やはり最強。エアロバイクがダイエットに有効な3つの理由
ダイエットには有酸素運動をある程度の時間、ダラダラと続けることが効果的です。
いろいろなトレーニング器具やダイエット方法がありますが、結局は長く続けられることが重要であり、「エアロバイクが最強」という声は多いのです。
今回はなぜエアロバイクがダイエットに有効なのかを、科学的な面からも検証してみましょう。
目次
エアロバイクがダイエットに最強な理由①:軽い負荷で長時間運動できる
脂肪を燃焼させるには有酸素運動が効果的です。
そしてエアロバイクこそが有酸素運動には理想的なのです。
脂肪燃焼には有酸素運動
有酸素運動とは、軽い負荷でダラダラと長時間にわたって体を動かし続けることです。
有酸素運動は、体がエネルギーを蓄えている脂肪を燃焼させますが、運動をはじめてまず燃えるのは炭水化物です。
体を動かし始めてから20分位すると体脂肪が燃焼し始め、大きくダイエット効果がでてきます。
しかしランニングで20分走るとなると結構な負荷になってしまい、なかなか難しいのが現実だと思います。
その点エアロバイクは、軽い負荷でダラダラとペダルを漕ぎ続けることができますので、有酸素運動には理想的なのです。
運動自体の消費カロリーはたかが知れている
よく誤解があるのですが、運動自体の消費カロリーはそれほど大きなものではありません。
体重50kgの人が1時間エアロバイクを漕いだところで、消費するカロリーは210~420キロカロリーです。
一方で缶ビール500mlは約200kcalあります。
つまり、エアロバイクで頑張って運動しても、ご褒美にビール一杯飲んでしまえばチャラなのです。
では、なぜエアロバイクでダイエットに成功するのでしょうか。
それは、継続的に運動をすることにより筋力がアップし、基礎代謝が増えて脂肪が燃えやすい体になるからなのです。
エアロバイクがダイエットに最強な理由②:室内でテレビを見ながら運動できる
ジムに車で行き、エアロバイクを漕いで運動している方も多いと思います。
「それならジムに自転車で行きなよ」と突っ込まれそうですが、なぜ一見ムダなこのケースが多いのでしょうか。
それは、エアロバイクはテレビを見たり音楽を聞いたりしながら、ダラダラとながら運動ができるからです。
この手軽さがエアロバイクの魅力なのです。
ながら運動でダイエット効果はあるのか
結論から言うと、正しい姿勢で漕いでいる限り全く問題はありません。
前述の通り、軽い負荷の運動を長時間行うことがダイエットに有効なため、むしろながら運動のほうが都合が良いのです。
定番は映像で、ドラマでも映画でも構いません。
ドラマならば45分はあるでしょうし、映画であれば90分くらいの長さになりますので、時間の目安にもなります。
どうせ見るのであれば、運動しながら録りためたドラマを見るようにすれば、手軽に運動を続けることが出きます。
本を読みながらとか、歌をうたいながらの運動も効果的
エアロバイクは足を動かすだけの運動ですので、本を読みながら運動することも出きます。
雑誌でも小説でも構いません。
その姿を見られると「やる気があるの?」と思われかねませんが、本を読みながら続けられる程度の運動がダイエットには一番効果的なのです。
また、歌を歌いながらエアロバイクを漕ぐのも実は効果的。
ライブ映像を見ながらでもいいですし、カラオケでももちろん構いません。
そして、歌をうたうことで呼吸が不規則になりますので、結果的に消費カロリーが増えるのです。
ランニングしながら歌をうたうことも出来ますが、周りから見ると怪しい感じになってしまいますので、やはりこれはエアロバイクならではのながら運動なのです。
エアロバイクがダイエットに最強な理由③:手軽なので続けられる
ダイエットを成功させるためには、運動を続けられることが絶対条件です。
食事制限や筋トレ中心のダイエット方法は、効果は高いのですがリバウンドが心配です。
