エアロバイクの効果を上げるために知るべき9つのこと
エアロバイクはただ漕げばよいというものではありません。
よりエアロバイクの効果を上げるためにしっておくべき9つのことを紹介をします。
なぜ、エアロバイクが良いのか、エアロバイクをするさいの注意点、おすすめの時間帯などがあります。
正しい知識があればよりストレスなく、楽しくエアロバイクを続けることができ、効果を実感しやすくなるでしょう。
目次
エアロバイクは天気に関係なくできる
エアロバイクの良いところのひとつは家でできるということです。
エアロバイクは有酸素運動です。
ジョギングやサイクリングも有酸素運動ですが、外で行わなければならないので、天気に左右されやすいです。
野外の場合、昼間は紫外線が気になる人もいるでしょうし、夜は防犯上不安を覚える人もいるでしょうが、エアロバイクならばそれも心配なくおすすめです。
エアロバイクは毎日続けやすい運動です。
同じく屋内で行える有酸素運動にエアロビクスもありますが、エアロビクスはそれなりのスペースを必要とします。
エアロバイクならばエアロバイクを設置するスペースさえ確保すればよいです。
エアロバイクは心拍数を管理しやすい
健康目的やダイエット目的、運動不足解消などの目的で有酸素運動をする場合、効果を決めるのは心拍数です。
一定の心拍数を管理することで効果をあげることができます。
エアロバイクはとても心拍数を管理しやすい運動です。
ほとんどのエアロバイクは心拍数を計測することができるので、その表示を見て、漕ぐ力を調整しやすいです。
心拍数が多ければ良いというものではない
心拍数は多いというのはそれだけ血流量が多いということを表します。
血流量が多いということは消費カロリーが多いということです。
消費カロリーが多いと疲れを感じやすく、一見ダイエット効果が高そうに見えますが、そうとは限りません。
疲労とストレスばかりが溜まってしまう可能性もあります。
低い心拍数を保ちながら運動をすることで脂肪の燃焼を促します。
もちろんダラダラとエアロバイクを漕いでいても効果はあまりありません。
脂肪の燃焼効率が一番よい心拍数は以下のような計算の値だと言われています。
(220-年齢)×0.5~0.65
0.5から0.65というのは最初は0.5から始め、慣れて来たら徐々に0.65に近づけていきましょうという意味です。
エアロバイクは継続時間も大切
エアロバイクは継続時間も大切です。
一日の目安は20分から40分です。
20分以上続けると、カロリー消費が糖質から脂肪にシフトしていきます。
つまり、脂肪の燃焼が増えてきます。
エアロバイク初心者にとって20分続けて運動を行うのは大変かもしれません。
そんな場合は10分を2セット、3セット行っても構いません。
エアロバイクは継続して続けるのが大切なので、無理のない時間から始め、徐々に増やしていきましょう。
時間に余裕がある場合は40分以上続けるのも良いですが、疲労がたまり過ぎて筋肉痛になってしまったり、翌日に支障が出る場合もあるので注意をしましょう。
エアロバイクの効果が高まる時間
エアロバイクは行う時間によっても効果が変わってきます。
一番効率の良い時間帯は朝食の後です。
この時間帯は自律神経のひとつである交感神経が活発になっています。
この時間帯にエアロバイクをすることでさらに交感神経が活発に働きます。
そうなると6時間程度は基礎代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすくなります。
逆に、エアロバイクに向かない時間帯は空腹の時です。
食事の前など、空腹のときにエアロバイクを行うと低血糖になりやすいです。
低血糖の状態でエアロバイクを続けていると脂肪ではなく、タンパク質が燃焼してしまいます。
タンパク質とはつまり、筋肉などです。
こうなってしまうとかえって基礎代謝が落ちてしまい、疲れやすく、痩せにくい体質になってしまいます。
エアロバイクを毎日朝食後にする時間を確保するのは難しいかもしれません。
無理のない範囲で組み入れるように工夫していきましょう。
食事前にエアロバイクを行う場合は、牛乳や豆乳を飲んだり、簡単な軽食を摂ったりすると良いでしょう。
エアロバイクの効果は焦らない
エアロバイクでダイエットをする場合、効果は焦らないようにしましょう。
エアロバイクを30分間することで消費するカロリーは150キロカロリーから300キロカロリー程度だといわれています。
そして、脂肪を1キロ燃焼させるために必要なカロリーは7000キロカロリーだと言われています。
毎日30分間エアロバイクを漕いだとしても、脂肪を1キロ落とすためには1ヶ月程度かかります。
ダイエットにはさまざまな種類のものがありますが、1カ月に1キロというペースはそれほど効率が良いとは言えないように見えます。
しかし、エアロバイクは続けることによって、基礎体力がついてきます。
基礎代謝が良くなり、どんどんと痩せやすく、脂肪の付きにくい体質へと変わっていきます。
また、1日だけたくさんエアロバイクをしたからといって効果が翌日に現れるというものでもありません。
エアロバイクは数か月にわたってじっくりと取り組んでいくことで効果を実感することができます。
最初から大きな減量は期待せずに、健康目的や運動不足の解消、気分転換などのためにストレスを溜めないようにして続けてみるようにしましょう。
摂取カロリーにも注意を
ダイエット目的でエアロバイクをしているのに、効果が実感できないという場合は、効果の即効性を求めすぎているという他に、摂取カロリーが多過ぎないかということにも注意をしてみましょう。
エアロバイクで消費している以上にカロリーを摂取しているのならば、いつまでたっても脂肪は燃焼せず、体重は減りません。
エアロバイクをするとお腹が空きます。
エアロバイクのあとに食べ過ぎていないでしょうか?
もちろん、激しい運動をしながら食事をしないのは問題ですが、エアロバイクをしたからといって何を食べても大丈夫というのは間違いです。
エアロバイクのカロリー消費は30分で150キロカロリーから300キロカロリーです。
これはカップアイス一つ程度に相当します。
エアロバイクをする前に、軽食を摂っておくことで、空腹感をある程度抑えることができます。
エアロバイクをしたあとに空腹感を感じるのなら、炭酸水を飲むのがおすすめです。
エアロバイクをやり過ぎると筋肉がつきます
エアロバイクを行うことで、足に筋肉がつきます。
脂肪が筋肉にかわり、引き締まることで、すっきりする効果を得ることができます。
しかし、細い脚を手に入れたい人にとっては注意が必要です。
筋肉が発達し過ぎてしまうと、逆に筋肉のせいで脚が太く見えてしまうのです。
正しい姿勢でエアロバイクを漕がなかった場合も変な部分に筋肉がついてしまい、脚が太く見えてしまうことがあります。
また、エアロバイクで脚に疲労がたまってしまうとむくんでしまい、太く見えてしまうこともあります。
エアロバイクをしたあとはマッサージなどをしてむくみを防ぎましょう。
そして、脚を太くしたくない人はエアロバイクはほどほどにし、ほかのエクササイズと組み合わせておこなうのがおすすめです。
まとめ
エアロバイクはコツをつかめばとても続けやすい運動です。
ただがむしゃらにペダルを漕ぐのではなく、心拍数を意識して漕ぐのがおすすめです。
ダイエット目的の場合は即効性を求めすぎないようにしましょう。
じっくりと続けていくことが肝心です。
即効性はありませんが続けることで、痩せやすい体質を手に入れることができます。
やり過ぎはかえって脚が太くなることがあります。