安いランニングマシンと高いランニングマシンは何が違うの?
ランニングマシンには1万円以下くらいで買うことができる安いものもあれば、10万円以上するようなすごく高いものもあります。
では、実際のところ1万円以下くらいのランニングマシンと、すごく高いランニングマシンでは何が違うのでしょうか?
ここではそんな、安いランニングマシンと高いランニングマシンの違いについてみていきます。
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安いランニングマシンは時間制限が短い
家庭用のランニングマシンには、時間制限があることが多いです。
たとえば、連続最大30分までというような時間制限があるのです。
そしてこの時間制限は、ランニングマシンの価格が安くなればなるほどに厳しくなっていく傾向にあります。
やはり、時間制限をなるべくかけないようにするのには、コストがかかるんです。
でも、安いランニングマシンは、コストをかけて制作していくわけには行きません。
コストはなるべく下げて制作しないとならないんです。
だから、必然的に時間制限は短くなっていくというわけです。
時間制限が短いと効果も出づらくなる
でも、時間制限が短いとあまりランニングマシンとして活かせないことも出てきます。
ランニングマシンを利用する目的はやはり、ダイエットであることが多いです。
もちろん中には体力つくりのために使用している方もいるかもしれませんが、多くは体つくりのためにそれを使用しているんです。
でも、ダイエットのために有酸素運動をする際には、最低でも30分以上は運動をしないと意味がありません。
というのも、有酸素運動で脂肪が燃え始めるのは、運動をはじめてから20分程度たってからなのです。
なので、できれば40分くらいは運動をしていきたいところ。
でも、安いランニングマシンを買っていてそれが出来ないとなると、やっぱり効果も出づらくなっていってしまうんです。
実際走っていても、もう終わりかと思って、物足りなさを感じてしまう可能性は高いです。
それではそこにかけたコストがもったいないですね。
確かにかけたコスト自体は安いかもしれませんが、それのパフォーマンスは決して良いとは言えないんです。
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安いランニングマシンは耐久性に不安がある
安いランニングマシンは、やっぱり耐久性にも不安があります。
安いものの耐久性に不安があるのは、今に始まったことではありません。
特にとびぬけて安いものは、やはりなんとかしてコストを削減しないといけないんです。
そしてそのコストを削減できるぎりぎりのラインが、耐久性に関してのコストだったのでしょう。
だから昔から、安いものを買ったらすぐに壊れてしまうということが多々ありました。
そうしてできたのが、安物買いの銭失いという言葉です。
ましてやランニングマシンは、その上を走るという、すごく強度が必要なものになります。
だから、高いのは仕方ないものなのです。
その上を走る衝撃に長期間耐えられるようにしないといけないわけですから。
でも、安いとそれはできません。
だから、安いランニングマシンはすぐに壊れてしまうことも少なくありません。
買いなおす方が高くつく
当然ながら、ランニングマシンが壊れてしまって、それを買いなおすとなると、そのほうが高くつくことは全く珍しくありません。
それはたしかに、すごく高価なランニングマシンを買うという場合には、安いものを何台か買い替えた方が安くなることはあります。
でも、ミドルクラスの価格帯のランニングマシンであれば、買いなおす方が高くつくことは多いんです。
まさに安物買いに銭失いという言葉通りに。
だから、特に壊れやすいランニングマシンのようなものは、あまり安いものを買うのはおすすめできません。
これがキッチン家電などであれば話は別ですが、ランニングマシンの場合は良くないんです。
安いランニングマシンは音がうるさいこともある
高いランニングマシンには、しっかりした防音性があることもあります。
しかし安いランニングマシンにはそれはありません。
だから、安いランニングマシンの場合は、使用していてうるさいことがあります。
それは、やはり問題です。
騒音が気になりあまりつかえなくなる
音がうるさいとなると、やはり周りへの迷惑が気になります。
一軒家でしかも近くに家がなければ、別に多少音がうるさくても問題なく使用することはできます。
でも、最近では大体の人がマンションに住んでいます。
そして、一軒家に住んでいたとしても、近くに家がないということなんてそうそうありません。
だから、どうしても騒音問題は気になるものなのです。
騒音が気になるということは、やっぱりそれを使用できる時間は限られてきます。
たとえば朝方や夜中にそれを使用することはまずできません。
日中であっても、土日の場合には家にたくさん人がいることも多いですが、堂々とそれを使用するのは難しくなることはあります。
そうなるとそれを使用できるのは平日の昼間くらいになってしまうんです。
それでは、外で働いている人はあまり使用できなくなってしまいます。
あまり使用できないランニングマシンを買っても、それはまさに無駄です。
だから、ここでもやはり安物買いに銭失いになってしまう可能性が強くなるんです。
外から防音しても効果は限られる
防音対策で言えば、たとえば壁に防音のための段ボールをつけたり、あるいは防音のマットを敷いたりするなど、外から防音をすることもできます。
でもやはり、外からの防音には限界があります。
もっといえば、そもそもランニングマシンにある程度の防音性があるうえで、それをするからこそ意味があるんです。
だから、やはり安いランニングマシンの場合には、あまり頻繁に乗ることは難しくなると思っていた方が良いです。
安いランニングマシンは安定性が悪いこともある
安いランニングマシンは、安定性が悪いこともあります。
安定性が悪いとなると、そのうえを走る時にがたがたしてしまいます。
それは、先に挙げてきたような騒音問題にもつながりますし、壊れやすさにもつながりますが、もう一つ大きな問題につながります。
それが、怪我のリスクです。
安定性が悪いとなると、その上を走っていても、うっかり転んだりしてしまう可能性が出てきます。
転ぶというのはちょっと間抜けに聞こえることが多いですが、実はすごく危険なことなんです。
事実、ある程度の年齢になると、ちょっと転んだだけで骨折してしまうということも珍しくありません。
ごくごく日常的に、転んだだけで骨折している人がたくさんいるんです。
そしてそれは、いつ自分の身に降りかかるかわかりません。
ランニングマシンで転んでしまうと、骨折してもおかしくはありません。
あるいは、転倒、骨折とまではいかなくても、うっかり足をくじいたりすることは出てきます。
すると、やはり走るのは難しくなります。
そこから走るのをやめることもある
そうして怪我などで中断を余儀なくされると、そのまま走ることをやめてしまうことも出てきます。
モチベーションが途切れてしまうんです。
そうならないようにするためにも、ランニングマシンの安定性は大事なんです。
まとめ
安いランニングマシンは、安いというだけであまりメリットはありません。
とりあえず続けられるかわからないからお試しで買うというのであれば、それを買うのもありかもしれません。
でも、長く続けて本気で取り組む気でいるのであれば、ある程度高いものを買うのがおすすめです。
そのほうが自分にはっぱをかけることもできますし。