ウォーキングのためのランニングマシンはどう選ぶ?注目したい5つのポイント
ランニングマシンは、ランニングだけでなく、ウォーキングをするときにも役立つ便利なアイテムです。
室内で運動することができるので、天気や人目を気にすることなく、いつでもすぐに歩き始めることができます。
ただし、そのためのランニングマシンを選ぶなら、自分に合ったものを見つけることが大切です。
では、選ぶときのポイントについて、詳しく説明していきましょう。
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最高速度はどれくらいか
ランニングマシンを選ぶときは、どれくらいまで速度を上げられるか、きちんと見ておくことが大切です。
最高速度は商品によって違うので、適当に決めてしまうのはよくありません。
というのも、最高速度は値段にも影響してくるからです。
あまり速度が出ないものは安価であることが多いですが、かなり速いスピードまで設定できるものは、それなりに高くなっています。
そのため、ウォーキングが目的で購入するとき、最高時速15kmや20kmのものを選んだりすると、無駄に出費を増やすことになってしまうのです。
歩くだけなら、そんなに速いスピードは必要ないので、最高速度にこだわる必要はありません。
もっと遅いものを選んでおけば、安価に購入することができ、出費も抑えられるのです。
ウォーキング向けの速度
ウォーキングのために使うランニングマシンを選ぶなら、おすすめの最高速度は、時速6km~10kmぐらいです。
歩く速度は人によって異なり、体の慣れ具合によっても違いが出てくるものですが、どんなに早足になったとしても、ウォーキングをメインにするのであれば、それくらいの速度で問題はありません。
時速10kmなら、ゆったりしたジョギングにも最適な速度なので、ウォーキングだけでなく、軽く走りたい人にもおすすめです。
目的に合っているかよく考えて、ちょうどよいものを選ぶようにしてください。
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自分の体重を支えられるか
ランニングマシンを選ぶときは、耐荷重をしっかり確認して、自分の体重に耐えられるものを見つけることが大切です。
あまり負担をかけるようだと、すぐに壊れてしまう可能性があります。
なるべく長持ちさせるためには、自分の体重が耐荷重をオーバーしないように注意してください。
ただし、体重が耐荷重以下だったとしても、あまりギリギリになるのはよくありません。
ランニングマシンの上で体を動かしたときは、実際の体重よりも大きな負荷をかけてしまうため、ギリギリすぎると失敗してしまうのです。
例えば、耐荷重60kgのランニングマシンを、体重60kgの人が使った場合、走るときに負荷が増大したために、重量オーバーになることがあります。
ウォーキングなら、走るときほどひどいダメージにはなりませんが、歩くときにも負荷はかかるので、体重が重い人は気をつけて選ぶようにしてください。
歩くときに窮屈ではないか
ウォーキングは、ランニングよりも負荷が低いため、かなり長めに継続することも多くなります。
そのときは、なるべくストレスを減らすことが大切です。
余計なストレスを感じていると、歩き続けるのがだんだん嫌になり、途中で投げ出してしまうこともあるのです。
そのような失敗を防ぎ、しっかりと運動を継続するためには、歩くときの快適さが重要になります。
ストレスをためず、常に気持ちよく歩くためには、走行ベルトのサイズをチェックしてください。
走行ベルトが狭かったり短かったりすると、足がはみ出てしまうことが多いため、常に緊張しながら歩くことになってしまいます。
転倒すれば怪我をする可能性もあるので、適度に緊張して気を引き締めることは、決して間違いではありません。
しかし、小さいベルトの上を歩き続けると、必要以上にストレスをためてしまい、継続できなくなることもあるのです。
なるべく広めのベルトがついているものを選んで、余計なことを気にせず、ウォーキングに集中できるようにしましょう。
ウォーキングに適したサイズ
ウォーキングを快適に続けるための走行ベルトの幅は、30~35cmくらいがベストです。
ランニングだともう少し広いものが必要になりますが、ウォーキングの場合は、あまり動きが激しくならないため、それくらいで十分な幅になります。
また、ベルトの長さは、歩幅に15cmをプラスしたくらいがおすすめです。
ウォーキングの動きなら、ランニングほど足がはみ出しやすいわけではありませんが、後ろを気にせず集中するためには、それくらいの余裕はもたせておくようにしましょう。
どれくらい長く使えるか
ウォーキングのためにランニングマシンを選ぶときは、「連続でどれくらい長く使用できるか」というポイントも重要です。
長く続けることが多いウォーキングの場合、1時間以上歩くこともあるので、連続使用時間が短いものは、あまり向いていません。
ランニングマシンの限界を超えて使い続けた場合、モーターに大きな負担をかけてしまうため、故障のリスクが高まります。
長くウォーキングを行うのであれば、それに耐えられる商品を見つけるようにしてください。
故障を気にする必要がなければ、思う存分体を動かすことができます。
軽いトレーニングだけなら30分くらいでも構いませんが、しっかりと長く歩くのであれば、1時間以上連続して使用できるものを選んでおきましょう。
ダイエットのために
ウォーキングの目的は人それぞれですが、ダイエットをするのであれば、連続使用時間を必ず確認して、長く使えるものを選ぶべきです。
有酸素運動で本格的に脂肪が燃焼するのは、20分継続してからなので、しっかり痩せるには、20分よりも長い時間で、なるべく長く歩き続ける必要があります。
連続使用時間が1時間以上のものを選んで、確実に脂肪を減らしていきましょう。
角度を調節できるか
ランニングマシンのウォーキングでは、角度の調節が必要になることもあります。
平らなままでも効果はありますが、室内で走行ベルトの上を歩くときは、空気抵抗などがある外を歩くときほど高い負荷はかかりません。
そのため、ウォーキングに慣れてきて、「もう少し負荷を上げてみようかな」と考えたとしても、そのままでは難しくなってしまうのです。
しっかりと高い負荷をかけるのであれば、少し傾斜をつけて、ゆるい坂を歩くような状態にしなければなりません。
3%くらいの傾斜がついていると、ランニングマシンでも、外を歩くときのような負荷をかけることができます。
ランニングマシンを選ぶときは、そうした角度調節の機能があるかどうか、忘れずに確かめておいてください。
静音性があるか
ランニングマシンを使ったウォーキングは室内でできるため、夜であっても、不審者との遭遇などを気にせず、安全に運動をすることができます。
ただし、ランニングマシンの音には注意しなければなりません。
大きな音が出るようなものは、夜に使うと近所迷惑になる可能性が高いのです。
一軒家ならともかく、アパートやマンションなどで使う場合には、あまり音を響かせるわけにはいきません。
したがって、ランニングマシンを選ぶときは、音もしっかりチェックしておいてください。
あまり音が大きいようだと、せっかく買っても、思うように使えなくなってしまいます。
なるべく音の小さいものを選んで、どんどん体を動かしていきましょう。
まとめ
室内でウォーキングをするなら、ランニングマシンは最適なアイテムですが、ここで紹介した選び方のポイントは、しっかりチェックしておいてください。
最高速度や耐荷重など、確認すべきポイントを見落としていた場合、自分に合わないものを購入してしまうことがあります。
失敗しないためには、細かいポイントにも目を光らせて、慎重に選ぶようにしましょう。