夏の沖防波堤でエギングロッドを使って多魚種狙いをしてみよう!
夏は暑さが厳しいですが、水中では多くの魚が活発に行動しています。
しかしながら、近場の防波堤などでは人が多く釣りがしにくいことも多いです。
そこでおすすめしたいのが沖防波堤で釣りをしてみる方法です。
その沖防波堤にはぜひ万能なエギングロッドを持っていくとよいでしょう。
今回は夏の沖防波堤における釣りについて解説していきたいと思います。
まず沖防波堤とは?
沖防波堤とは主に大きな波の衝撃を緩和するために設置されていることが多いものです。
大抵の場所で足元から水深が深くなっているところが多いです。
沖防波堤にはその地域にある漁船に乗って渡してもらうという形になります。
出船時間や料金、また予約が必要かどうかというのがそれぞれの場所で決まっていますので、事前に確認しておくようにしましょう。
沖防波堤では基本的に帰りの時間や帰りに乗る場所も決まっていますので、それも同じように確認しておきましょう。
夏の沖防波堤で狙える釣りもの
夏の沖防波堤は実に多くの釣りものを狙っていくことができます。
ここでは5種類紹介しますが、そのどれもがエギングロッドを使って問題なく狙っていくことができます。
のちにおすすめのエギやルアーも紹介しますので、参考にしてみてください。
アオリイカ
夏の沖防波堤では、夏場には岸近くで狙うことが難しいアオリイカも狙っていくことができます。
サイズも1キロくらいまで狙っていくことができますので、エギングファンにはおすすめとなります。
沖防波堤では潮の流れが速いことが多く、その潮の流れに乗ってアオリイカは回遊してきます。
基本的には浅いレンジを狙っていくとよいでしょう。
キジハタ
ハタの1種であるキジハタは沖防波堤ではマズメ時によく釣れます。
エサを追うときには水面近くまで泳いでくることも多いです。
ルアーで狙っていく時にはボトムから水面まで気を抜かないようにして誘ってくるとよいでしょう。
ヒットすると20センチくらいの小型でもとても強いファイトを見せてくれます。
ドラグを強めに設定しておくようにしましょう。
アカハタ
特に暖流の影響がある沖防波堤に多いのがアカハタです。
非常に鮮やかな色と鋭い歯が特徴的です。
小魚から甲殻類まで捕食しますので、それに合わせたルアーを持っていくとよいでしょう。
カサゴ
ほとんどの地域で年中狙っていくことができるのがカサゴです。
カサゴは他に紹介したキジハタやアカハタよりもボトム付近を好む傾向があります。
ルアーが落ちてくる時に特に強く反応してくる傾向があります。
ボトムを意識したリフト&フォールで狙っていくとよいでしょう。
サワラ
沖防波堤ではサワラが回遊してくることも多いです。
大型になると1メートルを越えるようなものも釣れることがあります。
狙っていく時にはメタルジグを基本としていくとよいです。
釣れた時には歯が鋭いですので、気を付けて扱うようにしてください。
夏の沖防波堤でおすすめのエギとルアー
ここでは夏の沖防波堤でおすすめのエギとルアーを紹介していきます。
どれもエギングロッドで使っていくことができますので、ぜひ参考にしてみてください。
デュエル アオリーQ大分型布巻3.5号
夏の沖防波堤でおすすめのエギがデュエルのアオリーQ大分型布巻3.5号です。
夏のアオリイカは500グラムから1キロぐらいまでが対象の大きさとなりますので、基本的な大きさのエギを使っていくとよいでしょう。
使い方はジャーク&フォールとなりますが、特に潮の流れを感じ取りつつ釣りをしていくのが夏の沖防波堤では釣果アップのコツとなります。
エコギア パワーシャッド4インチ
キジハタやアカハタ、カサゴを狙っていく時におすすめなのがエコギアのパワーシャッド4インチです。
地形が平坦な場所ではジグヘッドリグ、複雑な場所ではテキサスリグで使ってみてください。
主にスイミングやリフト&フォールで使っていくのが効果的です。
小魚が多い状況でぜひ使ってみてください。
ジャッカル ウェーバーシュリンプ2.8インチ
エビやカニなどの甲殻類が多い場所で使ってほしいのがこちらのジャッカルのウェーバーシュリンプ2.8インチです。
爪や触覚、足といった細かなパーツが止めていても魚にアピールしてくれます。
ジグヘッドリグやテキサスリグ、またジカリグでボトムを重点的に釣ってみてください。
キジハタ、アカハタ、カサゴ狙いの時におすすめとなります。
メジャークラフト ジグパラショート30グラム
サワラ狙いでおすすめなのがこちらのメジャークラフトのジグパラショート30グラムです。
オーソドックスな形状で使い場所を選びにくいのが特徴です。
サワラ狙いで使うときにはヒットしてから歯で切られる可能性を少なくするために、前についているティンセル付のアシストフックは外し、後ろ側のトリプルフックのみにしておくようにしましょう。
アクションはロッドを30~50センチ程度煽りつつ、リトリーブしてくるとよいでしょう。
沖防波堤に持っていきたいアイテム
沖防波堤では一度渡された後には帰る時間まで簡単に荷物を取りに行ったりすることが難しいので、事前に準備して持ってわたっておく必要があります。
ここでは基本的な沖防波堤に持っていきたいアイテムを紹介していきますので、参考にしてみてください。
ロッドケース
持っていくロッドはロッドケースに入れて持っていくほうがよいでしょう。
ロッドベルトなどで固定して持っていく人も多いですが、荷物の受け渡し時などにできるだけ破損の可能性を低くできるロッドケースに入れておいた方がよいでしょう。
エギングロッドは比較的コンパクトにできその長さ程度だとそんなに高価ではないので、その長さに合ったものを選んでみてください。
クーラーボックス
特に夏の沖防波堤ではクーラーボックスは必需品です。
飲み物を入れて、釣れた魚を新鮮な状態で持っていくために必ず持っていきましょう。
できるだけ大きなサイズのものがおすすめとなります。
キャリー
荷物をまとめて持って移動するときに便利なのがキャリーです。
クーラーボックスや他の釣具をまとめて引っ張っていくことができますので、疲れにくいです。
移動の際には荷物がずれてしまうこともありますので、しっかりと強めに荷物を固定するように止め具を調整するようにしましょう。
ランディングネット
沖防波堤では海面からの高さがあることも多いです。
ですので、釣れた魚を取りこむ時のために柄の長いランディングネットがあるとよいでしょう。
こちらは事前に情報を聞いておき、それに合った長さのものを持っていくようにしてください。
キャップ
沖防波堤では影となる場所がほとんどありません。
夏時期だけでなく安全面からもキャップは常備しておくようにしましょう。
つばの部分が広い物や首回りも日焼けから守る布が付いているものなどを選ぶようにしてください。
偏光サングラス
夏の強い日差しから目を守るためにも偏光サングラスは必携です。
夏の沖防波堤では直射日光だけでなく、海面からの照り返しも強いですので、掛けるようにしてみてください。
レンズは濃いグレーがおすすめとなります。
まとめ
今回は夏の沖防波堤でエギングロッドを使った多魚種狙い、その他に必要なアイテムも併せて紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
岸から釣るのに比べて、魅力的なポイントが多いので、ぜひチャレンジしてもらえるとよいかと思います。
今回の記事を参考にして、体調をくれぐれも崩さないようにしつつ沖防波堤での釣りを楽しんでもらえると嬉しいです。