加圧シャツは痩せている人が着るのでも効果はある?着ないほうが良い?

加圧シャツ

加圧シャツといえば、身体を締め付けて、多少動きづらくしたうえで身体を動かすことで、運動効果を上げるというアイテムになります。
基本的には筋トレやダイエットに使われるものになりますが、となると一つ問題が生じてきますよね。
それが、痩せている人はそれを使っても良いのか、それとも使わないほうが良いのかという点。
実際痩せている人が加圧シャツを着ても効果はあるのでしょうか?






痩せている人が着ても筋肉の発達に役立つ

まず加圧シャツを痩せている人が着るとどういうメリットがあるのかということから見ていきます。
痩せている人が着ようが、太っている人が着ようがサイズが合っている加圧シャツであれば、それは筋肉の発達に役立ちます。
とはいえそれはやはり、すごくムキムキになるというわけではありません。
加圧シャツとは言っても、それは昔の漫画にあった、大リーグ養成ギプスのように、完全に締め付けてしまうわけではありません。
そうではなく、あくまでも多少動きに負荷をかけるくらいになります。
だから明らかに身体がごつくなるということはありません。
でも、動きづらい状態で生活をしていれば、間違いなく普段の生活よりは筋肉に負荷をかけることは可能。
そうして筋肉に負荷をかけることで、少しでも筋肉を発達させることが出来るんです。

それくらいの負荷がちょうどよいこともある

痩せている人は、筋肉が全然ないことも珍しくはありません。
そうして筋肉が全然ないとなると、やはりたくさん負荷をかけた運動をする怪我につながることがある。
なので最初は、軽い負荷から始めて徐々に筋肉にかかる負荷をおもたくしていくのが一番。
その点、この加圧シャツというのはすごく負荷は軽いですから、筋肉が全然ない方にもピッタリなのです。
なので、実は痩せている人にこそおすすめできるものでもあります。
もちろん太っている人のように、ダイエット効果に期待するものではありませんが、筋トレという用途で使用するのは全然ありなのです。






お腹がすきやすくなることもある

また、痩せている人が加圧シャツを着るメリットとして、お腹がすきやすくなるということもあります。
お腹がすきやすくなることの何がメリットなのかと思う方もいるかもしれませんが、やっぱりある程度食べないと筋肉はつきません。
そしてやっぱり、あまりにがりがりだとみすぼらしく見えてしまうことがあります。
特に20代後半くらいになると、それは顕著です。
だいたい周りがみんな太り始めてくる20代後半くらいは、痩せている人がすごく目立ちます。
そして痩せているというその体系が、別の意味を帯びてくるのです。
つまり、体調が悪くて痩せているのではないかと思われてしまうことが増えてくるのです。
20代後半くらいは大きな病気をする人も増えていきますから。
もちろん、30代40代となるにつれてどんどんそうして病気なのではないか?
と思われることは増えていきます。
なので、筋肉をつけることはもちろん、多少肉をつけることも大切なのです。
ただいずれにしても、それをするにはたくさん食べないといけない。
だから、加圧シャツを着てたくさん食べられるようになるというのは、メリットになるんです。

運動量が増えるからお腹がすく

でも、どうして加圧シャツを着るだけでお腹がすきやすくなるんでしょうか?
それは簡単な話です。
加圧シャツを着ることによって、ただの生活の中での運動効果が上がるからです。
たとえばただ階段を上がるだけでも、ただ洗濯物を取り込むだけでも、それはいつもの動きよりは消費カロリーが増えていきます。
すると生活のためのエネルギーが足りなくなりますよね。
だから、お腹がすくようになるんです。
ただ食べる際には一つ注意をしないとならないことがあります。

食べる際には脱ぐことがおすすめ

それが、何かを食べる際の加圧シャツのあり方です。
もし何かを食べるのであれば、その際には加圧シャツは脱ぐことをおすすめします。
というのも、加圧シャツを着ていると、それによって締め付けられている分、あまり食べていないのにお腹いっぱいに感じてしまうことが出てくるんです。
それはメリットです。
ダイエットになりますから。
でも痩せている人は別にそもそもダイエットがしたいわけではないですよね。
だから、そうならないように、何かを食べる際には加圧シャツを脱ぐことをおすすめします。

痩せている人が加圧シャツを着るならばサイズ感に注意

痩せている人が加圧シャツを着るメリットは、大きく見てこの二つです。
生活の中で筋トレ効果がでるのと、食べる量が増えやすくなる点。
ただそうした効果を出すためには、注意点もあるもの。
たとえば、サイズ感です。
痩せている人は、加圧シャツのサイズ感があまり合わないこともあるものです。
というのも、やっぱり加圧シャツはある程度太っている人を引き締めるために作られているものです。
当然高い伸縮性はあるので、まったく締め付けられないということはそうそうありませんが、それでも身長を問わず、一番小さいサイズでないと合わないことはでてくることがあるんです。
それは問題になることもある。

サイズが合わないと丈が足りないことがある

ここで問題になるのは、締め付けではありません。
一番小さいサイズであれば、多少がりがりでもなんとか締め付けることはできるものです。
もちろん生地感が薄いものだと、痩せているとどうしてもなかなかしっかりと締め付けられないことは出てきます。
だからある程度しっかりした生地感のものを使用しないとならないということはあります。
でも大きな問題になるのはそれではないんです。
では何が問題なのかというと、丈です。
サイズが小さいと、丈が合わないことがまずまず出てくるんです。
丈が合わないと、当然お腹のあたりの筋肉を刺激することが出来なくなります。
そのあたりは大きな筋肉なのでやっぱり刺激しておきたいところ。
なので、なるべく丈が長い加圧シャツを探していかないとなりません。
それであれば短いサイズでも丈はカバーできる可能性は高いですから。

そこまで長い時間着ないこともポイント

もう一つ注意点をあげるとすれば、それは加圧シャツを着ている時間です。
基本的にはある程度長い時間加圧シャツを着ていないとなりません。
特に痩せている人はなおさらです。
痩せている人は、ダイエット目的ではなく、筋肉を刺激する目的で着ているものになります。
なので、ずっと着ている必要はありません。
むしろずっと着ていると、筋肉が休む時間がなくなり、なかなか筋肉が発達しなくなる。
それは避けたいですよね。
だからそこまで長い時間着る必要はありません。

特に夜は着なくていい

日中は動きも多いですから着た方が良いです。
その方が効率的。
でも夜はどうでしょう。
特に動きも多くはありませんから、着ていても効率的ではありません。
それよりも筋肉を休めて回復させた方が効率的だったりするんです。
だから、夕食を食べる際に脱いだらそのまま脱いでいて良い。
後は朝食を食べた後にまた着れば、効率的に筋肉を鍛えていけます。

まとめ

加圧シャツは、太っている人にだけ効果があるものではなく、痩せている人が着ることでもメリットがあるものなのです。
だから、もし自分は痩せているから加圧シャツは必要ないなと思う方がいたら、それは間違いです。
もちろんメリットに魅力を感じなければ無理して使う必要はありませんが、メリットがあることは確かなので、使ってみることもおすすめできます。







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