エギングロッドでシーバス釣りはできるのか? そのときの注意点とは?
エギングロッドはエギを使うことを前提としたロッドですが、扱い方に気を付ければ他の釣りにも流用することが出来ます。
その他の釣りとして多くの人が思い描くであろう釣りが、シーバスフィッシングだと思います。
今回はそのシーバスフィッシングに、エギングロッドを流用するときの注意点と釣り方について解説していきます。
エギングロッドはシーバスフィッシングに流用できる?
エギングロッドはエギングをすることを念頭に置いて作られているロッドです。
ですが、その長さや硬さからいえばシーバスフィッシングに十分流用が効きます。
私も一時期応用してシーバスフィッシングをやってみていました。
その経験からもエギングロッドはシーバスフィッシングに流用できます。
ですが、やはりエギングロッドをシーバスフィッシングに流用するときは、いくつか注意が必要になります。
その注意点を理解した上であれば、シーバスフィッシングにもエギングロッドは流用でき、釣りを楽しむことが出来ます。
その注意点も含めてここからエギングロッドのシーバスフィッシングへの流用について解説していきます。
そもそもエギングロッドとシーバスロッドの違いは何か?
そもそもですが、エギングロッドとシーバスロッドの違いはなんでしょうか?
大きくは次の通りになると思います。
・カーボンの弾性の違い
・テーパーの違い
・アクション重視とリトリーブ重視の違い
この3点がエギングロッドとシーバスロッドの違いかと思います。
まずカーボンの弾性についてですが、簡単に言えばロッドの張りと考えてください。
エギングロッドは高弾性のものが多くパリッとした印象です。
対してシーバスロッドは中弾性のものが多く少し柔らかい印象を受けます。
ロッドは高弾性のものほどアタリは取りやすいですが、アタリを弾いてしまうことも多く、中弾性になればアタリは少し分かりづらくなりますが、アタリを弾くことは少なくなります。
次にテーパーの違いですが、エギングロッドはファストテーパー、つまり先調子のものが多いです。
対するシーバスロッドは、レギュラーテーパー、胴調子のものが多いです。
これは次の違いである、アクション重視かリトリーブ重視かといったところにもつながってくるのですが、ファストテーパーであればあるほどアクションを付けやすく、レギュラーテーパーになればなるほど、リトリーブでのルアーの動きを出しやすくなります。
これらのことからエギングロッドをシーバスフィッシングで使うときには、アタリやリトリーブ時に気を配る必要があることが理解できると思います。
気を配って釣りをすれば十分流用は可能です。
エギングロッドで使いやすいシーバス用ルアーは何か?
エギングロッドでシーバスフィッシングをするときは、ある程度ルアーを選ぶ必要があります。
私のおすすめとしては、
・スピンテール
・軽めのバイブレーション
・小さめのミノー
こういったものがおすすめです。
大型のミノーや重めのバイブレーションは、エギングロッドでは使用を控えることをおすすめします。
なぜならロッドの破損に繋がってしまったり、キャストできたとしてもリトリーブで苦労してしまうからです。
エギングロッドでシーバスフィッシングをするときは、軽め・小さめをキーワードにしてルアーを選ぶことをおすすめします。
まとめ
エギングロッドでシーバスフィッシングをするときについてまとめると、
・経験からしてもエギングロッドでシーバスフィッシングは可能
・エギングロッドとシーバスロッドの違いについて理解し、流用するようにする
・ルアーは軽め、小さめをキーワードにして、スピンテール、小さめのミノーなどを使う
こういったことに注意して置けばいいと思います。
エギングロッドを流用してのシーバスフィッシングは可能です。
注意点や気を配る点には気を付けつつ、流用して釣りを楽しんでみてください。