筋肉もつけられる!エアロバイクを使って足を引き締める方法
エアロバイクは、ダイエットの為に乗っているという方がほとんどでしょう。
でも、エアロバイクは、筋肉をつける為にも使えるものです。
ある程度筋肉をつけていけば、足がぎゅっと引き締まっていくでしょう。
足を引き締めることは、ダイエットにおいても効果的ですので、そのためにエアロバイクを筋トレに使う方法を知っておいた方が良いでしょう。
ギアの重さを簡単には回せないくらいに
ダイエットの為のエアロバイクでは、基本的にはそのギアは、一番軽い状態になっていることでしょう。
ダイエットのために必要なのは、有酸素運動であつて、重たい負荷ではありません。
だから、ギアの重たさはすごく軽い状態で問題なかったのですが、こと筋トレにおいては、それでは意味がありません。
筋トレというのは、有酸素運動とは違って、しっかりと負荷をかけて、筋肉を破壊して、それをなおしていかないとならないものです。
だから、ギアはかなり重たく設定しないとならないのです。
かなり重たいと感じるその重たさは、人によって違うところはあるでしょうが、だいたいの目安で言えば、普段自転車を乗る時に立って漕ぐときに使う位のギアの重たさにするのが正解です。
それくらい重たければ、しっかりと負荷をかけていくことができます。
もちろん立って漕いだらダメ
当たり前ではありますが、立ち漕ぎしたくなるくらい重たいギアにしたからと言って、立ち漕ぎするのは良くありません。
立ち漕ぎをしてしまうと、ペダルを回す際に、体重がかかってきてしまします。
筋肉の力で漕ぐからこそ筋肉がつくのであって、体重をかけてしまったら全く意味がありません。
筋肉をあまり使わなくなってしまって、重たい負荷にした意味がなくなるのです。
だからエアロバイクに乗る時には、必ずお尻はサドルにしっかりとのせた状態で漕ぐようにしていってください。
身体をやたら動かすのもダメ
重たいと、やたらと身体を動かして漕ぎたくなるものです。
でも、当然ながらやたらと身体を動かすという事もNGです。
身体をやたらと動かすことによって、身体を動かす反動が加わってしまうようになります。
それでは、きちんと筋肉を破壊することができません。
なので、これも立ち漕ぎ同様に意味がなくなってしまうのです。
サドルの位置をやや高めに調節する
筋トレの為にエアロバイクに乗る時には、サドルの調節もすごく大切になります。
サドルが低くても、ギアが重たいようであれば、ある程度の負荷をかけることは出来ます。
でも、漕ぐために使う筋肉が少なくなってしまうのです。
漕ぐために使う筋肉が少なくなればなるほどに、そこの筋肉だけがついていくことになってしまいます。
そうなると、足が引き締まるどころか、そこの筋肉だけがすごく発達してしまい、すごくアンバランスな足になってしまう可能性があります。
それは、出来れば避けたいものです。
だから、サドルの位置は、やや高めに調節すると良いでしょう。
横に立った時のおへそ位の位置
やや高めというのは、具体的にはどのくらいの高さになるのでしょうか?
やや高めの高さというのは具体的には、エアロバイクの横にたった時の、おへその横くらいの位置になります。
そのくらいの位置にサドルを調節すると、漕ぐ際に、足首も使わないとならなくなります。
そうなると、太ももの全面だけではなく、その裏側やふくらはぎにも負荷がかかるようになります。
そうして全体的に負荷をかけることができるようになれば、当然ながら足は全体的に引き締まって見えるようになるでしょう。
だから、サドルをそのくらいの位置に調整しないとならないのです。
思いっきり漕ぐのが効果的
では、ギアの重さやサドルの高さを調節したら、後は特に何も考えずに普通に漕いでいけばいいのかというと、そういうわけでもありません。
ギアの重さやサドルの高さを調節したら次には、漕ぐスピードを調節していかないとなりません。
漕ぐスピードやペースは、筋肉と付けたいと考えている時と、有酸素運動をしたいと思っている時では違います。
筋肉をつけたいと考えているのであれば、漕ぐスピードは、なるべく早い方がよいです。
だから、思いっきり漕いで良いでしょう。
まるで競輪選手にでもなかったかのような気分で、思いっきりペダルを回していくようにしてください。
すると、すごく筋肉を使っていることが実感できるでしょう。
1分から2分ソレを行う
とはいえもちろん、そんな思いっきりペダルを回すという状態が、いつまでも持つ訳はありません。
筋肉的にはもちろんのことですが、体力的にもすごくきつくなってきてしまうでしょう。
だから、だいたい1分から2分ソレを行うようにして下さい。
そうして、1分から2分全力で漕いだら、そのまま1分から2分くらい、休憩をします。
そしてまた1分から2分たったら、全力で漕ぐようにしてください。
それを1セットとして、だいたい10セットくらい行えば、しっかりと筋肉を傷めつけていくことができるでしょう。
最初は無理のないセット数でOK
できれば10セットくらいは行いたいところですが、セット数自体は、最初は無理のない数字で問題ありません。
無理矢理出来そうもないのに10セットやっても、1セット1セットがグダグダになってしまうだけになります。
1セット1セットがそうしてグダグダになってしまうと、当然筋トレとしての全体の効果が弱くなってしまうので、そうならないように、全力で出来そうなセット数やるようにしてください。
大切なのは、セット数よりも、どれだけ自分を追い込めるかということですから。
姿勢はなるべくまっすぐにする
エアロバイクで筋トレをする時には、姿勢はなるべくまっすぐにすることがおすすめです。
姿勢をなるべくまっすぐにすると、そのまっすぐの状態を保つために、自然と背筋力が鍛えられます。
もちろんエアロバイクのメインは、太ももやふくらはぎなどの足を鍛えることになります。
でも、足を鍛えるその流れの中で、同時に背筋も鍛えることができるのであれば、それに越したことはありません。
だから、背筋はなるべくまっすぐにするように心がけてやって下さい。
背筋がつくと、一般生活の中でも姿勢が綺麗に見えやすくなるので、筋トレの効果が表れやすいと言えます。
そういう意味でも背筋を鍛えるということは、筋トレにおいてはすごく有効な事なのです。
まっすぐの方が筋肉だけをいじめやすい
身体が変に前傾姿勢になるよりも、きちんと背筋をまっすぐにしていた方が、ペダルを漕ぐときに余計な力がかかりません。
背筋がまっすぐになっていないと、ペダルを漕ぐときには余計な力がはいってしまったりします。
たとえば前傾姿勢になっていると、お尻のあたりの体重を少しだけペダルに乗せようとしてしまうものなのです。
あるいは後ろのちょっと後退気味に漕いで行くと、そのせいで身体が左右に揺れて、体重の力をかけてしまうようになります。
そうなっては勿体ないので、しっかりと待つすぐに背筋を伸ばして漕いでいってください。
まとめ
エアロバイクでは、こうして筋トレを行う事も出来るのですから、それひとつで有酸素運動と筋トレを組み合わせることもできます。
組み合わせると、より高いダイエット効果を持つようになるので、是非一度組み合わせてやってみてください。
筋トレと有酸素運動ではやや設定や乗り方が違うので、直す時間はかかりますが、それでも一台で両方できるというのはすごくおいしいことです。