エアロバイクの良いところは、なんと言っても「手軽なので続けられる」ことにあります。
最近のエアロバイクは安価でコンパクト
事務においてあるエアロバイクは大型のものが多く、値段もそれなりに高価ですが、家庭用のエアロバイクは案外安価です。
安いものであれば8000円程度からあり、折りたたみタイプもありますので、使わない時にはコンパクトに収納することができます。
前述の通り、エアロバイクでの運動は、軽い負荷でダラダラと続けることで効果がでますので、ジムに置いてあるような大型のエアロバイクは必須ではないのです。
ジム通いに比べればエアロバイクは非常に安価ですし、ドラマを見ながら手軽に運動を続けられるため、ご自宅に1台エアロバイクを購入することを検討されてはいかがでしょうか。
エアロバイクの種類
エアロバイクには、負荷をかけるための方式がいくつか存在します。
それではそれぞれの特徴を見ていきましょう。
ベルト負荷方式
最も安価なのは「ベルト負荷方式」で、ゴムのベルトでホイールを押さえつけて、摩擦で負荷をかけます。
簡単に言うと、ブレーキを掛けながら走っているようなものであり、構造が簡単なため安価な製品が多いです。
ただし欠点としては、摩擦音が発生するため、気になる人は気になります。
また、電気は必要ないものの、ベルトが消耗品となるために定期的にベルトを交換する必要上がります。
また最大の欠点は、摩擦で熱が発生するためにあまりに長時間の運動は推奨されないことです。
ベルト賦課方式の連続使用時間の目安は30分程度であり、「映画一本見ながらダラダラと運動をする」には向かないのです。
マグネット方式
家庭用でおすすめなのがマグネット方式です。
磁石で負荷をかけているために摩擦音がほとんど発生せず、夜間でもご近所を気にせずに運動が可能です。
マグネット式は基本的には電動となるために電源が必要になりますが、電動式であるために負荷の調節ができることが長所です。
マグネット式の欠点は、少し癖があって、ペダルをこいでいると負荷が強くなったり弱くなったり、波が発生することです。
とはいえ、手軽さと機能と価格のバランスが一番取れているのはマグネット式であり、手軽に運動をはじめて見られるのにはマグネット式がおすすめです。
折りたたみタイプのものもあり、非常にコンパクトになりますし、使用する時も新聞紙1枚半くらいのスペースがあればOKですので、家庭用にはおすすめです。
電磁負荷方式
マグネット式の欠点である「負荷に波がある」ことを解消したものが電磁負荷方式です。
マグネット式と同じく非常に静かであり、回転ホイール内の電磁石に電気を流すことで負荷をかけるため、永久磁石を使うマグネット式に比べて使用感がスムースです。
欠点は、ベルト方式や永久磁石のマグネット方式に比べて製品が高価であることです。
電磁負荷方式は、安いものでも5万円弱となり、最初の1台目に買うには少し敷居が高いかもしれません
摩擦負荷方式
摩擦賦課方式のエアロバイクは本格的なトレーニング用のもので、アスリートが利用するタイプのエアロバイクです。
回転ホイールにフェルトを押し付けることでペダルに負荷をかけるため、実際に走行している感覚で利用ができ、なにより長時間の利用が可能です。
ただし、摩擦負荷方式はスピンバイクのみとなり、筐体が大型になることが欠点です。
まとめ
ダイエットに効果的なのは有酸素運動で、軽い負荷を長時間続けることがダイエット成功の秘訣です。
また、スリムな体型を持続させるためには、気軽に続けられることが必須であり、ながら運動が行いやすいエアロバイクはダイエットに理想的なのです。
エアロバイクには、負荷をかけるための方式がいろいろありますが、家庭用であれば収納サイズや静音性、価格のバランスが取れているのはマグネット方式です。
マグネット方式は1万5千円程度で購入できますので、一家に1台あっても良いのではないでしょうか。