安全に運動しよう!ダイエットなどでエアロバイクをする時に注意すること
エアロバイクは、ジョギングよりも膝へのダメージが少なく、室内で手軽に行うことができるのでダイエットにピッタリです。
そのため、エアロバイクでダイエットをしている方は多くいますが、エアロバイクをする時には注意することがあります。
ここでは、その注意点について詳しく説明していきます。
エアロバイクで安全にダイエットするためにも、注意することを確認しましょう。
目次
過度な食事制限をしてエアロバイクをしないこと
ダイエットには、摂取カロリーをしっかり管理することが重要ですが、過度な食事制限をしたり、炭水化物を抜いたりしてエアロバイクをするのはおすすめできません。
体を動かすにはエネルギーが必要で、そのエネルギーは主に糖質になります。
自動車で例えると、糖質はガソリンのような役割をしています。
糖質が不足するとエネルギー切れを起こし、体を動かすことは困難になります。
また、体だけでなく、頭も働かなくなります。
それと、糖質が不足することにより、代わりにタンパク質をエネルギーとして使おうとするので、筋肉が減ってしまいます。
運動をしているのに、筋肉が減ってしまうことは本末転倒で、筋肉が減ってしまうと代謝は低下してしまいます。
代謝が低下すると、脂肪は燃えにくくなるので太りやすくなります。
糖質以外にも、タンパク質やビタミン、ミネラルなどが不足すると栄養失調で倒れてしまう恐れもあり、栄養が足りないと免疫力が低下することから病気にかかりやすくなります。
栄養バランス良く食事をすることが大切
先程説明したように、栄養不足な状態でエアロバイクダイエットをすることは効率が悪く、健康を害してしまうのでおすすめできませんが、食べ過ぎもよくありません。
食べ過ぎるとカロリーの摂取量は多くなり、運動してても痩せることは難しくなります。
つまり、糖質やタンパク質、ビタミンやミネラルなど栄養バランスの良い食事をして、食べ過ぎないことが大切です。
1日に消費するカロリーを1日の摂取カロリーが上回っては痩せることができないので、エアロバイクダイエットをする際は、そのことを理解しておきましょう。
ウォーミングアップとクールダウンをすること
普段、あまり運動をしない方は、エアロバイクをする前に準備体操や動的ストレッチは行った方が良いです。
また、エアロバイクを漕ぐ時は、始めはウォーミングアップのつもりで軽い負荷で行いましょう。
筋肉がほぐれていなく、筋肉が温まっていない状態でいきなり重い負荷でペダルを漕ぐと、筋肉を痛めてしまうリスクが高くなります。
そのため、ウォーミングアップをすることは大切ですが、エアロバイクを止める時はクールダウンをすることも大切になります。
クールダウンは、軽い負荷でゆっくりとペダルを漕ぐと良いでしょう。
そのようにすることで、体内の疲労物質を排出する作用が期待できます。
また、クールダウンすることで筋肉がゆるみ、エアロバイクによって傷ついた筋肉の修復を早める効果が期待できます。
高い強度の運動を急に止めると、筋肉に流れている血液は内臓に戻りにくくなり、体調が悪くなってしまうことがあります。
クールダウンで少しずつ運動強度を落とすことによって、体に負担をかけることなく、全身を巡る血流を回復させることができます。
クールダウンの方法は、軽い負荷でゆっくりペダルを漕ぐ他に、ストレッチもすると良いです。
これらのことから、怪我を予防するためにも、ウォーミングアップとクールダウンをすることをおすすめします。
運動前・運動中・運動後は水分補給をすること
エアロバイク以外の運動にもいえることですが、水分補給はしっかり行う必要があります。
運動をすると体が温まり、上がった体温を下げるため汗が出ます。
つまり、エアロバイクなどの運動をすると体内の水分は失われてしまいます。
水分補給をしないで運動をしていると、体内の水分はどんどんなくなっていき、脱水症状になってしまいます。
そして、最悪命の危険を感じてしまう場合もあるので、運動前や運動中、運動後は水分補給を行うようにしましょう。
喉の渇きを感じる前に水分補給することが大切
水分補給は、喉の渇きを感じる前にすることが大切です。
それは、喉の渇きを感じてからでは遅い場合があるからです。
また、水分を補給する際は、ゴクゴクと一気にたくさんの水分を補給するのではなく、少しずつこまめに水分を補給することが大切です。
その方が、水分が吸収されやすくなります。
水分補給には経口補水液やスポーツドリンクが最適
水分補給で飲むものは、経口補水液やスポーツドリンクが最適になります。
それらの飲み物は体に吸収されやすいので、効率的に水分補給をすることができます。
運動中あまりおすすめできない飲み物はコーヒーや紅茶など、カフェインが多く含まれている飲み物です。
カフェインには利尿作用があり、体内の水分を排出させる作用があるので、水分補給には向いていません。
強度や時間や回数は少しずつ増やすこと
多くのエアロバイクは、ペダルの重さを変えることができます。
そのため、負荷を重くして強度の高い運動をすることも可能です。
また、負荷を軽くしても、ペダルを速く回すことにより高い強度の運動をすることができます。
しかし、エアロバイク初心者がいきなり強度の高い運動をすると、筋肉や靭帯を痛めてしまい、怪我へと繋がる恐れがあります。
そのため、エアロバイク初心者は、低い強度で徐々に体を慣らしていきましょう。
また、エアロバイクを行う時間も徐々に増やしていくと良いです。
始めは20分くらいでも良く、無理をしないことが大切です。
エアロバイクに慣れるにしたがって、30分、40分と運動する時間を増やしいきましょう。
それと、毎日エアロバイクをしていると疲れが蓄積していき、回復する暇がないので、定期的にエアロバイクを休む日を設けることが必要です。
最低でも、週に1回は休養することをおすすめしますが、慣れていない始めのうちは、週に3、4日休んでも良いです。
ちなみに、ダイエットなどでエアロバイクを行う理想の頻度は、週に5、6日です。
サドルの位置や姿勢に注意すること
エアロバイクに乗る時は、まずサドルの位置を自分に合う高さにすることが重要です。
サドルの位置が高すぎると、ペダルを下ろした時に膝が伸びすぎてしまいます。
そして、サドルの位置が低すぎると、窮屈な感じでペダルを漕ぐことになります。
それらの漕ぎ方は、腰や筋肉に余計な負担をかけてしまい、効率的にエアロバイクをすることができなく、怪我の原因にもなります。
そのため、ペダルを漕ぎやすい自分に合ったサドルの高さにすることが重要になります。
また、サドルの位置だけでなく、エアロバイクを漕いでいる時の姿勢も重要になります。
エアロバイクをやる時の上半身の姿勢は、猫背にならないようにして背筋を伸ばすと良いです。
そのことをもう少し具体的に説明すると、お腹を少しへっこめて骨盤が立つ感じでエアロバイクに乗ることです。
そのような乗り方をして手がハンドルに届かない場合は、多少前傾姿勢になってもかまいません。
また、ペダルを漕いでいる時に身体の軸をぶらさないようにすることや、顎を上げないで少し引くことも大切になります。
まとめ
エアロバイクを行う注意点は、ウォーミングアップやクールダウンをすること、強度の上げ方、水分をしっかり補給するなど、基本他の運動と変わりません。
ですから、他の運動と同じように注意し、エアロバイクを行ってください。
ここで説明したようなことを注意しないと、脚や腰を痛めたりして怪我に繋がることがあるので、ダイエットや体力作りなどでエアロバイクをする方は、ぜひこの記事を参考にしてください。