一つの運動ですから、それがなくなるとやはりエクササイズ的な効果が薄くなってしまいます。
だから、走る際にはしっかりと手を振って走るべきなのです。
もちろん必要以上に腕を振り過ぎてしまうと、そのせいで逆に効果が出づらくなったりすることもありますが、でも振らないよりはましなはずです。
それくらいに手すりを掴んだまま走るというのは良くありません。
どうしてもソレを掴む必要性がある場合を除いては、それには基本的には触れないようにしておくことをおすすめします。
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歩く際にも出来ればつかまらない方が良い
ランニングマシンを使う人も、すべての人が走るわけではないでしょう。
場合によってはその上でウォーキングをするだけだという方もたくさんいるはずです。
では、ランニングマシンの上をウォーキングする場合には、手すりに摑まるのはアリなのでしょうか?
基本的には、ランニングマシンの上をウォーキングするのであっても、手すりにはつかまらないようにするのがおすすめです。
その理由はやはり走る際に摑まるべきではないということと同じですね。
歩く際の効果が薄くなる
歩く際の効果も、手すりに摑まることによって薄くなっていってしまうのです。
走るのは、当然ながらあるくよりも体にかかる負担は大きくなります。
だから、基本的にはランニングというのはエクササイズ効果が高いことなのです。
でも、ウォーキングの場合はどうでしょうか?
ウォーキングは、いくらランニングマシンの上を歩いているといっても、ただ歩いているだけになります。
ただ歩いているだけなのですから、当然エクササイズ効果は高くありません。
だからこそ、少しでも全身を意識的に利用して、エクササイズ効果を高めていくべきなのです。
でも、手すりにつかまってしまっていたらその効果は薄くなってしまいます。
なので、ランニングマシンで歩く際にも、というよりも歩く際にこそ、手すりは使用するべきではないのです。
例外的に利用をおすすめできることもある
では、ランニングマシンの手すりはすべての人において使用するべきではないのかというと、そんなことはありません。
逆にむしろ手すりを利用した方が良いという方もいます。
それが、運動不足の方です。
運動不足の方は、やはり少しでも楽なところから始めないと、続かなくなってしまいます。
だから、あまり早いペースではないペースで、のんびり歩いたり走ったりすることが大切になります。
でもそれだと飽きてしまうこともあるものです。
そんな時に、手すりに摑まるようにしてみるのです。
そうすると、身体にかかる負担が変わってくるので、またちょっと違った感覚で楽しめるようになります。
結果、飽きずに歩いたり走ったりを続けることができるようになるのです。
高齢者の方もおすすめできる
高齢者の方は、やはり運動に対して不安がある事もあるでしょう。
それは走るのであっても歩くのであっても同じことです。
だから無理に手すりにつかまらないということを徹底する必要はありません。
むしろきちんとつかまって走る方がおすすめです。
高齢者の方は、やはり若い方と比べると、瞬発力が衰えています。
だからランニングマシンの回転によって転んでしまう可能性もあるでしょう。
そうなったら、骨折してしまう事もあるかもしれません。
瞬発力だけではなく当然骨も弱っていますから、そういうことは全然あるのです。
そして骨折は、高齢者の重大な病気に繋がるような、実に怖いものなのです。
骨折をするとソレを直すためや、それのせいで身体が動かせないことによって、どんどん免疫力が衰えていきます。
そうして大きな病気を併発したりするのです。
それを避けるためにも、骨折を防がないとなりません。
だから高齢者は、転倒防止という意味で手すりに摑まる事をおすすめします。
手すりを使うべき人もたまには外を走ると良い
手すりに慣れるのは良くありません。
だからたとえば先に挙げた高齢者や、あるいはあまり運動に慣れていない方は、時には外を走ったり歩いたりすることをおすすめします。
確かに外には外で危険があります。
いきなり人が飛び出してきてぶつかる可能性もありますし、場所によっては車が走っていることもあります。
だから、ランニングマシンに比べるとはるかに危険は大きくなるでしょう。
でも、外を走ったり歩いたりすることで、手すりに頼ることはまずなくなります。
そもそも手すりがありませんからそうなることはないのです。
結果、ジムにかえって来た時にもそれなしで効果的ランニングマシンを活用することが出来るようになります。
そう出来るのであればそれに越したことはありません。
外は気分転換にもなる
また当然ながら、外を走ったり歩いたりすることは気分転換にもなります。
気分転換できれば、それから先も続けていきたいと思えるようになるものです。
ランニングマシンだけで走ったり歩いたりしていると、景色も全然変わらないし、どうしてもダレてきてしまいます。
でも、高齢者であっても運動不足の人であっても、ランニングマシンをする上で大切なのは間違いなく続けることです。
続けないとなんの意味もないのです。
だから、続けるために工夫をしていかないとなりません。
外を歩いたり走ったりするというのは、間違いなくその工夫の一つになりえます。
なので月に1回とか、2回とか、それくらいは外を回るようにしてみてください。
特に季節感的に、気持ちよくそれが出来る時期には。
まとめ
ランニングマシンを使用する際には、基本的には手すりは使用しないのがおすすめです。
ただ高齢者や運動不足が過ぎる方等は例外的にそれを利用するのもおすすめできます。
それでもそれに頼りきりになると効果が落ちてしまうので、それには注意していってください。
それが、ここでの結論になります。
是非参考にしてうまくランニングマシンを利用していってください。