ランニングマシンのダイエットで注意することは?NGとなる5つのポイント
ランニングマシンは、家の中で走ることができる便利な運動器具であり、ダイエットに挑戦するときは、とても役立ちます。
ただし、その効果を得るためには、正しい方法で取り組むことが大切です。
間違った方法では、思うように痩せることができません。
では、ランニングマシンのダイエットでNGとなるポイントについて、詳しく説明していきます。
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無理に走り続ける
ランニングマシンによるダイエットは、走って脂肪を燃焼させることで痩せていくものです。
そのため、走れば走っただけ高い効果を得られそうに思えますが、あまり無理をするのはよくありません。
無理にたくさん走ろうとしても、失敗してしまう可能性が高いのです。
例えば、脂肪をしっかり燃焼させるためには、20分以上走り続けることが大切ですが、最初から20分走ろうとしても、なかなか達成できないことがあります。
慣れている人なら、20分の継続はそれほど難しいことではありませんが、走り始めたばかりで慣れていない人には、かなりハードルが高いものです。
意地になって20分走ろうとしても、あまりのストレスで挫折してしまうようでは、痩せることができません。
ランニングマシンのダイエットは、ある程度長く続けることが大切であり、何回か走ってすぐにやめてしまうようだと、本当によい効果は期待できないのです。
したがって、走ることに慣れていない場合は、最初から無理に20分走るのではなく、10分くらいを目標にすることをおすすめします。
まずは自分にできそうなところから始めて、徐々に走る時間を長くしていきましょう。
それなら、途中で投げ出してしまう心配はありません。
毎日走るのはよくない
ランニングマシンを使ったダイエットでは、一回ごとの時間だけでなく、頻度にも注意してください。
しっかりダイエットをしようとすれば、「なるべく毎日走らなければ」と考えてしまうことも多いですが、あまり根を詰めすぎると、うまく痩せられないことがあります。
というのも、毎日走っていると、疲労を回復する暇がなくなってしまうからです。
蓄積された疲労を引きずったまま走っていても、脂肪の燃焼を促進させることはできません。
むしろ、筋肉が疲れていることで、燃焼を妨げてしまうこともあるのです。
このような失敗を回避し、確実に痩せるためには、週2~3回くらいで走るのがおすすめです。
それくらいのペースなら、疲労をしっかり回復してから次の運動に移ることができるので、痩せる効果を邪魔する要素はなくなります。
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いきなり走る
ランニングマシンが自宅にあると、いつでもすぐに運動を始めることができますが、だからといって、いきなり体を動かすのはNGです。
何も準備をせずに急に走り出したりすると、体がついていかず、怪我をすることがあります。
特に、走ることに慣れていない初心者は要注意です。
慣れない運動をするとき、体の準備が整っていないようでは、足を痛める可能性が高くなります。
そうなってはダイエットどころではないので、準備体操は忘れずに行ってください。
体をほぐし、少し温めた状態で走るようにすると、怪我のリスクを軽減することができます。
また、脂肪の燃焼効果も出やすくなるので、確実に痩せるためにも、しっかり準備をしておきましょう。
最初に軽く走ることも大切
ランニングマシンのダイエットでは、準備体操をしっかり行い、そのうえでウォーミングアップをすることも忘れてはいけません。
ゆっくりなペースで構わないので、軽く走って体を慣らすようにしましょう。
走るのが大変そうなら、ウォーキングでも構いません。
そうして少し動いておくことで、より体が温まり、脂肪燃焼の効果を高めることができます。
また、急な運動をすると立ちくらみが起きることもあるので、安全に走るためにも、ぜひおすすめです。
手すりにつかまる
ランニングマシンには手すりがついているので、走るときは思わずつかんでしましまいたくなりますが、ダイエットのために走るのであれば、それはおすすめできません。
というのも、手すりにつかまってしまうと、普通に腕を振ることができず、上半身が動かなくなってしまうからです。
下半身は鍛えられても、上半身への刺激がほとんどない状態では、あまりよいダイエットにはなりません。
しっかり痩せるためには、よく腕を振って、上半身にも刺激を与える必要があります。
ただし、やたらと振り回すのではなく、効果的な振り方をすることが大切です。
肘は90度くらいに曲げ、後ろに引くような感じで、自然な振り方を意識しましょう。
そうすると、二の腕を引き締める効果もあるため、ダイエットをするなら、ぜひ試してみてください。
手すりは乗り降りで使う
走るときに腕を振るとなると、「じゃあ手すりは何のためについているんだ」という疑問が出てきますが、答えは簡単です。
ランニングマシンの手すりは、乗り降りをするときに必要になります。
乗るときにうっかりつまづいてしまっても、手すりがあれば転倒することはありません。
また、走って疲れたあと、少しふらつきながら降りるときでも、手すりにつかまっていれば、安全に降りることができます。
つまり、ランニングマシンの手すりは、走る前と走ったあとに必要なものであり、走っている最中に使うものではないのです。
この点を勘違いすることはよくあるので、間違えないようにしましょう。
急に止まる
ランニングマシンでダイエットをするなら、終わり方にも注意してください。
走るのを急にやめたりすると、しっかりと疲れをとることができないのです。
先述したように、疲れを次の運動まで残してしまうと、脂肪の燃焼を妨げることがあるので、適当な終わり方をするのはよくありません。
いきなり走るのをやめるのではなく、徐々にペースを落として、ゆっくり終わらせるようにしましょう。
そうすると、筋肉への疲労がたまりにくいので、運動の効果をしっかりと得ることができます。
走ったあとはストレッチ
筋肉の疲れをとるためには、終わったあとのケアも重要になります。
ゆっくりペースを落として無理なく走り終えたら、しっかりとストレッチを行うようにしましょう。
そうして血行をよくしておくと、たまった疲れが抜けやすくなるので、次に残る心配はありません。
ストレッチは、面倒に感じて省略したくなることもありますが、疲労で脂肪の燃焼を妨げないためにも、きちんと行うようにしましょう。
炭水化物をとらない
ダイエットといえば、炭水化物の摂取はかなり気になるものです。
確実に痩せるためには、炭水化物を減らしたくなることもありますが、ランニングマシンによるダイエットでは、減らしすぎに注意してください。
なぜなら、炭水化物を削りすぎると、エネルギー不足で走れなくなってしまうからです。
体を動かすためのエネルギーは炭水化物から補給しているので、極端に少なくなると、長く走ることができません。
脂肪の燃焼には20分以上の継続が必要ですが、そこまで体がもたなくなってしまいます。
もちろん食べすぎはよくありませんが、無理に減らすのではなく、あくまでも適度な食事を心がけてください。
まとめ
ランニングマシンのダイエットを成功させるなら、ただやみくもに走るのはよくありません。
ここで紹介したNGポイントは、しっかり頭に入れておいてください。
何も知らずに間違った方法で走っていると、うまく効果が出なかったり怪我をしたりするので、正しい方法を意識することは、とても重要です。
避けるべきことは確実に避けて、失敗を防ぎましょう。