ランニングマシンで起こる痒みの原因4つとその予防方法
ウォーキングやランニングをするのに、とても便利なランニングマシンですが、ランニングマシンを使用している時に痒みが出てしまうことがあります。
走っている時に痒みが出てしまうと、痒みが気になってしまい、集中力は低下しやすくなります。
そして、痒いことで、ウォーキングやランニングを途中で中断してしまう方もいます。
それでは、ランニングマシンで痒みが出る原因とは、どのようなことなのでしょうか?
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痒みの原因1.血流が良くなるため
ランニングマシンでウォーキングをしたり、ランニングをしたりすると、徐々に身体は温まっていき、血流は良くなります。
血管付近には痒みを感じる神経があり、運動で血管が拡張して血流が良くなると、血管付近にある神経を刺激してしまい、痒みが出てしまうことがあります。
ウォーキングやジョギング、ランニングなどは全身運動になりますが、脚を特に使用することから、特に下半身の血流は良くなります。
そのため、ランニングマシンで運動をしていると、脚に痒みが出やすくなります。
寒い冬の時期は、寒さにより血管が収縮し、その状態でランニングをすると血管が拡張し、血液の流れる量が急激に増え、痒みが出やすくなります。
したがって、寒い日の外でのランニングは痒みが出やすいと言えます。
しかし、快適な環境で行えるランニングマシンの場合は、暖房を使用すれば寒さの影響を受けないため、運動によって血液の流れる量が急激に増えることはなく、寒い日の外でのランニングよりも痒みは出にくくなります。
久しぶりにジョギングをすると痒みが出やすい
普段、ジョギングなどの運動をあまりしないと、休眠してしまう毛細血管ができてしまいます。
ジョギングをする頻度が非常に少ない方が、久しぶりにジョギングをすることによって、休眠している毛細血管に血液が流れていきます。
そのことにより血管は膨張し、血管付近にある神経が刺激を受け、痒みを起こしてしまいます。
そのことから、久しぶりにジョギングなどの運動をすると、痒みが出やすくなります。
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痒みの原因2.運動をすることで出る汗
ランニングマシンでジョギングやランニングをしていると汗をかき、ウォーキングでも汗をかきます。
その汗が、痒みが出る原因になる場合もあります。
運動によってかく汗は基本サラッとしていますが、わずかに塩分やアンモニアなどの物質が含まれています。
その物質が、皮膚を刺激することによって痒みが出ることがあります。
その他にも、ランニングマシンの運動での汗による、汗荒れやあせもが痒みの原因になることもあります。
特に11月くらいからは、汗による痒みには注意が必要です。
それは、11月くらいから肌が乾燥しやすくなり、肌のバリア機能は低下しやすくなるからです。
痒みの原因3.着ている衣服の擦れ
当たり前のことですが、ランニングマシンを使用している時は、何かしらの衣服を身につけています。
歩いている時や走っている時は身体が動くため、身につけている衣服が皮膚に擦れてしまいます。
そのことにより、痒みが出てしまう場合があるため、身につけている衣服には注意する必要があります。
特に、肌触りの悪いものは、肌の痒みが出やすくなります。
そして、ランニングタイツは着用するとピッタリとすることから、ランニングタイツの質や人によっては肌に痒みが出てしまうことがあります。
痒みの原因4.蚊の可能性も
外でのウォーキングやランニングでは、蚊に刺されることにより痒みが起きることもあります。
しかし、ランニングマシンは室内で行うため、蚊には関係ないように思えます。
ですが、蚊は室内にも入ってきます。
スポーツジムの中には入ってこないかもしれませんが、多くの家には入ってきます。
その蚊に、ランニングマシンで運動している時に刺されてしまうこともあります。
そのため、蚊が入りやすい家に住んでいる方で、家でランニングマシンを使っている方は、蚊が痒みの原因になることもあるので、蚊の対策を行いましょう。
ランニングマシンでの痒みを予防する方法
ここまで、ランニングマシンによる痒みの原因について説明してきました。
それでは、ランニングマシンによる痒みを予防するためには、どうすれば良いのでしょうか?
ウォーキングやランニングに集中するためにも、ぜひ参考にしてください。
ウォーミングアップをして身体を温めておく
運動することで血管が拡張し、血流が良くなることで痒みを感じる神経を刺激することから、ランニングマシンを使う前にウォーミングアップを十分に行い、身体を温め血行を良くしておくことによって、ランニングマシンを使用している最中に痒みは起きにくくなります。
そのため、ランニングマシンを使用する前は、動的ストレッチなどウォーミングアップを十分に行い、しっかり身体を温めておきましょう。
前述した通り、久しぶりにジョギングなどの運動をする方は特に痒みが出やすいため、ランニングマシンを使用する前は十分に準備をしてからウォーキングやジョギングをすることが大切です。
ワセリンを使用する
肌の乾燥が痒みの原因になることがありますが、その痒みに効果的な物がワセリンです。
ワセリンには肌を保湿する効果があり、肌に塗ることで肌の乾燥を防ぐ効果を期待することができます。
ワセリンを塗ると、皮膚のバリア機能を保ち、外からの刺激を軽減することができます。
そのため、肌の乾燥による痒みや、着用している衣服の擦れによる痒みを、予防する効果を期待することができます。
ワセリンは痒みの予防以外にも、股や乳首の擦れの予防にも使用することができます。
ランニングマシンを使っている時に、股が擦れたり、乳首が擦れたりするととても辛く、走ることができなくなる場合もあるため、股や乳首の擦れ予防にもワセリンを使用することをおすすめします。
自分の肌に合う吸水速乾性に優れたウエアを着用する
痒みは、ランニングマシンを使用している時に着ている衣服も影響します。
ランニングマシンでウォーキングやランニングをする際は、なるべく吸水速乾性に優れたウエアを着用すると良いでしょう。
吸水速乾性に優れているウエアなら、汗を速やかに吸収し、速やかに乾燥させます。
そのことにより、汗による痒みを予防することが可能になります。
現在、ランニングマシンを使用している時に、着用しているウエアが吸水速乾性に優れていない場合は、吸水速乾性に優れたウエアを着用するようにしましょう。
ウエアの機能以外にも、ウエアの生地のつなぎ目や、素材自体が合わないことにより肌の痒みが出る場合もあります。
そのため、ランニングマシンで痒みが出る場合は、自分の肌に合うウエアを着用することも痒みの予防になります。
定期的にジョギングなどの運動をする
前述した通り、久しぶりにジョギングなどの運動をすると、痒みは出やすくなります。
そのことから、定期的にジョギングなどの運動をすることが、ランニングマシンで起こる痒みの予防になります。
週に3回や4回など、ランニングマシンを使用する頻度を決めると良いでしょう。
そうすることによって、ランニングマシンで歩いたり走っている最中に痒みは起きにくくなります。
また、定期的に運動をすることによってダイエット効果が高まったり、持久力がつきやすくなるため、日常生活を活発に送ることにも繋がります。
まとめ
以上、ランニングマシンで起こる痒みや、その予防方法について説明してきましたが、痒みを予防するにはスキンケアで肌を保湿したり、部屋が乾燥している場合は加湿したりすることが大切です。
また、ちゃんと身体を休めたり、肌に良い食事を摂ることなども、ランニングマシンの痒みの予防になります。
では、なぜちゃんと身体を休めることが大切なのかというと、疲れやストレスが蓄積すると乾燥肌の原因になるため、痒みに繋がってしまうことがあるためです。