走ると膝が痛い! ランニングマシンで膝痛を起こす原因と対処法
あなたは、ランニングをしていて膝を痛めたことはないでしょうか?
膝の痛みは、外でのランニングだけでなく、ランニングマシンでのランニングでも起こる可能性があります。
では、ランニングマシンで膝痛が起こる原因とはどのようなことなのでしょうか?
ここでは、ランニングマシンで膝痛が起こる原因や対処法を紹介していきます。
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目次
マシンの衝撃吸収性が低いと膝痛の原因になる
ランニングマシンは種類によって、連続使用時間・最高速度・静音性などが異なりますが、衝撃吸収性も異なってきます。
衝撃吸収性が低いと、走っている時の着地の際、脚には大きな衝撃が加わってしまいます。
ランニングでは、着地と蹴り出しを長時間繰り返すため、衝撃吸収性の低いランニングマシンを使っていると、脚には大きな衝撃が加わり続けてしまいます。
そうすると、脚の筋肉だけでなく、膝も痛めてしまうこともあります。
芝や土、タータンなど比較的柔らかい場所で走る時は、着地の際の脚に加わるダメージは小さくなりますが、アスファルトのロードだと、どうしても脚に加わるダメージは大きくなってしまいます。
衝撃吸収性が低いランニングマシンは、その硬いアスファルトのロードを走るのと同じような感じになってしまいます。
衝撃吸収性が高いランニングマシンなら、土やタータンなどの走路で走っているのと同じような感じになるため、膝を痛めにくくなります。
また、脚に加わる衝撃が軽減されることで疲れにくくなります。
以上のことから、ランニングマシンの購入を検討している方は、衝撃吸収性が優れたものを購入することをおすすめします。
衝撃吸収性が優れたものは、膝痛の予防になるだけでなく騒音対策にもなります。
それは、衝撃が吸収されやすいことによって、走っている時のドスンドスンといった衝撃が床に伝わりにくくなるためです。
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マシンの走行ベルトが狭すぎると膝痛の原因になる
ランニングマシンでは走行ベルトの上を走りますが、走行面の幅や長さが短すぎると走りにくくなります。
走行ベルトが狭すぎることで、脚の動きは縮こまりがちになります。
そのことにより、ランニングフォームが崩れて、膝に負担がかかりやすくなってしまうことがあります。
膝への負担が大きくなれば、膝痛を起こしやすくなるため注意が必要です。
それらのことから、伸び伸びと走れるくらい走行面が広いランニングマシンをおすすめします。
走行面が広いものは、広い分スペースをとり、値段は高くなりますが、快適に歩いたり走ったりすることができます。
そのことにより、膝に変な負担がかからないようになるため、膝痛の予防にもなります。
膝を痛めてしまうと、しばらくランニングができなくなることがあります。
普段はランニングするのが面倒だと思っていても、怪我によりランニングすることができなくなると辛い思いをしてしまいます。
人間は不思議なもので、怪我をして走れなくなると走りたいと思うものです。
走りたいと思っていても走れないので、それがストレスになってしまうこともあります。
そうならないように、値段が高くても走行面が広いランニングマシンを購入することをおすすめします。
ランニングシューズが自分の足に合っていない
ランニングシューズが自分の足に合っていないことも、膝痛の原因になります。
ランニングシューズが大きすぎたり小さすぎたりすると、ランニングフォームは崩れやすくなります。
ランニングシューズを選ぶ時は、親指とつま先との間は0.5~1.0cmあると良いです。
それ以上、間があると、シューズの中で足が動きやすくなり、足がシューズの中で遊ばないように変な力が入ってしまいます。
そのことにより、膝に変な負担がかかって膝痛を起こしてしまう場合があります。
