ランニングマシンとエアロバイクは似ている?その2つの共通点と違いとは?
室内で気軽に運動ができるランニングマシンとエアロバイク。
その2つの運動器具は、運動の仕方は異なりますが似ている部分は多くあります。
そのことから、ランニングマシンとエアロバイクは比較されることが多々あります。
それでは、ランニングマシンとエアロバイクの共通点とは、どのようなところなのでしょうか?
ここでは、その共通点や異なる点などを紹介していくので、ランニングマシンとエアロバイクどちらで運動しようか悩んでいる方は、ぜひご覧ください。
ランニングマシンとエアロバイクの共通点
室内で気軽に有酸素運動ができる
有酸素運動といえばジョギングやランニングですが、エアロバイクも立派な有酸素運動になります。
有酸素運動とは、ジョギングのように長い時間酸素を取り込みながら運動することを言い、エアロバイクは比較的長い時間酸素を取り込みながらペダルを漕ぐため有酸素運動になります。
エアロバイクの使い方によっては無酸素運動にもなりますが、基本有酸素運動です。
有酸素運動は脂肪が燃焼されやすい運動なため、痩せたい方には最適な運動になります。
外でのジョギングや自転車をするには、当然外に出る必要があります。
外に出ることが億劫に感じたり、外で運動する準備をすることが面倒に感じたりすると、モチベーションが低下したり、外での運動を止めてしまうこともあります。
運動をしなければ当然運動の効果を得ることはできません。
しかし、ランニングマシンやエアロバイクが自宅にあれば、外に出る必要がなく、自宅で気軽に有酸素運動をすることができます。
ジムでランニングマシンやエアロバイクを行う場合は、ジムに行くために外に出る必要がありますが、ランニングマシンやエアロバイクを購入すれば外に出る必要がないため、面倒くさがり屋の方でも続けやすいと言えます。
共通点2.雨が降っていても風が強くても関係ない
ランニングマシンやエアロバイクは、室内で使用します。
ジムで行う場合はジムの中で行い、自宅で行う場合は家の中で行います。
そのため、雨が降っていても、風が強くても関係ありません。
また、雪が降っていても、台風がきていても関係ありません。
ジムで行う場合は、ジムに行くまでに天気の影響を受けますが、ランニングマシンやエアロバイクをする時は天候に左右されることはありません。
そのため、「今日は雨が強いから、外で走るのは止めよう」などのようなことはありません。
つまり、天候に左右されないことから、天候によってモチベーションが低下することはなく、続けやすいと言えます。
外でのランニングなどは雨や風以外にも、暑さや寒さの影響も受けますが、空調設備が整った室内なら夏でも冬でも快適に運動をすることができます。
そのため、ランニングマシンやエアロバイクは、外での運動よりも熱中症になるリスクは低いと言えます。
共通点3.水分補給をしやすい
外でのランニングは、途中で給水するのが面倒で難しいため、給水するのを我慢して走っている方は多くいます。
では、なぜ外でのランニングは、途中で給水するのが面倒で難しいのかというと、途中で給水するためには、ドリンクボトルを身につけたり、途中でドリンクを購入したりする必要があるからです。
ドリンクホルダーを使いドリンクボトルを携帯すると走りにくくなります。
そして、自動販売機やコンビニなどでドリンクを購入する場合は、走るのを一旦中止して購入しなければいけません。
また、汗でビショビショだと、お店に入りにくいことでしょう。
公園の水道でも、水分補給をすることはできますが、公園の水道はどのような使われ方をしているのか分からないので、飲むのに抵抗を感じる方は多くいます。
それらのことから、外でのランニングは、途中で吸水するのが難しいと言えますが、ランニングマシンやエアロバイクなら途中で手軽に給水することができます。
ランニングマシンやエアロバイクのそばにドリンクを置いておけば、自分の好きなタイミングで水分補給することが可能です。
そのため、ランニングマシンやエアロバイクは、脱水症状を防ぎやすいと言えます。
共通点4.マイペースで行える
ランニングマシンもエアロバイクも、自分のペースで運動することができます。
電動式ランニングマシンの場合は、自分が走りたいと思う速度に設定して走ることができ、自走式ランニングマシンなら、自分の力加減で走ることができます。
そして、エアロバイクの場合、自分のペースでペダルを漕ぐことができます。
他人に合わせる必要はなく、自分の意志で速度を調節することができるため、マイペースで行うことができます。
違い1.身体の動かし方
ランニングマシンの場合は、立った状態から脚を動かし、腕を振って運動します。
それに対しエアロバイクは、サドルに座ってハンドルを持ち、ペダルを漕いで運動をします。
そのように、ランニングマシンとエアロバイクとでは、身体の動かし方が異なります。
両方とも有酸素運動になりますが、ランニングマシンでは走るための力が向上し、エアロバイクではペダルを漕ぐ力が向上します。
また、ランニングマシンは着地する動作があるため、膝にかかる負担はエアロバイクよりも大きくなります。
そのことから、膝に不安がある方にはエアロバイクの方がおすすめです。
自分に合った方を選びましょう
先程話したように、ランニングマシンとエアロバイクとでは身体の動かし方が違ってきますが、両方とも有酸素運動であり、両方とも脂肪燃焼効果を期待することができます。
そのため、ダイエットが目的の方にはどちらもおすすめです。
しかし、自分に合っている方で運動することは、モチベーションの維持に繋がるため、自分が好きな方で運動すると良いでしょう。
マラソンをしている方にはランニングマシンの方が合っていますが、膝を故障していてリハビリを行う場合はエアロバイクの方が適しています。
違い2.音(騒音)
ランニングマシンもエアロバイクも、使用中は音がします。
電動式ランニングマシンは、モーター音だけでなく、着地の衝撃音も発生します。
そして、自走式ランニングマシンは、モーター音はしませんが走行ベルトが回転する音や着地の衝撃音はします。
一方エアロバイクは、基本それほど大きな音はしませんが、床に振動が伝わり、それが騒音になることがあります。
それらのことから、ランニングマシンを使用するにしても、エアロバイクを使用するにしても、防音マットを敷くなど騒音対策をする必要があります。
また、静音性に優れたものを選ぶことも大切です。
着地音がする分、ランニングマシンの方が騒音になりやすいため、集合住宅に住んでいる方にはエアロバイクの方がおすすめです。
違い3.消費カロリー
ランニングマシンとエアロバイクとでは、消費カロリーが異なります。
基本、ランニングマシンでのランニングの方が、エアロバイクよりもカロリーは消費されます。
しかし、運動の内容によって消費カロリーは違ってくるため、正直なんとも言えません。
エアロバイクでも、負荷を強くしたりすることで消費カロリーは増えるし、ランニングマシンでも速度を上げたり、長く走ることによって消費カロリーは増えます。
つまり、自分が続けやすい方を選ぶことが続けられることに繋がり、カロリーを多く消費することに繋がります。
まとめ
ランニングマシンとエアロバイクとでは、マシンそのものの大きさも違ってきます。
基本、ランニングマシンの方が大きいため、設置する際、エアロバイクよりもスペースが必要になります。
また、どちらも、音楽を聞きながら、テレビを見ながらなど、ながら運動がしやすいスポーツ器具ですが、どちらかというとエアロバイクの方がながら運動はしやすいです。
そのことも考慮して、ランニングマシンにするのか、エアロバイクするのか選ぶと良いでしょう。