初心者からのレベルアップに持って来いのエギングロッド!ダイワのエメラルダスシリーズを紹介!
初心者の方が最初にエギングロッドを購入するときには、やはり値段で選んでいることが多いと思います。
しかし、使っていくにつれてもっと長さが欲しいとか、もっと硬いロッドが欲しいなどの要望が出てくると思います。
今回はそんな初心者の方が、次のレベルに向けていくときにおすすめのダイワのエメラルダスシリーズを紹介していきたいと思います。
ダイワのエメラルダスシリーズ
ダイワのエメラルダスシリーズは、エギング用カテゴリーの名称として長年使われてきています。
少しずつマイナーモデルチェンジを行っていますので、時代に合ったモデルがラインナップされています。
最初に現状のエメラルダスシリーズの技術特性について紹介しておきたいと思います。
ブレーディングX
ブランクスの強化、ネジレを抑えるための機能がブレーティングXです。
ブランクスでもっとも力が掛かりやすいバット部分をカーボンテープでラッピングすることによってネジレを抑え、トルクを出すようにしてあります。
このことによって、ジャークのときやキャストのときに、しっかりとブランクスパワーを活かすことが出来ます。
改良型オーバルリールシート
エギングロッドではジャークという激しいロッドアクションを行うため、リールシートはかなり重要です。
リールシートがもし滑り易かったりすると、ジャークに力が入りづらいだけでなく、手の皮が摩擦で向けてしまったりすることさえあります。
その重要なリールシート部分は細身にしてあり、しっかりと握りやすい形状となっています。
上位機種にも搭載してあるものですので、そのメリットは大きなものでしょう。
Kガイド
エギングロッドではしなやかなPEラインを使っていきます。
このPEラインは柔らかい、細い割に強度があるといったメリットはありますが、誰もが悩むのがライントラブルです。
PEラインは価格的にも高いので、できるだけトラブルは避けておきたいものです。
そんなライントラブルにおけるライン絡みを緩和するのがエメラルダスに搭載されているKガイドです。
実際に使ってみると、そのスムーズであるラインの放出が感じられると思います。
キャスティングするだけでも楽しめることと思います。
他にもエメラルダスシリーズはある
エメラルダスシリーズはロッドだけではありません。
他にエギング専用のリール、エギ、他にもラインなどの用品までエメラルダスの名前が入っています。
同一のメーカーであるので、組み合わせて使っていくとよいと思います。
次にその中でも特に一緒に使ってもらいたいリールを紹介しておきます。
一緒に使ってもらいたいリール
ダイワのエギングリールにはエメラルダスと名前が付いたモデルのリールは3機種ありますが、今回エメラルダスロッドと一緒に使ってもらいたいのは、ベーシックモデルのエメラルダスです。
ベーシックモデルとはいえ、錆に対応するためのマグシールドや、ATDといったドラグシステム、エアローターなどの機能をしっかりと搭載してあります。
また、エギングではフォールのときにはリールのハンドルから手を離す人が多いと思います。
再度握り直すときには、そのハンドルノブの大きさや素材が大事になってきますが、エメラルダスではシングルハンドルには大きめのEVAノブ、ダブルハンドルにはつまみやすい小型のEVAノブを採用しています。
さらにですが、エギング専用のリールとして、スプールは浅溝タイプを採用してあります。
エギングで最も使われることが多いPEラインの0.8号は150メートルを基準としてありますので、下巻きを入れずともよい設計となっています。
ノーマルギアとハイギア、またそれぞれにシングルハンドル、ダブルハンドルが用意してありますので、自身に合ったものを選んでみてください。
エメラルダスシリーズのラインナップ
エメラルダスシリーズには全部で10種類のラインナップがあります。
ショアエギングモデルとボートモデルに分けてあるので、選びやすいのもエメラルダスシリーズの良い点でしょう。
それではそれぞれの解説を行っていきます。
80M
ショアエギングモデルで最も短いロッドです。
ショートロッドでは、操作性がよく、1日を通して釣りをしていても疲れにくいといった特徴が出来ます。
秋や春のサイトフィッシングでは、その操作性がより活きてくることでしょう。
83ML
ショートレングスでミディアムライトパワーのライトエギングロッドです。
特に秋の見える範囲にいる500グラム以下のアオリイカ釣りで効果を発揮してくれることと思います。
ライトなエギングでは、ラインスラックの扱いがキーとなってきますので、そういったことが行いやすいロッドとなっています。
83M
中間的なモデルとなるのが、こちらの83Mです。
長さ、硬さともに中間的であると、使うシチュエーションを選びにくいので、もし1本でいろんな状況に対応していきたいという場合とか、陸っぱりで移動が多いような場合はこのモデルを使っていくとよいと思います。
86ML
先に紹介した83MLより少し長めのロッドです。
このちょっとした長さですが、実際の釣り場では足場の高さや、風に対しても対応がしやすかったりします。
このようなシチュエーションを想定するのであれば、このモデルがおすすめとなります。
86M
先に紹介した83Mのレングスを伸ばしたモデルです。
一般的に使われることが多い3.5号というエギをメインに使っていくときに使いやすいロッドでしょう。
最も一般的なジャーク&フォールで誘っていきたいときにおすすめのモデルです。
86MH
特にイカが大型になる春の産卵シーズンに使ってもらいたいモデルです。
春のイカはエギに抱き着く力が強く、ヒットしてからのジェット噴射も強力です。
そういったイカをヒットからランディングするにはやはりパワーが必要です。
このモデルくらいのパワーがあれば問題なく対処できるでしょう。
89MH
ロングキャストしたい方におすすめのモデルです。
他のアングラーが多いときにロングキャストし、遠浅の砂浜でのサーフエギングに使っていくとよいと思います。
また、ルアー釣りなど、他の釣りにも応用しやすいモデルだと思います。
66M-S BOAT
エメラルダスのボートエギングシリーズは名前にボートと付いているので分かりやすいです。
この66M-S BOATは最もショートレングスのロッドで、小さなボートでのいろんな角度からのキャストがしやすいです。
またティップがより近く見やすいので、イカメタルの釣りにも対応できることと思います。
72M-S BOAT
ボートエギングでは重たいエギを使ったティップランという釣法が用いられますが、こちらのモデルはその釣法に合ったモデルとなっています。
応用範囲が広く、最大60グラムまでのエギを想定した仕様となっています。
乗合船で使ってみてもらいたいモデルです。
76M-S BOAT
先に紹介した72M-S BOATのレングスを伸ばしたモデルです。
ちょっとした長さの違いでより深いところを狙っていくときの抵抗などを軽くできることと思います。
また船の上下に対しても対処しやすいでしょう。
まとめ
今回は初心者の方のステップアップモデルとしておすすめのエギングロッド、ダイワのエメラルダスシリーズを紹介してきました。
リールやラインも同じエメラルダスシリーズから選ぶことができますので、使用用途にあったものをセレクトしてもらえるとよいと思います。
それでは今回の記事を参考にして、ぜひご自身にあったタックルセレクトをしてみてくださいね。