ラグゼのガマガエルを使うためのベイトリールをはじめとするコツを紹介!
みなさんはラグゼというブランドをご存知でしょうか?
ラグゼはフックメーカーとして有名ながまかつのルアーブランドとなります。
このルアーブランドは近年いくつものルアーを発売するようになっています。
今回はその中でもフロッグルアーであるガマガエルについておすすめのベイトリールの性能と併せて紹介していきたいと思います。
ガマガエルとはどんなルアーなのか?
ガマガエルとは中空の柔らかい素材で出来たフロッグといわれるカテゴリーのルアーです。
そしてこのルアーは実はアメリカで有名となったフロッグに日本オリジナルのカラーリングをほどこしたモデルとなります。
これは非常に珍しいものではないでしょうか。
ちなみにそのフロッグとはフロッグブームの火付け役ともなったブロンズアイフロッグです。
アメリカのトーナメントでも活躍しているこのフロッグがもととなっていると考えると、基本性能の高さはお墨付きとなるでしょう。
ガマガエルの大きさは2種類
このガマガエルの大きさですが、これには2種類の大きさがあります。
それぞれガマガエルとガマガエルJr.となっています。
大きさが同じ形状で違っているとその明確な使い分けができるようになります。
その使い分け方については次に解説していきます。
2種類のガマガエルの使い分け方
まずガマガエルをはじめとするフロッグを使うときに考えておかなければならないことがあります。
それはフロッグをカエルのイミテーションルアーとしてだけ考えないということです。
これをカエルとして考えてしまうと使う時期は梅雨時期限定なんてことにもなりかねません。
この認識を取り払って、フロッグを小魚や虫として考えて使っていく方法も考えていくとこのガマガエルを使っていく条件が広がっていきます。
具体的な2種類の大きさのガマガエルの使い分けですが、まず通常サイズのものは濃いカバーに対してのアプローチ用として使っていくとよいでしょう。
理由としてはそのサイズ感から来るキャストのしやすさが理由です。
フロッグに使うタックルはある程度ヘビーなパワーを持ったものが多くなりますので、そのロッドを曲げてキャストするにはほどよい大きさと重さが必要となってきます。
次に小さいJr.のほうですが、これはライトカバーに対して虫のイメージで使っていくことをおすすめします。
ですので、着水音を抑えたり細かくシェイクして使っていくような感じが良いと思います。
タックルに関しても少しパワーを抑えたものを使っていくとよいでしょう。
それでは次にカラーについて紹介していきます。
ガマガエルのカラーラインナップ
ガマガエルのカラーラインナップは年ごとにニューカラーが増えています。
その中から今回は現時点での最新カラーについて紹介していきたいと思います。
カラーの使い分けは特に水面というブラックバスがなかなか割りづらい空中との境界線で大事なものとなりますので、よく選ぶようにしてみてください。
アマガエル
人間側として使っていくときに一番カエルをイメージしやすく、集中力が保ちやすいのがこのカラーではないでしょうか。
特にカエルが多い時期には効果的だと思います。
桃ガエル
視認性が抜群なのがこの桃ガエルです。
よくダーク系のカラーだとカバーの奥に撃ち込んだときにどこにルアーがあるか分かりづらくなってしまいますが、このようなピンクバックで明るいカラーだとそれが分かりやすいです。
腹側はイエローとなっており膨張色となっているので、シェードだけでなく太陽光が当たっているところでも使ってみてほしいカラーです。
イエローラメ
カエルを良く見てみると緑などを基調としつつも、結構光を反射しているのが見て取れると思います。
それを模しているのがこのカラーです。
ちょっとしたイエローはブラックバスが見つけるのに効果的でありつつ、バイトは躊躇しにくいといった感じですので、ぜひ使ってみてもらいたいカラーです。
橙ガエル
全体的に橙色となっているカラーです。
橙色はマッディーウォーターとの相性がよく、水の色と相まって意外とナチュラルなカラーとして使うことができます。
水の中でちょっとだけ目立つといった感じでしょうか。
濁りをキーワードにして使ってもらいたいカラーです。
モリアオガエル
アマガエルより濃い緑が使ってあるカラーです。
アマガエルとのちょっとしたカラーローテーションで使っていくのがおすすめです。
クリアウォーターで使っていくのを基本としてみてください。
毒ガエル
今回紹介しているどのカラーよりも多色が使ってあるカラーです。
このカラーを上手く使っていくにはアクションを多めにして使っていくとよいと思います。
アクションさせることにより特に濃いカラーの部分の残像を残すようなイメージが良いと思います。
ガマガエルに合うベイトリールの条件
ガマガエルに合うベイトリールの条件はハイギアであるということです。
よくフロッグにはスーパーハイギアやエクストラスピードギアと言われますが、それらだとパワー不足に悩まされることとなります。
ですので、私はハイギア程度のギア比のベイトリールをおすすめします。
これ以上のギア比は確かに回収はすごく速いですが、ブラックバスがヒットしたり、回収中にフロッグが水中に入ってしまったり飛び出してしまったりすると巻きムラが発生して次のキャストでそれがバックラッシュにつながってしまったりします。
フロッグの釣りではPEラインを使うことも多いのでトラブルさせない、かつパワーが出せるベイトリールを選んでいくとよいと思います。
またハンドルノブは大きめのものがおすすめです。
フロッグの釣りでは力を入れてハンドルを巻くことも多いので、できれば通常付いている基本のノブよりも、フラットタイプやラージタイプと言われるノブがおすすめです。
ハンドルの軸に関しても厚みのあるものを使っておくと安心です。
カーボンタイプのハンドルは軽量ではありますがあまりフロッグの釣りにおいてはおすすめしません。
その他のタックルについて
ガマガエルにはフッキング重視で硬いベイトロッドを使うようにしてください。
ブランクス素材はカーボンを基本とし、ガイドはステンレスでダブルフットのものが強度的に安心できます。
ラインはPEラインで8ブレイドのものがキャスト距離が伸ばせてしなやかで使いやすいです。
太さに関しては4号以上を基準としておき、70メートルはスプールに巻いておくとよいでしょう。
ラインとガマガエルの接続にはPEラインの先に輪を作って、フロッグの交換も行うことができるビミニツイストが良いと思います。
PEラインは通常の結束方法だと滑ってしまい滑ることによって発生した摩擦熱、もしくは滑って結び目がほどけるといったことが起きがちですので覚えておいてください。
さらにですが、フックを取り外すときの為のプライヤーやカバーに深くフックアップしてしまった時のためにノットを締めこむ用のツールがあったりするとよいです。
まとめ
今回はラグゼのガマガエルに焦点を当てて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
このほかにもラグゼブランドにはクランクベイトがラインナップされていたりしますのでチェックしてみてください。
この記事を参考にしつつ、紹介したガマガエルをベイトリールで使ってみて、フロッグのトップウォーターゲームを楽しんでもらえたらと思います。