そのため、大きすぎるランニングシューズは履かないようにしましょう。
また、逆に小さすぎると、足が強く圧迫されてしまい、着地がしにくくなったり、上手く蹴り出すことができなくなってしまいます。
そのことにより、膝には負担がかかってしまうため、小さすぎるシューズも膝痛の原因になります。
ランニングシューズを選ぶ時は縦のサイズだけでなく、甲あたりの幅のサイズも考慮して選ぶことが大切です。
オーバートレーニングも膝痛の原因になる
オーバートレーニングも膝痛の原因になります。
毎日ランニングマシンでトレーニングしていると、疲労はどんどん蓄積していきます。
その疲労が膝の痛みとなって現れてしまう場合があるため、トレーニングのし過ぎは良くありません。
ランニングをし過ぎると、筋肉だけでなく膝関節を酷使することになります。
膝を酷使すれば膝痛が起こりやすくなるため、オーバートレーニングにならないようにランニングマシンを使うことが大切です。
筋力が弱いことも膝痛の原因になる
膝を酷使しすぎることは膝痛の原因になりますが、筋力が弱いことでも膝痛の原因になります。
大腿四頭筋やハムストリングスなど膝周辺の筋力が弱いと、膝をしっかり支えることが難しくなり、膝にかかる負担は大きくなります。
そのことにより膝痛が起こる場合があるため、運動不足の方や筋力が弱い方は膝痛を起こしやすくなります。
運動不足の方や筋力が弱い方がランニングマシンで運動する場合、始めは無理をしないようにし、徐々に筋力を強くしていくと良いでしょう。
そうすることで膝は強くなり、膝痛は起こりにくくなります。
膝を痛めた場合の対処法
ランニングマシンで運動をしていて膝痛を起こした場合は、アイシングを行いましょう。
アイシング専用のアイテムや、タオルを巻いた保冷剤などを使用して患部を冷やすと良いです。
患部を冷やすことにより、痛みの原因となっている炎症を抑えることができます。
15~20分ほど冷やすと良いでしょう。
それ以上行うと、凍傷する恐れがあるため注意しましょう。
痛みが改善されない場合は整形外科に行く
アイシングをして、しばらく様子をみても症状が良くならない場合や、痛みが酷い場合は整形外科のある病院に行き診てもらいましょう。
整形外科では始めに問診を行い、次に視診や触診などを行い、その次は検査などをして膝痛の原因を絞り込んでいきます。
膝の痛みの原因が分かることにより、それに合う治療を行うことができます。
また、原因が分かることは、同じ怪我を繰り返さないようにすることにも繋がります。
膝痛の治療方法には、薬物療法や運動療法、装具療法や温熱療法などがあり、膝痛の症状に適した治療法を行っていきます。
そして、膝痛の状態が酷い場合は、手術を検討することもあります。
膝痛を早く治すためにも、膝の痛みが酷い場合は速やかに専門の医療機関に行くことが大切です。
ランニングマシンでの膝痛を予防する方法
ランニングマシンでの膝痛を予防するには、衝撃吸収性が良く、走路面が広いランニングマシンを選ぶことが大切ですが、ストレッチをしたり、膝周辺の筋肉を鍛えたりすることも大切です。
ストレッチをすることで柔軟性が高まったり、疲労の回復を促したりすることができます。
身体が柔らかくなることと、疲労が回復することで膝痛が起こりにくくなります。
また、膝を支えている大腿四頭筋やハムストリングなど、膝周辺の筋肉を鍛えることにより、膝にかかる負担は軽減されるため、ランニングマシンで膝痛を起こしやすい方は、膝周辺の筋肉トレーニングを取り入れると良いでしょう。
まとめ
膝の痛みを予防するためにも、ランニングマシンは質の良いものを購入しましょう。
そして、膝を痛めた場合はアイシングをし、数日様子をみて、改善されないようなら整形外科で診てもらうことが大切です。
膝痛はクッション性の低いランニングシューズが原因になることもあるため、クッション性の良いランニングシューズを履くことも大切です。