エギングロッド1本で楽しむ秋のアオリイカの数釣り編

エギングロッド

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釣りは一年中楽しむことができますが、何と言っても一番のシーズンは秋口ではないでしょうか。

一年の中でも最も多くの魚種が狙えるこのシーズンは、アオリイカ釣りの数釣りのベストシーズンでもあります。

そこで今回は初めてエギングをやるという人を対象にエギングロッドで楽しむアオリイカの数釣りについて書きたいと思います。



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エギング入門編秋のシーズンにアオリイカの数釣りを楽しもう!

この10年間でソルトルアーの世界は誰もが驚くほどの目覚ましい進歩を遂げてきましたが、その中でもアオリイカを狙った「エギング」はトップクラスの進化を見せてきました。

専用ロッドも各メーカーから数多く発売されてきましたし、雑誌やTVといったメディアにはプロの方々が登場して新製品のエギを使った実釣解説などを連日繰り広げています。

しかし、普段エギングを全くしないアングラーの中にはエギングに対してまだまだ敷居が高いイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。

難しいカタカナの専門用語などが多く登場して、初心者は挑戦しても釣るのは難しいのではないかと考えているアングラーもいらっしゃるかもしれません。

しかし、実はエギングというのは時期によって難易度が大幅に変わる釣りなので、良い時期を狙えば初心者でも比較的簡単に釣ることができるのです。

それはいつ頃かと言えばずばり秋のシーズンです。

秋は卵から孵化した小イカが大きく成長する為に積極的にエサを取る時期であり、エギへの反応も抜群に良くなります。

また、個体数も非常に多いので同じエギで攻め続けてもスレるまでに時間が掛かり、結果的に同じポイントで数釣りを楽しむことも容易になります。

絶好のエギング入門である秋のシーズンに是非ともエギングに挑戦してみましょう。



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ポイントについて

秋のシーズンは基本的に沿岸部であれば漁港を筆頭にどこにでも釣れる可能性があります。

その中でも、テトラポッドなどの障害物や捨石、そして沈み根など小魚が集まりやすいポイントにアオリイカも多く生息しています。

また、例年の実績ポイントは昼夜を問わず数多くの釣り人が攻めているので、どうしてもアオリイカに対するプレッシャーが高くなるので釣りづらくなってしまいます。

先入観にとらわれず気になったポイントは取りあえず竿を出してみるというスタイルが好釣果を生み出すので意識してみて下さい。

また、障害物や根があるポイント以外にも、アオリイカは別名モイカと呼ばれるように、藻の周囲を好んで生息する習性があります。

なので、藻場がある堤防や護岸などもくまなくチェックしてみて下さい。

使用するロッドについて

秋のシーズンは皆さんがエギングに対して持っているイメージそのもの、つまりロッドを激しく動かしてしゃくり上げて誘うスタイルが主流となります。

よって、パワー重視のものよりも、できるだけ軽量で操作性に優れたエギングロッドを使用することをおすすめします。

また、長さは遠投して広範囲を探ることを考慮すると比較的長めのロッドを使用して下さい。

最近ではエギング入門セットとしてエギも何個か付属したものが釣具店に売られていますが、大変安価で入手できる分、それほどロッドの品質自体はよくありません。

ですので、長期的にずっと使用したいという方は、ダイワやシマノ、メジャークラフトから販売されているモデルを購入することをおすすめします。

多少値段は張るかもしれませんが、安心して使用することができます。

使用するリールについて

秋のシーズンは小型のスピニングリールで問題ありません。

常にロッドを動かしてアクションを加え続ける釣りになるので、できる限り軽量化を目指して疲労感の軽減を図りたい所です。

使用するラインについて

使用するラインは、PEラインの0,8号前後をおすすめします。

あまり太いラインを使用するとしゃくっても遠くのエギに力が伝わりにくく、エギが動きにくいので注意して下さい。

最近は号数表示上は細くても大変強度のあるラインが続々と販売されているのでこのくらいの号数でも十分に楽しむことができます。

また、PEラインは細ければ細い程、遠投性能に優れているので広範囲のアオリイカを探ることができる点も見逃せません。

ショックリーダーはナイロンラインの2号から3号をメインで接続したので構いません。

使用するエギについて

確かに小型のエギの方がアタリ自体は多くなる傾向がありますが、あまりにも小さいサイズはヒットしても結局リリースするより他に無いので、最初からある程度のサイズに絞って釣れるように、2.5号から3号前後を使用しましょう。

こんな大きなエギを使って本当に釣れるのかと思う人も多いかもしれませんが、アオリイカは非常に獰猛で自らの体長の2倍近くあるようなサイズの小魚や甲殻類などにも積極的にアタックしてくるので問題なく釣れます。

また、初心者の場合はある程度エギに重さがあった方が底取りなどがやりやすいので、結果的に小さいエギを使用するよりもよく釣れることが多いです。

釣果面と操作性の両面においてメリットがあるので、使わない手はありません。

エギは予算に余裕があればメーカーから販売されているものを購入すれば良いですが、正直な所始めは安いエギでも十分なので、無理にメーカーものに手を出す必要はありません。

釣り方について

釣り方としてはエギをキャストして着底後、できるだけメリハリをつけてしゃくって誘うようにして下さい。

細かいシャクリ方については動画などで数多く挙げられているので実際に映像で確認した方が分かりやすいと思います。

アオリイカは基本的にしゃくり上げられたエギが再び落ちていくフォール中にヒットすることが多いので、ラインが途中でふっと止まるようなことがあれば素早くアワセを入れるようにして下さい。

エギングはルアー釣りと違って明確に手元にアタリが伝わることは少ないです。

糸ふけの動きなどは常に注意して下さい。

また、この時期のアオリイカは針に掛けそこなっても何度も繰り返しアタックしてくるので、あきらめずに足元までしっかりと探って下さい。

数釣りのコツ

とにかくアタリが無くなればすぐに移動して広範囲を探り歩くことです。

一ヵ所で粘っていても数を伸ばすことはできません。

また、アクションやエギのカラーを変えるなど一ヵ所で出来る限り数釣りを行う努力を欠かさないようにすることも重要です。

小さいものはリリース

最近は全国的にエギングが大ブームとなっていることもあり、有名ポイントでは連日数多くの釣り人がエギをしゃくっている光景に出会います。

それと同時に以前に比べて釣れるサイズが小さくなったり数が減少している傾向は恐らくどこの釣り場にもあると思います。

秋のシーズンに釣れるモイカは警戒心がほとんど無くて簡単に釣ることができますが、その分無差別にキープをしていればすぐに居なくなってしまうので、小型のものはできる限り手を触れずにリリースしてあげて下さい。

アオリイカは成長が早いので数週間後には倍以上の大きさになっていることも珍しくありません。

この釣りを末永く楽しむ為にも1人1人が意識したい所です。

まとめ

今回は初心者の方を対象にした秋のアオリイカの数釣りに関して書きましたがいかがだったでしょうか。

秋は気候も大変良く、アオリイカの活性も非常に高いので初心者がエギングを始めるにはまさにベストシーズンと言えます。

興味のある方はあまりこの釣りを難しく考えずに是非エギングロッドを担いで近くの海に出かけてみて下さい。







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